和氣あず未さん、高野麻里佳さん、大橋彩香さん、木村千咲さん、上田瞳さんらがチーム<スピカ>の成長にも注目! 冬アニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』キャストインタビュー【連載第5回】
大橋さんの新年に向けたとある誓い。その結果は?
――第4話まで放送された中で印象的だったシーンやセリフをお聞かせください。
高野:私は第1話でのテイオーのウイニングライブですね。第1話から特殊エンディングだったこともそうなんですけど、「格好いい!テイオーよかったね〜」という反面、汗がじわっとなっているトレーナーの姿に「やめてよ!」って。期待と不安が残る第1話だったからこそ、応援したい気持ちがさらに募っていきましたし、第2話が気になる上手い作りをしていたなと思います。
第1話は第1期からの橋渡しでもありますから、うまいことキャラクターの魅力を引き継いで作られているとも感じましたね。
上田:シンボリルドルフのレースシーンも本当に格好良かったです。弊社(青二プロダクション)先輩の高塚(正也)さんの実況も迫力がすごくて、聞いたときに鳥肌が立ちました。普段の実況(声:明坂聡美さん)とはまた違っていて、いろんな意味でレースシーンの楽しみ方が増えたなと感じた第1話でしたね。
それから、連載第1回の及川監督たちのインタビューを読ませていただいたんですが、名前のないモブウマ娘も「『このウマ娘はあの競走馬なんじゃないかな?』となるように作っています」と話されていて。そこもいろんな競馬ファンをキャッチできるポイントなのかなって思いました。
和氣:私も第1話なのですが、シンボリルドルフのレースに憧れている幼いテイオーがとにかく可愛かったです。ウマ娘って小さい頃から足が速かったり、スポーツができたりと身体面では優秀だと思うんですよ。
でも、やっぱりこうやって憧れを持つのは素敵だなぁって。スペちゃんも北海道にいた頃、画面の向こうでレースをしているウマ娘たちに憧れて、自分もああなりたいと思って上京してきた子だったので、親近感が湧きました。
大橋:私は、第3話でウオッカが出店のところで「食べ過ぎないように気をつけないと」ってセリフを言うシーンですね。台本を読んだ時に、私も新年は食べ過ぎないように気をつけよう!と思ったのに、実際に年が明けてみたら……めちゃくちゃ食べてしまいました(笑)。
高野:ダメだったんだ(笑)。
大橋:アフレコの時の誓いはどこへ行ってしまったんだろうって。ウオッカとしてああ言っておきながら、自分は食べ過ぎに気をつけられなかったのが印象的でしたね。
木村:大橋節がすごいな(笑)。
上田:第3話では、ツインターボがしかけて「妥当<スピカ>!」って矢文を放つシーン。あの一連の流れのチーム<カノープス>は可愛いですよね。
――チーム<カノープス>もみんないいキャラしていますよね。
上田:めちゃくちゃ可愛いです。私はチーム<カノープス>でマチカネタンホイザが一番好きなんですけど、この子は一部の鼻血ファンにめっちゃ刺さると思っていて(笑)。もともとマチカネタンホイザを好きなトレーナーさんは、初登場シーンから心を鷲掴みにされていると思います。でも、チーム<スピカ>のメンバーはツインターボ推しが多い気がしますね。
木村:ツインターボ可愛いです!
上田:何事にも全力疾走で、ずっと一生懸命なところがツインターボはいいですよね。競走馬が大逃げの馬だったから、猪突猛進なところが性格に反映されて魅力的なキャラに仕上がっているのかなって思います。