ディズニー映画最新作『ラーヤと龍の王国』家族・仲間・信じる心、“ひとりぼっち”の救世主ラーヤの魅力とは？

ディズニー映画最新作『ラーヤと龍の王国』が、3月5日（金）映画館 and ディズニープラス プレミア アクセスにて同時公開！

本作は、“龍の王国”を舞台に少女ラーヤの戦いと成長を描く壮大なスペクタクル・ファンタジー。主人公ラーヤは、世界を再び一つにするために伝説の“最後の龍”シスーを探し求めます。

そんなラーヤとは、どんなキャラクターなのでしょうか？　その魅力について、ここで公開していきましょう。

主人公ラーヤとは？

本作の主人公ラーヤは、＜龍の石＞の守護者一族の娘で、家族と仲良く暮らしていたが、あることがきっかけで父親を失い、さらに人を信じることができなくなってしまいます。

それ以来、自分だけしか信じられない様になってしまったラーヤの前に、さらなる悲劇が立ちはだかります。

彼女の住む＜龍の王国＞クマンドラに邪悪な魔物が襲い掛かったことによって、人々が“信じあう心”を失い、かつて平和だった王国がバラバラになってしまったのです。

人を信じることができず“ひとりぼっち”で生きてきたラーヤは、「お前だけが最後の希望だ」と父の言葉を胸に、王国の危機を前に、一人旅立つことを決めます。

本作の製作は、『モアナと伝説の海』のプロデューサーを務めたオスナット・シューラー氏。彼女はラーヤについて「彼女は完全に独りです。そんな彼女が、自分の国に平和を取り戻せるかもしれないという希望をたずさえて、最後の龍、シスーを探しにクマンドラへ旅路を進めます。」と語るように、ラーヤはたった一人、世界の危機に立ち上がり、旅の途中で”最後の龍“シスーと出会うことになります。

シス―とは

シスーはバラバラになった王国を一つにするために欠かせない魔力を持つ龍で、ラーヤが長年探し求めてきた存在。やっとのことでシスーを見つけたラーヤだったが、肝心の魔力は失われており、その魔力を蘇らせるために必要な＜龍の石＞を、シスーと共に探すことになります。

様々な仲間と出会い……

家族を失い、人を信じることもできなくなってしまったラーヤ。そんな彼女はシスーをはじめ、“盗っ人ベイビー”ノイ、商魂たくましい船のオーナー“孤独な実業家キッズ”のブーン、見た目はコワいが“仲間思いの戦士”トングなどの仲間と出会います。

そして、天真爛漫で人を信じすぎてしまうシスーや、個性豊かな濃いキャラクターの彼らによって、人を信じようとしないラーヤの心にも“変化”が訪れます。

本作に描かれる「人を信じること」の大切さや、家族や仲間を巡る、“ひとりぼっち”の救世主ラーヤの物語は、人と人との繋がりや、すぐそこに友人や家族がいることの幸せをより大事に感じるこの時代だからこそ、必ず共感できる魅力があるはずです。

オスナット氏はまた、「今私たちの多くが最優先に考えていること、それは世界の分断について。そして、それぞれ違いはあれども大義のために団結することの必要性についてではないでしょうか。そのような内容の会話ができるような映画をこうして送り出せることに、私たち全員が心を躍らせています。」と語っています。

ラーヤが繰り広げる旅は、人との心の距離を感じてしまうこの時代だからこそ、私たちに大切なメッセージを教えてくれます。

作品情報

映画『ラーヤと龍の王国』

3月5日（金）映画館 and ディズニープラス プレミア アクセス 同時公開
※プレミア アクセスは追加支払いが必要です。

原題：Raya and the Last Dragon
全米公開：2021年3月5日
配給：ウォルト・ディズニー・ジャパン　
監督：ドン・ホール（『ベイマックス』他）、カルロス・ロペス・エストラーダ（『ブラインドスポッティング』）
製作：オスナット・シューラー（『モアナと伝説の海』）、ピーター・デル・ヴェッコ（『アナと雪の女王』シリーズ）

公式サイト
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