この記事をかいた人
- 胃の上心臓
- 拗らせ系アニメ・ゲームオタクのライター。ロボットアニメ作品やTYPE-MOONの作品を主に追いかけている。
物語の中でキャラクターたちによる演奏シーンが度々登場する『響け!ユーフォニアム』ですが、リアルイベントも最高に充実した内容だったことは忘れられないポイント。一回行ったら何度も行きたくなってしまうんですよね。
実際に筆者が完全な趣味で足を運んだのは、「第3回定期演奏会」やアニメ第1期&第2期のスペシャルイベントほかその他諸々ですが、本当に今でも印象に残っています。
特に記憶に残っているのが、劇中の吹奏楽演奏を担当している洗足学園音楽大学のフレッシュマン・ウインド・オーケストラによる定期演奏会。「三日月の舞」や「リズと青い鳥」を生演奏で聴くとまた違うといいますか、鳥肌ものの体験で圧倒されてしまいました。
元々吹奏楽をやっていた訳ではないのですが、作中の演奏シーンや楽器に関する描写への力のかけ方から、どうしても一度聴きたくなってしまったのです。アニメの中とは言えコンクールに向けて演奏のクオリティを高めていく所を見てしまっていることから、興味が湧くのは必然といえるでしょう。
イベント名も「北宇治高校吹奏楽部 第○回定期演奏会」になっていることから、まさに作品の一環みたいに思えるところも嬉しいポイントでした。
吹奏楽について完全な素人の筆者も一度行ったら何度でも行きたいと思ったくらいなので、本当におすすめのイベントです。
僕は、まだ若いころには声優さんのライブイベントなどにも行っていたのですが、こう歳を食っていくと離れてしまったんです。出演者や観客が自分より若い子が増えてくると、仕事以外ではちょっと行きづらいなと勝手に感じちゃいまして……。
まーた始まったって感じですが、行かない理由ややらない理由を探してばかりだったあの時に、『響け!ユーフォニアム』がまた新たなキッカケをくれたのです。
行かないで後悔することはあっても、行って後悔することは絶対にない。数々のイベントに足を運んだからこそ、こういうのはやっぱり行ってこそだと実感できました。
ほとんど作品と関係ないことを語ってしまったような気がするのですが、そろそろまとめに入ろうかと思います。
ここまで語ってきて筆者には、「やらない or できない理由を探す」「とりあえず否定から入る」という性質が当時あったことがわかるのではないでしょうか。自分で書いていてすごく恥ずかしいのですが……。
そもそも人と関わるのが得意ではないので、人から注意されてもなぜダメなのかわからず、基本おひとり様嗜好なためそれもまったく気にすることがなかったので、そこに疑問を抱くことはまずなかった訳です。
言ってしまえばこの作品は、その「やらない or できない理由を探す」「とりあえず否定から入る」のはダメなんじゃないか? という疑問を抱く最初の理由になった部分があるんです。これに気付くまでに一体何年かかったことやら。
だからと言って綺麗ごとを言うつもりもないですし、それは結局良い経験ができたからこその意見です。当然、現実は物語のようにはいかないので、動いた結果状況が悪くなることもあるでしょう。
ただそれでも、何の行動も起こさないで終わった時の後悔と、行動を起こした上での後悔は質がちょっと違うような気がしたのです。やらなかった時の後悔って、結局どれだけ悩んでも進めないと言いますか、答えが決まっているんですよね。
「あの時やっておけばよかった、行っておけばよかった」……この一言に集約されることが多いので、足踏みしてしまうんです。行動を起こしたとしても後悔することは往々にしてあるのは事実ですが、例えそうなったとしても何かは残るのかもしれない、そう思うことができました。
よくよく見返してみると「諦めるのは最後まで頑張ってから」とか「頑張れば何かがあるって信じてる、それは絶対無駄じゃない」みたいな台詞が出てきていて、もしかしたら知らず知らずちょっとずつ『響け!ユーフォニアム』の影響を受けていたの……かも!?
とにかく行動してみないことには本当にダメかどうかもわからない、そう思えるようになったのは『響け!ユーフォニアム』のおかげです。もしダメでもその時はその時ですし、ダメだったならどこがダメだったのかも自分で見えてくるはず。
人生が変わったなんていうと大袈裟かもしれませんが、ちょっとした行動の指針に影響を与えてくれたのは間違いありません。きっと『響け!ユーフォニアム』のことはこれからも追いかけて、応援し続けていくだろうなと思っています。
もしこの記事をきっかけに『響け!ユーフォニアム』を見てくれる人がいたとしても、筆者と同じようなものを受け取れる人はいないかも知れません。ですが、見た人に必ず何か残るものはある作品だと信じています。ひとりでも今から見てくれる人が増えれば嬉しいです。
とりあえず筆者は、3月末に発売する「響け!ユーフォニアム 5th Anniversary Disc ~きらめきパッセージ~」を楽しみに待ちたいと思います! アニメイト通販でも購入できるようなので、気になった方はチェックしてみてくださいね!
