アニメ『呪術廻戦』パンダ役・関智一さん×究極メカ丸役・松岡禎丞さんインタビュー│関智一さんが感じた『どろろ』に通ずる世界観！　松岡禎丞さんは“五条先生になんとかしてほしい”くらいキャラクターに感情移入？

霊の存在を信じたい。でも……？

――呪霊などの存在を信じていますか？　また感じた経験はありますか？

関：霊を見たことや感じたことはほとんどありませんが、マンガを読んで育ってきたせいか、中二病的な感覚で、そういう世界があってほしいなと思います。あと死に対する恐怖が強くて、無になるのが怖いんですよね。

だから死んだ後に世界が広がっていたら助かるなと思うので、信じたい気持ちはあります。ちなみに最近、量子物理学の研究の中で、人間の意識が死後もさまよい続けていて、運が良ければ波長が合った何かに入ることがあるという説が研究されているそうで。

量子物理学は成果を上げているので、それが証明されれば死に対しての恐怖など捉え方も変わってくるんじゃないかなと思っています。

松岡：霊を感じたことはありませんが、世の中には説明できない現象がありますよね。フェイクだったり、裏があるようにも思えるけど、もしその場にいたら鳥肌が立つくらい、ではすまないことがたくさんあって。

だから霊的なものもあるのかなと思いつつも、僕はビビりなので、あまり関わりたくはないです。お化け屋敷くらいだったら大丈夫なんですけど、映画などでよくある、とりつかれたり、家の中をめちゃくちゃにされちゃうのは怖いです。信じたい気持ち8割、残りの2割はいてほしくないと思っています。

第16話はパンダとメカ丸の対照的なファイトスタイルとバトル後のメカ丸に注目を！

――では改めて第16話の見どころと、京都姉妹校交流会編の注目してほしいポイントを教えてください。

関：まず第16話でのパンダVSメカ丸は、肉弾戦のパンダと攻撃も武器的なメカ丸という対照的なファイトスタイルによるバトルをお楽しみください。

パンダの新しい戦闘スタイルも見られるかも。今後も両校のメンバーによるバトルの中で、それぞれのキャラクターの過去や背負うものが見えてきますので、1話たりともお見逃しなく。

松岡：第16話はパンダとメカ丸のバトルが見どころの1つですが、2人の過去に触れるシーンがあったり、バトル後にはメカ丸の本音が語られます。

見てくださった方が共感してくれたらいいなと思っています。そして交流会のバトルも激しさを増していきますし、予想外の展開も！　ぜひお楽しみに！

京都校メンバーの登場で作品に深みを与えられたら。パンダとメカ丸の今後にも乞うご期待！

――では最後に皆さんへメッセージをお願いします。

関：原作ファンの方やアニメを1話からご覧になってくださっている方は、今後更におもしろくなっていきますので、引き続きお楽しみください。そしてまだご覧になっていないあなた！僕は話題になっているものはヘソを曲げて見ない主義で、その数年後に機会ができて見たら「早く見ておけばよかった」と後悔することが多くて。

みんながいいと言っているものは結局おもしろいですよね。だから今、見たほうがいいですよ。一緒に祭りにのることで語り合えたり、共感し合えるので。今は配信や原作などですぐに追いかけられるし、『週刊少年ジャンプ』に連載されているマンガが原作なので、すっと入りやすいと思いますのでぜひ！

演じているパンダはまだわからないことが多いので、物語の進行と共に明かされていくこと、そして活躍することを演者としても、作品のいちファンとしても期待しています。

松岡：原作ファンの方やアニメをご覧になってくださっている方の期待に応えられるアニメになっていると思います。原作を読んでいてもヒヤヒヤ、ドキドキするシーンがたくさんありますが、「虎杖たちなら何とかできるはず」と思わせてくれるし、実際に乗り越えてきていて。期待感に応えつつ、カタルシスを感じさせてくれる作品であり、濃密な人間ドラマも素晴らしいアニメですが、気軽に楽しんでいただけたら。そして今後のメカ丸にも注目してください。

京都校のメンバーの登場で、『呪術廻戦』の魅力やドラマに深みを与えられたらいいなと思って全霊全霊で収録していますので、これからもご覧になっていただけたら嬉しいです。

TVアニメ『呪術廻戦』作品情報

放送情報

毎週金曜日深夜1時25分からMBS/TBS系全国28局ネット“スーパーアニメイズム”枠にて好評放送中！

イントロダクション

少年は戦う――「正しい死」を求めて

辛酸・後悔・恥辱
人間が生む負の感情は呪いと化し日常に潜む
呪いは世に蔓延る禍源であり、最悪の場合、人間を死へと導く

そして、呪いは呪いでしか祓えない

驚異的な身体能力を持つ、少年・虎杖悠仁はごく普通の高校生活を送っていたが、ある日“呪い”に襲われた仲間を救うため、特級呪物“両面宿儺の指”を喰らい、己の魂に呪いを宿してしまう

呪いである“両面宿儺”と肉体を共有することとなった虎杖は、最強の呪術師である五条悟の案内で、対呪い専門機関である「東京都立呪術高等専門学校」へと編入することになり……

呪いを祓うべく呪いとなった少年の後戻りのできない、壮絶な物語が廻りだす―

スタッフ

原作：芥見下々（集英社「週刊少年ジャンプ」連載）
監督：朴性厚
シリーズ構成・脚本：瀬古浩司
キャラクターデザイン：平松禎史
副監督：梅本唯
美術監督：金廷連
色彩設計：鎌田千賀子
CGIプロデューサー：淡輪雄介
3DCGディレクター：兼田美希・木村謙太郎
撮影監督：伊藤哲平
編集：柳圭介
音楽：堤博明・照井順政・桶狭間ありさ
音響監督：藤田亜紀子
音響制作：dugout
制作：MAPPA

オープニングテーマ：Eve「廻廻奇譚」（TOY'S FACTORY）
エンディングテーマ：ALI「LOST IN PARADISE feat. AKLO」（MASTERSIX FOUNDATION）

キャスト

虎杖悠仁：榎木淳弥
伏黒恵：内田雄馬
釘崎野薔薇：瀬戸麻沙美
禪院真希：小松未可子
狗巻棘：内山昂輝
パンダ：関智一
七海建人：津田健次郎
伊地知潔高：岩田光央
家入硝子：遠藤綾
夜蛾正道：黒田崇矢
五条悟：中村悠一
東堂葵：木村昴
禪院真依：井上麻里奈
三輪霞：赤﨑千夏
楽巌寺嘉伸：麦人
吉野順平：山谷祥生
夏油傑：櫻井孝宏
漏瑚：千葉繁
花御：田中敦子
真人：島﨑信長
両面宿儺：諏訪部順一

　
公式サイト
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