冬アニメ『蜘蛛ですが、なにか?』の見どころに5つのポイントから迫る!|蜘蛛のモンスターとして異世界転生を果たした元人間の女の子“私”の生き様を見よ!
WEBサイト“小説家になろう”に投稿されたWEB小説を原作とし、カドカワBOOKSより書籍化を果たしたライトノベル『蜘蛛ですが、なにか?』。主人公の女の子が蜘蛛のモンスターとして生まれ変わる……そんな一風変わった物語で人気の本作TVアニメが、遂に2021年1月より放送開始となります。
元人間の女の子がモンスターとして弱肉強食の世界へ放り込まれ、どのようにして生き延びていくのか。その点が気になる方は多いと思います。本稿ではそんな本作の見どころに5つのポイントから迫ります。作品視聴の際の参考になれば幸いです!
冬アニメ『蜘蛛ですが、なにか?』5つの見どころ
1.人間世界とは明らかに違う生態系が描かれる
タイトル通り元人間だった主人公の“私”は、蜘蛛として転生を果たします。それこそ世界に生を受けるところからスタートとなるので、人間としての頭脳は残ったままではあっても体は幼体なのではじめは結構無力です。
しかもそんな非力な状態で、人間社会とは根底からルールが違う弱肉強食の世界に放り込まれるのです。“私”は自分ひとりで食べ物や住処を用意しなければならない訳ですが、転生前は女子高生だった“私”が蜘蛛としての生をどう受け入れていくのかもポイントになるでしょう。
2.“私”が最強な部分はメンタル
最近の異世界転生物の鉄板と言えばやはり主人公が“最強”であること。ゲームのようなファンタジー世界とはいえ、目覚めたら人間ではなくなっていたとすると、普通はかなり動揺を覚えそうなものです。
しかし本作の主人公“私”はその点で悩むことは無いといいますか、割とお気楽に開き直ってしまうところがあります。決断が速いといいますか、生き残るための行動をガンガン起こしてくれるので、見ていて気持ちよくなってくる人もいるのではないでしょうか。
キツイ状況でもなんとかしようと考え続けますし、新しく何かを思いついたらとにかく試してみる。いっそ視聴者側からすると、この蜘蛛としての生を楽しんでいるのではないか? と思えてくるところがあります。この点はぜひ一度注目してみてください。
3.もう一人の主人公的存在がシュン
この世界には“私”以外の人間も何人か転生してきているようで、シュレイン・ザガン・アナレイトこと“シュン”とその周囲のキャラクターたちが該当します。彼らは“私”が蜘蛛として体験中の魔物たちとの生存競争に直接関わる訳ではなく、“私”の周り以外の本作の世界でどのような動きがあるのかを知らしめるような立ち位置です。
“私”が魔物たち側から見た世界だとするならば、シュンが人間側から見た世界を描いている……と言えばわかりやすいでしょうか。シュンの側だと人間たちの社会がどのように形成されているのか、人間以外に本作の世界にどのような種族が存在しているのか、このあたりの事情がわかりやすいのです
また他の転生者たちと関わるのも主にこちら側の視点になります。シュンたちの視点をじっくり見ることで、誰がどんな姿になっているのか追いかけていくのも楽しいかも知れません。
4.2つの視点で世界の謎に迫る
“私”と“シュン”のふたつの視点があることと、この二者が物語中で実際に関わることはあまり無いことは先ほど述べました。しかし、その行動までが関りがないかと言えば、そうではありません。なんと互いに起こした思わぬ行動が、お互いの事情に影響し合うことがあるようなのです。
蜘蛛である私と人間のシュン。別々の場所で別々の状況で生きる両者が、どうすればお互いの状況に影響し合うのか。なぜその行動が別の視点の出来事に繋がっているのかなど、細かい部分を見つけながら視聴してみてください
5.“私”の前に立ちはだかるモンスターたち
モンスターである私が目を覚ますのは、魔物たちが巣食う迷宮の中。弱肉強食の世界とは先ほど紹介しましたが、私のような蜘蛛以外にもいろいろな種類のモンスターが作中に登場します。
そういう相手と私は戦って生き残っていかなければならないのですが、時には倒した相手を食料にすることもあります。
食べた相手によっては、生き残る上で役に立つスキルを習得できることもあるようです。そんなモンスターたちの種類が非常に多彩、かつ個性的です。
それこそ某モンスターをハントするゲームのように、生態や習性まで細かに設定されていると見受けられるほど。ぜひモンスターたちのデザインや、細かい習性や生態の部分にも目を向けてみてはいかがでしょうか。
以上、冬アニメ『蜘蛛ですが、なにか?』の見どころを5つのポイントでご紹介しました。突如蜘蛛として生まれ変わった女の子が、モンスターたちの巣食う世界でどのように生き残っていくのか……!? この冬はぜひ本作に注目してみてはいかがでしょうか!
