春アニメ『灼熱カバディ』内田雄馬さん×岡本信彦さん対談|見るだけで運動した気分になれるほど熱いドラマ!
ノーブレスでやってやるぞ!
――ありがとうございます。では、お二人がキャラクターを演じる上で大切にしたことや意識したことを教えて下さい。
内田:そうですね。カバディをどう演じるか...。ここが一番ポイントでした。特にキャントが非常に独特でしたし。
岡本:そうだよね。「カバディ」と「カバディ」の間ってどれくらい空けていいんだろうとか。何秒までなら空けてもいいんだろう?とか。実際に調べて見ると競技をやられている方も少し空けてるようだなってことが分かって。
内田:「カバディ...カバディ...カバディ...........カバディ」みたいな感じですね。
岡本:間が空くと鼻で吸えちゃうよね?最初に「カバディ..カバディ..カバディ」って間を空けずにやったらNGが出たんだよ。
内田:そうだったんですね。しかも実際は動きながらやるじゃないですか。キャントって。
岡本:うん。
内田:アニメ的表現とリアルな雰囲気の中間くらいを狙っていくのを意識していました。
岡本:宵越はまるで叫んでるかのような表情で「カバディ....」って言ってるから。
内田:でも、上達すればするほど叫ばなくなるはずなんですよ。
岡本:確かに!
内田:物語が進んでいくと叫ぶようなカッコいい「カバディー!」を決めたくなりますけど、実際は「カバディ....(ボソッと)」というような。
岡本:そうなんだよね。いつ攻めてくるかバレちゃうし。
内田:アニメとリアルの間を狙ってるので、ぜひこの点は楽しんでいただきたいですよね。
岡本:そうだ。アフレコ中も「カバディ...カバディ」で吸ってるところ(の音)は消しますって言ってたじゃない?
内田:はい。
岡本:でも、声優的には吸わずにやりたいじゃない?
内田:そうなんです。そうなんですよ。
岡本:絶対吸わずにやってやる、みたいな。
内田:ノーブレスでやってやるぞ!って。
岡本:そうなるよね?でも、実際は「カバディ...カバディ...カバディ..カバディ.カバディ.カバディ(かすれるような声)」みたいな。これじゃ動けねぇなって(笑)。
内田:あはは(笑)。
岡本:裏技的に「カバディ(※「カ」のところは裏声「バディ」は息を吸いながらいうのでほぼ抜けてる音)」とやれば(息を)吸いながらできるなって。そしたら、タツさんが「それはダメだろ(笑)」って。
内田:あはははは(笑)。