第2期の三玖は“目がハートなくらい”愛情たっぷり! 冬アニメ『五等分の花嫁∬』声優インタビュー第3回:中野三玖役・伊藤美来さん
いよいよ、2021年1月7日から放送がスタートするTVアニメ『五等分の花嫁∬』。大好評だった第1期から、さらにラブコメ色が強くなって帰ってきました!
風太郎に対する五つ子からのアプローチも強力で、五つ子のかわいさはさらにパワーアップ! 風太郎ははたして誰と結ばれるのか、五つ子は赤点を回避することができるのか、見逃せないポイントが盛りだくさんです。
アニメイトタイムズでは、中野家の五つ子を演じるキャストに、第1期を振り返っていただきつつ、第2期の見どころも語ってもらうリレーインタビューを実施。
第3回は、中野家の三女・三玖を演じる伊藤美来さんが登場!
【インタビューバックナンバー】□第1回 一花役・花澤香菜さん
□第2回 二乃役・竹達彩奈さん
□第3回 三玖役・伊藤美来さん
□第4回 四葉役・佐倉綾音さん
□第5回 五月役・水瀬いのりさん
三玖の人気を支えた伊藤美来さん。三玖の変化や成長をどう感じたのか?
ーー放送時期が2021年1月に決まったときの率直な感想を教えてください。
中野三玖役・伊藤美来さん(以下:伊藤):『五等分の花嫁スペシャルイベント in よみうりホール』で第2期の制作発表をしてから、みなさんもいつから始まるのかなとウズウズして待ってくれていたと思うので、放送時期が発表できたときは嬉しかったですし、私自身この作品のファンなので、(次は原作の)どこまでやるんだろうとか、いろいろ想像しながらワクワクしていました。
ーーキャストとしても、ファンの熱量は感じていましたか?
伊藤:反響の大きさは感じていて、作品自体もそうですし、三玖というキャラクターから私を知ってくださった方もすごく多いので、周りの期待の大きさは、今でもひしひしと感じていますね。
ーー第1期での三玖の変化や成長を、どう感じていましたか?
伊藤:第1期の三玖は心の変化が分かりやすく見えた子だったんじゃないかなと思います。風太郎への気持ちもそうだし、そこから勉強につながって、その勉強自体も五つ子の中で考えても、より頑張っていたのかなと。
そこから、風太郎への気持ちを隠さないようになったというのが、一番大きな気持ちの変化だと思います。第12話で、一花に宣戦布告をするような場面もあったので。
だから第2期は、風太郎への想いが募った状態で始められたらいいなと思っていました。目がハートくらいの気持ちで(笑)。
ーー第1期で印象的だったシーンを教えてください。
伊藤:やっぱり一番印象に残っているのは第2話です。三玖がガラッと変わったのはここからだということがしっかり分かる話数でもあったので。
今ではツンケンしているほうが珍しいので貴重だし、自分の好きなことを、自分より詳しい風太郎に、その知識の多さから好意を持ち始めて、自分に自信がないと悩んでいたことも、風太郎がひと言で解消してくれて、勉強をこれから頑張っていこうと思った瞬間でもあったんですよね。そうやって、風太郎に対して気持ちが変わっていったので、三玖のいろいろなターニングポイントになった話数ではないのかなと思いました。
ーー三玖の気持ちが変わるのが一番早かったですしね。
伊藤:はい。かなり早めに落ちていきました(笑)。
ーー第2話で「一人ができることは全員できる」と言われたところもそうですが、「平等じゃなく、公平にいこうぜ」と言われたシーンもいいですよね。
伊藤:確かに! 第1期は、パッと出てくる三玖の印象的なシーンが多いですよね。かまくらのところでは風太郎との距離も近くなるし、意外と大胆っていう。風太郎も、何で(三玖の気持ちに)気づかないんだろうって思うし、電話をしているときに顔を近づけてきたり、何でそんなことできるの?っていう距離感で来るんですよ。
ーードキドキさせるだけさせますからね。ちなみにアフレコでの風太郎とのやり取りはいかがでしたか?
伊藤:風太郎は台詞量も多いし、演技でも引っ張ってもらっていました。第1期の頃は(風太郎役の)松岡(禎丞)さんからアドバイスをいただいたりして、距離も縮まったんですけど、第2期のアフレコでも一緒になることは多くて、私的にもより仲良くなれている気がします。
ーー三玖以外のシーンではどうですか?
伊藤:五月のスキーのシーンが好きです。リフトの上で風太郎に見つけられたときの五月の泣きそうになる顔がたまらなくかわいくて! そこで隠していた気持ちとかがちょっと出るところもいいですよね!
ーー 一花に変装していた五月を風太郎が見破るところですね。
伊藤:そうです。風太郎カッコいいな!って思った瞬間でもあり、五月と仲直りできて良かったなって思いました。そのあと風太郎は熱で倒れちゃうんですけど。