TVアニメ『蜘蛛ですが、なにか?』作品情報
放送情報
・TOKYO MX、BS11ほかにて2021年1月8日より毎週(金)放送!
AT-X:1月8日より 毎週金曜 21:30~
リピート放送:毎週(火)9:30/毎週(木)15:30
TOKYO MX:1月8日より 毎週金曜 22:30~
BS11:1月8日より 毎週金曜 23:00~
KBS京都:1月8日より 毎週金曜 24:00~
サンテレビ:1月8日より 毎週金曜 24:00~
テレビ愛知:1月8日より 毎週金曜 27:05~
配信情報
・ひかりTVにて地上波先行・単独最速配信決定!
ひかりTV:1月8日より 毎週金曜 22:00~
dTVチャンネル:1月12日より 毎週火曜 22:30~
ABEMA:1月13日より 毎週水曜 22:00~
その他サイトも1月15日(金)22:00以降、順次配信予定。
詳細は各配信サイトをご確認ください。
■見放題サイト
dアニメストア
NETFLIX
フジテレビオンデマンド
バンダイチャンネル
Hulu
Amazon
J:COMオンデマンド
ビデオパス
TELASA
アニメ放題
U-NEXT
あにてれ
■都度課金サイト
Rakuten TV
PlayStation(R)Video
DMM.com
ビデオマーケット
HAPPY!動画
クランクイン!ビデオ
ムービーフルplus
1月18日(月)22:00以降、順次配信開始予定
GYAO!
niconico(ニコニコ生放送/ニコニコチャンネル)
※配信日時は変更になる場合がございます。予めご了承ください。
イントロダクション
女子高校生だったはずの主人公<私>は、突然ファンタジー世界の蜘蛛の魔物に転生してしまう。しかも、生まれ落ちたのは凶悪な魔物の跋扈するダンジョン。
人間としての知恵と、尋常でないポジティブさだけを武器に、超格上の敵モンスター達を蜘蛛の巣や罠で倒して生き残っていく……。
種族底辺・メンタル最強女子の迷宮サバイバル開幕!
スタッフ
原作:馬場翁
『蜘蛛ですが、なにか?』(カドカワBOOKS刊)
原作イラスト:輝竜司
監督:板垣伸
シリーズ構成:馬場翁 百瀬祐一郎
キャラクターデザイン:田中紀衣
モンスターデザイン:鈴木政彦 ヒラタリョウ 木村博美
チーフアニメーター:吉田智裕
美術監督/美術設定:長岡慎治
色彩設計:日比智恵子
撮影監督:今泉秀樹
編集:櫻井崇
CGディレクター:山口一夫
CGアニメーション制作:exsa(制作協力ENGI)
音楽:片山修志
音響監督:今泉雄一 板垣伸
助監督:上田慎一郎
アニメーション制作:ミルパンセ
製作:蜘蛛ですが、なにか?製作委員会
キャスト
「私」:悠木碧
シュン:堀江瞬
カティア:東山奈央
ユーゴー:石川界人
スー:小倉唯
フェイ:喜多村英梨
フィリメス:奥野香耶
ユーリ:田中あいみ
ユリウス:榎木淳弥
アニメ公式サイト
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