高層ビルを舞台にしたデスゲーム漫画がアニメに!『天空侵犯』本城遊理役 白石晴香さん×二瀬真由子役 青木志貴さんが語る魅力と見どころは?|インタビュー
高い場所が苦手なのになぜか高いところで歌うことに!?
――領域は高層ビル群を吊り橋でつないだ広大な空間として描かれていますが、高い場所は好きですか? 苦手ですか? またこれまでに行ったなかで一番高い場所や高い場所での思い出を教えてください。
白石:安全が保障された高いところは好きです(笑)。作中にも高いビルが出てきますが、柵があるビルとないビルでは全然違いますよね。柵があれば大丈夫なんですけど、何もないところはやっぱり怖いです。
高い場所での思い出は以前、お仕事でいったアスレチックで、命綱を付けながらアクロバティックな遊具で遊んだことがあります。他の方はゆっくり間を取りながら進んでいくというのを、私は「イェーイ!」と言いながら結構大胆に楽しんで(笑)。安心感があれば、大丈夫なのかなと!
青木:高いところが苦手で、たとえ安全が保障されていてもダメですね。なるべくなら高いところには行きたくないです。なのにライブではリフトに上げられる機会が多い気がしてます。高所恐怖症と言っているのに(笑)。
以前VRで、高層ビルで猫を助けるという体験会があって、他の人は立って細い道を渡って助けに行くんですけど、怖くて四つんばいになりながら進んだ記憶があります。とにかく高いところは嫌いです(笑)。
映像がきれいで高層ビルのアングルや効果音などリアル。バトルに感動し、メリハリがある展開につい一気見?
――アニメの映像をご覧になった感想をお聞かせください。
**白石:*収録時にわからなかった部分、例えば「こんな表情していたんだ!」とか、「遊理のギャグ顔もここまで表現されていたのか」と驚いたりして(笑)。表情ひとつで心情がわかるし、画面から不穏さも伝わってきたり、いち視聴者としてドキドキさせられました。
たくさん高層ビルが立ち並んで、上空からのアングルも多いので、青木さんのように高所が苦手な方は怖さを感じてしまうのではと思うくらいリアルな迫力がありました。原作で人が落下した時の音で、「ゴパーン‼」という効果音があるのですが、どう表現されるんだろうと気になっていたら、こういう音なんだと(笑)。
青木:アフレコの時はラフな状態でしか見られなかったので、完成した映像を見た際はすごく感動しました。
アクションシーンも「こういうふうに戦っていたんだ!」と。素晴らしい映像に、音楽やSEが加わったことですごい迫力を感じました。シリアスだったり、緊張感のあるシーンだけではなく、コメディだったり、ほっこりする場面もあって。メリハリがある作品なので、見ていても疲れないんですよね。結局、最終話まで一気に見てしまいました(笑)。
「仮面」と聞いて思い浮かぶもの洋画ホラーキャラ。そして例のアレ!?
――作中でいろいろな「仮面」に襲われますが、仮面と聞いて思い浮かぶものやキャラクターは?
白石:この作品にライダー仮面というキャラがいるんですけど、「仮面」と聞くとあのライダーの印象があって。この質問の答えとして言っていいものだろうかと悩みましたが、たかた監督から「ギリギリを攻めてください」というお言葉をいただいたので、私も分かりましたと。だから「ライダー仮面」で(笑)。
――なるほど、それでは青木さんは?
青木:『13日の金曜日』のジェイソン、『悪魔のいけにえ』のレザーフェイス、『ハロウィン』のブギーマンとか、ホラー作品でも仮面をかぶっているものをよく見ていましたね。
青木さんのマイルールは欲求に正直に。白石さんは「平和な空間」に?
――公式サイトのキャッチコピーに「世界(ルール)なんてクソ食らえ、ぶっ壊す」とありますが、自分の中で譲れないマイルールは?
白石:ラジオや生放送など人前でお話しさせていただくとき、私の最優先事項は「人を傷つけないこと」です。その空間が平和であればいいなと思いながら過ごしていますね。
青木:人間の三大欲求の中で、睡眠欲がかなり激しくて。どうしても寝たいと思った時に寝ないとストレスが溜まってしまうんです。おうちに帰って、「さあ、寝るぞ」というタイミングにマネージャーさんからLINEが届いても急ぎだったり、重要なものでなければ、確認だけして寝ちゃいます。だからマネージャーさんに既読スルーが多いと言われるんですけど(笑)。「睡眠を誰にもジャマされたくない」、それがマイルールですね。