高層ビルを舞台にしたデスゲーム漫画がアニメに!『天空侵犯』本城遊理役 白石晴香さん×二瀬真由子役 青木志貴さんが語る魅力と見どころは?|インタビュー
二瀬はクールで強いけどかわいさやスキがある魅力的な子。青木さんとの相違点とは?
――青木さんが演じる二瀬の印象とご自身との相違点をお聞かせください。
青木:二瀬は一見クールで冷酷な女の子ですが、遊理と出会い、一緒に行動することによってかわいさやスキがある一面も見えてきて……そのギャップに萌えましたね(笑)。元々強い女の子のキャラクターが大好きなんです。二瀬は登場した時からこの世界のルールに順応して覚悟を決めて戦っているし、メンタルも強いので、個人的にも刺さるキャラクターでした。
また一見クールで他人には興味がなさそうなのかなと思いましたが、必要があれば人と協力し戦うし、意外とコミュニケーションをとっているんですよね。自分はコミュニケーション能力が低いので、そこは似ていないと思います(笑)。
白石さんの二瀬評は意外に乙女!? 青木さんは「二次元の人」から親しみを感じる人へ
――お互いのキャラクター、また役者としての印象をお聞かせください。まず白石さんの二瀬と、青木さんの印象は?
白石:二瀬ちゃんはギャップがある女の子ですね!遊理が電話を借りて、お兄ちゃんと話している時に二瀬ちゃんが、しばらくお風呂に入れなかった自分の匂いを気にしているシーンがあって。人と仲良くなり始めた途端匂いを気にしだすという、乙女心が見えるこのシーンが私的にはツボです(笑)。
あと遊理が「よかった」と感動して抱きついただけなのに、「何? ドキドキする!」と勘違いして、ときめいている二瀬ちゃんもかわいくて。原作を読んだ時から二瀬ちゃんはかわいいなと思っていましたが、青木さんの声がのったことで一層かわいい部分とクールな部分が際立って! 二瀬ちゃんの良さが倍増しているなと思いました。
また以前、青木さんの舞台を見させていただいたことがあり、美しい方だなと思っていました! 収録当日の私はガチガチに緊張していて「お話しできるかな?」と思っていたら、ずっと隣りにいてくださって。「おうちではどう過ごされるんですか?」とか、他愛もないおしゃべりをさせていただきました。
青木さんはおきれいで、私の中では二次元の人のようなイメージがあったのですが、何気ない日常のお話ができたことで勝手に親近感が湧きましたね。収録が長くなるとお腹がすくので、途中でよくカニカマを食べていたのですが、青木さんにもオススメしたら食べてくださって、とても嬉しかったです(笑)。
青木さんの遊理の印象は正統派主人公で感情豊かでうらやましい!? 白石さんの素と収録のギャップにビックリ!
――次は青木さんから遊理と白石さんの印象を。
青木:遊理は普通の女子高生で、この世界に来て最初はあわてふためいていましたが、覚悟を決めてからの変わりようを見て、「すごいな。カッコいい女の子だな」という印象をもちました。
また感情豊かで、表情もコロコロと変わりますね。自分は感情を表に出すのが苦手なタイプなので、素直にうらやましいですね。異常なまでのブラコンなのもおもしろくて、そのギャップも素敵だなと。
白石さんは、他の作品でお芝居を拝見する機会がありましたが、遊理とは全然違うタイプだったんです。なので今回ご一緒させていただいて、「すごいな。こういうお芝居もされるんだ!」と、ただただ、感動していました。
また普段の白石さんは雰囲気がやわらかくて、ふわふわしている印象がありますが、アフレコでは遊理はめちゃめちゃ叫んだり、大きな声を出しているので、普段の白石さんとのギャップにワクワクしていました。