アニメ
アニメ『呪術廻戦』榎木淳弥×木村 昴 声優インタビュー

木村昴さんの“強さの美学”に東堂はピッタリ! その稀有さに榎木淳弥さんが感じたものは? ついに“京都姉妹校交流会編”が始まったアニメ『呪術廻戦』声優インタビュー【第2クール放送記念】

『週刊少年ジャンプ』(集英社刊)で連載中の人気マンガ『呪術廻戦』。現在、アニメ第2クールが絶賛放送中です! 

ふとしたことから「両面宿儺(りょうめんすくな)」という呪いを自らの魂に宿すことになった高校生の虎杖悠仁(いたどり ゆうじ)が呪術師の専門機関に入り、呪いとの戦いを繰り広げていく物語です。

アニメイトタイムズでは第2クール放送を記念して、キャスト連続インタビューをお届け! 第1回は虎杖悠仁役・榎木淳弥さん、東堂 葵役・木村 昴さんです!

 

《第2クール:インタビュー記事バックナンバー》
□01 虎杖悠仁役・榎木淳弥×東堂葵役・木村昴
□02 パンダ役・関智一×究極メカ丸役・松岡禎丞
□03 釘崎野薔薇役・瀬戸麻沙美×禪院真希役・小松未可子×禪院真依役・井上麻里奈

《第1クール:インタビュー記事バックナンバー》
□01 虎杖悠仁役・榎木淳弥
□02 両面宿儺役・諏訪部順一
□03 五条 悟役・中村悠一
□04 釘崎野薔薇役・瀬戸麻沙美

 

力を入れすぎない芝居が東堂の強さを際立たせる!?

ーーTVアニメ『呪術廻戦』も1クール分が放送されましたが、実際に映像を見ていかがでしたか?

虎杖悠仁役・榎木淳弥さん(以下、榎木):原作から変わったアクションもあったので、それが新鮮で面白かったです。漫画なら漫画の表現や見せ方があるので、それが動画になったとき、見る人にどう伝えるのか、それがすごく考えられた映像になっていると思いました。

東堂 葵役・木村昴さん(以下、木村):呪いや化け物が出てくる作品って、これまでもありましたけど、やっぱり男心をくすぐられるというか。個人的に影響を受けやすいタイプなので、観終わったあとに術を出したくなるんですよ(笑)。そういうワクワクするところがあるし、映像が非常にカッコ良いな!と。すごく月並みな言い方になっちゃうんですけど。

ーー「カッコ良い」はすごく的確な表現だと思います。

木村:戦闘シーンのアクションがすごいですよね。腕を掴まれてぐるんと回されたり、そこから空中に行ったり。両面宿儺が戦っているところがめっちゃカッコ良かったんですよ。

榎木:伏黒と戦っていたところかな? それだったら第5話だね。

木村:そうそう! 伏黒と少年院の前で。そこがカッコ良かったというのが第一印象でした。

ーー榎木さんは、具体的にどの戦いが良かったですか?

榎木:どの話数もすごいですけど、新しいところだと第11話冒頭の、七海建人(CV.津田健次郎)と真人(CV.島﨑信長)の戦いは、呪力の流れ方みたいな表現が墨汁をバッとやったような、太めの線で表現されていたのが面白かったです。

そこからの戦いも人間離れしているようで、人間臭い動きをするというか。七海は人間ですけど、その身体能力を極限まで高めたような動きをしているのがすごく良いんですよ。走っているところの躍動感もすごかったです。

ーー戦いごとに表現の仕方も工夫されてて、それが面白いですよね。

榎木:やっぱり動画にしたとき、どう見せたらカッコ良いのかというのは、よく練られていると感じますね。

ーー木村さんが演じている東堂は第8話で登場しましたが、役を作るときは、どんなやり取りがありましたか?

木村:そうですねぇ……「強い奴ですよ」って(笑)。で、強い奴の僕のイメージなんですけど、めちゃめちゃ筋骨隆々で、イカつい感じというか。見た目から強そうな感じがあるので、いろいろトライはしてみたんですけど、「もう少し人に興味がなくて、飄々とした感じで」と言われて驚いたんです。

でも、「なるほどなぁ」って。むしろ力が入っていないほうが恐ろしい感じが出るのかもしれないと思って、すごく納得しました。だから、非常に演じがいがありますし、演じていても楽しいんですよ。

それに第8話の収録って、確かひとりだった気がするんです。相手がいなかった分、すごく自由にやらせてもらった感じだし、東堂というキャラクターに対して時間をかけて作ることができたのが良かったですね。それにこういうキャラ、すごく好きだし。

榎木:それは個人的な趣味?

木村:やっぱりデカいキャラは好きなんですよ(笑)。

榎木:よくやっているイメージはある(笑)。

木村:そうなんです。馴染みもあるし、子供の頃から、たとえば『マリオカート』をやると、ドンキーコングを選んじゃうし。質量こそ強さの証!みたいなキャラが好きなんです。

榎木:分かる。ゲームとかって自分の好きなタイプを選んじゃうよね。

木村:武器とかも、なるべくデカい武器を選んでしまうから、自分の強さの美学に東堂がハマっていたのがうれしかったです。

ーーちなみに榎木さんは、ゲームだとどういうキャラを選びがちですか?

榎木:僕はマイナーキャラを使う傾向にあるんですよ。使いにくい、みんなが使わないクセのあるキャラが好きで、そういう美学とかはあるのかもしれないですね。

木村:あるんじゃないですかね。それぞれの自分が思う強さみたいなものが。

ーーただ、お芝居の面では、見た目から考えたら、少し抑えたものになったんですね。

木村:そうですね。途中からの登場だったので、第8話までのみなさんのお芝居の雰囲気も聞かせていただいて。すごくナチュラルで、飾らないお芝居をなさっている印象だったんです。特に虎杖悠仁なんて、飄々としているじゃないですか。

だからみなさんが積み上げていった雰囲気を考えて、そこに溶け込みたいなと思いました。ただ、「身長(タッパ)と尻(ケツ)がデカイ女がタイプです!」とか、文字がダダダダダ!って出てくるところ以外は、なるべく力まずやっています。

榎木:アニメのセオリーよりは抜いている感じがあったから、新鮮に見えてました。

木村:ありがとうございます! 力まずにやることに楽しさを感じたので、声優・木村昴としても学びになっているキャラクターだという実感はあるし、榎木さんのお芝居も勉強になります!

榎木:いやいや! 僕も毎回昴さんのお芝居を聞いて、楽しませてもらってます。とにかく面白いんです。想像もつかないところから来るから、ここをそうやるんだ!って思うことが多いです。

やっぱりファンキーじゃないですか。生き方が! それがすごく東堂にマッチしてて、他の人がマネできないようなことをしているのが面白いし、声優業界を見渡しても稀有な方だと思っています。

木村:マイブラザーが良いことを言いますね!

 

(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
おすすめタグ
あわせて読みたい

関連商品

おすすめ特集

今期アニメ曜日別一覧
2025年冬アニメ一覧 1月放送開始
2024年秋アニメ一覧 10月放送開始
2025年春アニメ一覧 4月放送開始
2024年夏アニメ一覧 7月放送開始
2024秋アニメ何観る
2024秋アニメ最速放送日
2024秋アニメも声優で観る!
アニメ化決定一覧
声優さんお誕生日記念みんなの考える代表作を紹介!
平成アニメランキング