大人気漫画『チェンソーマン』が待望のアニメ化！ アニメ放送前にキャラクター・ストーリー・見どころをチェックしよう！

魅力的なキャラクター達をまとめてみた！

設定が独特な『チェンソーマン』ですが、登場するキャラクターたちはさらに曲者揃い。まともな人のほうが少ないのでは？　と思わせられるほどの濃いキャラクターたちばかりで、見ていて飽きることがありません。

そんなキャラクターたちをまとめてご紹介していきます！

「悪魔」の設定がやや複雑でわかりにくい印象を感じるかもしれませんが、独自の世界観を演出しているポイントでもありますので、理解しておくと作品をグッと楽しめることでしょう。

『チェンソーマン』が王道漫画なようで、そうでない要因のひとつが優れた物語・キャラクター設定なのです。

公安対魔特異課

デンジが所属することになる公安対魔特異課。前述したように殉職率が高く、残ったメンバーは確かな実力を持った面々です。ただし、人間性に難あり。

デンジ

【コミック】チェンソーマン(11)

　
悪魔：ポチタ（チェンソーの悪魔）
能力：腕、頭、足あらゆる部位から刃とチェーンをだして攻撃

本作の主人公。親が残した借金による極貧生活のため、目の前の一日を生き抜くことしかできず、社会的経験や人間関係を築いたことが殆どない。自由で横暴だが、人情味のある行動をとるなど主人公らしい性格。

しかし彼の魅力は、原始的な欲望を爆発させるところにある。チェンソーマンとなって蘇った後、マキマに拾われて公安所属となる。

【コミック】チェンソーマン(1)

パワー（魔人）

【コミック】チェンソーマン(2)

　
悪魔：血の悪魔
能力：自らの血を自由に操る

デンジのバディとしてともにデビルハンターを行う魔人。デンジとは同年代の少女を乗っ取っており、悪魔の中で比較的理性が強いためハンターとしての訓練を受けていた。血を固めて武器に変化させて戦う。

美少女だが、中身が悪魔なため、常識や道徳感、協調性などが欠如している。自身を守るためなら同僚を売ったり、一貫性のない虚言を吐くこともある。

デンジとは言い争いが絶えないが、なんだかんだ良い関係。

マキマ

【コミック】チェンソーマン(10)

　
悪魔：？？？
能力：小動物や他人など自分より弱いものを操ることができる。

デンジたちの女性上司。内閣官房長官直属のデビルハンター。謎の美女。

終盤までほぼ何も明かされないが、ただならぬ強キャラ感と良い女感を醸し出す。デンジは彼女の魅力に囚われて日々働いており、マキマのことが本気で好き。

一方で彼女自身は、デンジだけでなく様々なものを手玉に取り、操っている。これが能力なのか、いい女だからなのかはわからない。

早川アキ

【コミック】チェンソーマン(4)

　
契約悪魔：狐の悪魔/カース
能力：（順に）対象を食い殺す、引き裂く　釘を指した相手を呪い殺す

デンジの上司。クールな美青年。マキマを命の恩人として、デビルハンターとして尊敬しながらも、好意を抱く。

「銃の悪魔」に復讐を誓うデビルハンター。デンジには世話を焼き呆れながらも戦力として期待を寄せる。高い戦闘能力と、汎用性の高い狐の悪魔、大きな代償と引き換えに相手を呪い殺すカースを使って戦う。

任務遂行を第一とし、冷徹に振る舞うが、同居するデンジとパワーと共同生活行う上で面倒を見てやったり、同僚やバディを仲間とし大切にする一面をも持つ。根は優しい。

バディである姫野先輩の影響で、タバコを吸い始めたりピアスを開けてもらったり意外とウブな一面も。デンジ達とのドタバタ共同生活は癒やされること間違いなし。

姫野

【コミック】チェンソーマン(3)

　
契約悪魔：幽霊の悪魔
能力：見えず、触れずの腕を操る

早川アキのバディである女性。眼帯姿の美女。ショートヘア。デンジやアキをからかったり、お酒が大好きだったりと職場の上司だったら惚れてしまうようなキャラクター。

右目の眼帯は、幽霊の悪魔との契約によるもの。ベテランデビルハンターとして、長く生き抜いてきた。そのため何人ものバディの殉職を経験し、早川アキがそうならないか案じている描写もある。

デンジのトラウマを作った原因でもある。

魅力的な敵　　チェンソーを狙う悪魔たち　

敵はもちろん悪魔たちです。人間の恐怖の象徴として姿を現す悪魔は、人々に恐れられているものであればあるほど、より強力な力を持っています。

銃の悪魔

能力：不明

作中に出てくる悪魔の中で、もっとも恐れられている悪魔。米国での大規模テロが起こった日に出現し、全世界で多くの犠牲者をだした。早川アキの家族も銃の悪魔により命を奪われている。

街を一瞬で壊滅させるほどの力を持つ。１つの大きな弾丸が通ったような跡を残しすべてを破壊する。この悪魔の影響により、人間は悪魔の存在を恐れ、その恐れが悪魔たちの力を強めている。

この銃の悪魔を倒すことが、デンジら公安の目標とされている。「悪魔」という設定が非常に良くできているのが、銃の悪魔を通して理解することができる。組織や悪人ではなく、人間が生み出した恐怖と相対する。

いわゆるラスボス的位置を、あやふやにすることによって謎を深め、得体のしれないものへの恐怖を助長。形がないもの、よく知らないものほど怖い。

サムライソード

【コミック】チェンソーマン(5)

　
悪魔：刀の悪魔
能力：体の一部を刀にして戦う

長いもみあげが特徴のヤクザ。デンジを雇って悪魔を殺させていたヤクザの孫であり、デンジがチェンソーマンに変身しサムライソードの祖父を殺したため個人的にも因縁がある。

デンジと同じ刃物系の悪魔であり、デンジと同じ悪魔でも魔人でもない存在である。

変身するとまたもやデンジと同じく、頭部から長刀が飛び出していて格好いいデザイン。ライバルキャラのような立ち位置。剣術である居合を使って、高速移動＆攻撃を行う。

爆弾の悪魔

能力：触れたもの、自身の体を爆発させる

ある人物が、悪魔に変身した姿。首の右側にあるピンを引き抜くと爆発が起こり変身する。筆者のお気に入り悪魔。

体やものを爆発させてダメージを与え、その爆風を利用して高速移動するなど男の子心をくすぐる設定。全キャラクター通して言えるが、基本的に悪魔が物から発生するため無機質なデザインになっているのも魅力。