[文/胃の上心臓]
拗らせ系アニメ・ゲームオタクのライター。ガンダムシリーズをはじめとするロボットアニメやTYPE-MOONを主に追いかけている。そして、10代からゲームセンター通いを続ける「機動戦士ガンダム vs.シリーズ」おじ勢。 ライトノベル原作や美少女ゲーム、格闘ゲームなども大好物。最近だと『ダイの大冒険』、『うたわれるもの』、劇場版『G-レコ』、劇場版『ピンドラ』がイチオシです。
2015年に放送されたアニメであなたの人生を変えたアニメにまつわるエピソードを教えて下さい。みなさんのエピソードはこちらの記事に随時追加していきます。
※投稿は記事で使用させていただく場合があります。
※アンケートは記事の最後にあります。
■「あ」行
アイドルマスター シンデレラガールズ
青春×機関銃
赤髪の白雪姫
アクエリオンロゴス
悪魔バスター★スター・バタフライ
アニサン劇場
あにトレ!EX
アブソリュート・デュオ
アベンジャーズ・アッセンブル
雨色ココア
アルスラーン戦記
アルドノア・ゼロ
暗殺教室
ISUCA
いとしのムーコ
今、ふたりの道
うしおととら
うたわれるもの 偽りの仮面
浦和の調ちゃん
ULTRA SUPER ANIME TIME
うわばきクック
英国一家、日本を食べる
えとたま
オーバーロード
おくさまが生徒会長!
おそ松さん
おとぎのもりのゴールディとベア
おまかせ!みらくるキャット団
俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件
俺物語!!
終わりのセラフ
終物語
温泉幼精ハコネちゃん
■「か」行
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
カードバトルZERO
怪獣酒場 カンパーイ!
怪盗ジョーカー
学戦都市アスタリスク
影鰐-KAGEWANI-
がっこうぐらし!
かみさまみならい ヒミツのここたま
牙狼 -紅蓮ノ月-
ガンスリンガー ストラトス
艦隊これくしょん -艦これ-
ガンバレー部NEXT!
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
GANGSTA.
キュートランスフォーマー 帰ってきたコンボイの謎
境界のRINNE
きょーふ!ゾンビ猫
空戦魔導士候補生の教官
グッド・モーニング!!!ドロンジョ
Classroom☆Crisis
暗闇三太
黒子のバスケ
ケイオスドラゴン 赤竜戦役
けいとのようせいニットとウール
GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり
血界戦線
攻殻機動隊 ARISE
幸腹グラフィティ
ゴー!ゴー!キッチン戦隊クックルン
コチンPa!
GOD EATER
こども刑事めめたん
Go!プリンセスプリキュア
コメット・ルシファー
小森さんは断れない!
こわぼん
コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜
■「さ」行
冴えない彼女の育てかた
櫻子さんの足下には死体が埋まっている
サンダーバード ARE GO
JKめし!
実は私は
下ネタという概念が存在しない退屈な世界
Charlotte
しゅつどう!パジャマスク
銃皇無尽のファフニール
ジュエルペット マジカルチェンジ
純潔のマリア
城下町のダンデライオン
少年ハリウッド
SHOW BY ROCK!!
食戟のソーマ
進撃!巨人中学校
新妹魔王の契約者
洲崎西 THE ANIMATION
スタミュ
すべてがFになる THE PERFECT INSIDER
聖剣使いの禁呪詠唱
戦国無双
それが声優!
■「た」行
対魔導学園35試験小隊
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか
Dance with Devils
だんちがい
探偵チームKZ事件ノート
ディセンダント キケンな世界
てーきゅう
デス・パレード
出番ですよ!オニギリズ
電波教師
ドアマイガーD
どうしても干支にはいりたい
ドラゴンボール超
トランスフォーマー アドベンチャー
トリアージX
■「な」行
長門有希ちゃんの消失
ナルどマ
猫なんかよんでもこない。
■「は」行
BAR 嫌われ野菜
ハッカドール THE あにめ〜しょん
新 ルーニー・テューンズ
ハッピージョージ
バトルスピリッツ 烈火魂
ハロージャドゥ
パンチライン
VAMPIRE HOLMES
Peeping Life
ピカイア!
ビキニ・ウォリアーズ
ピクルスとピーナッツ
美男高校地球防衛部LOVE!
響け!ユーフォニアム
干物妹!うまるちゃん
ふなっしーのふなふなふな日和
プラスティック・メモリーズ
監獄学園
ブレイブビーツ
ベイビーステップ
ヘヴィーオブジェクト
放課後のプレアデス
北斗の拳 イチゴ味
ぼくらベアベアーズ
■「ま」行
マイティ・マジソード
枕男子
魔法少女リリカルなのはViVid
ミカグラ学園組曲
ミラキュラス レディバグ&シャノワール
ミリオンドール
みりたり!
モンスター娘のいる日常
●20代・男性
どんなに辛い状況下でも、足掻き続けること、進み続けることの大切さを教えてくれた作品。生きてさえいれば何とかなるという根源的なことを教えてくれたガンダム作品だと思ってます。
●20代・女性
当初、ビジュアルとイントロダクションからは想像出来なかったのですが...最後にあんなに泣くなんて思っていませんでした。
殺せんせーと生徒たちの関係性が素晴らしく、最後の数話は毎回涙を流しながら見ていました。
オススメの作品です!
◆【2010年】『STAR DRIVER 輝きのタクト』
◆【2011年】『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』
◆【2012年】『PSYCHO-PASS サイコパス』
◆【2013年】『Free!』
◆【2014年】『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』
◆【2015年】『響け!ユーフォニアム』
◆【2016年】『ユーリ!!! on ICE』
◆【2017年】『妹さえいればいい。』