石見舞菜香さん、島﨑信長さん、内田雄馬さん、梅原裕一郎さんが“The Final”に込めた想い|アニメ『フルーツバスケット』 The Final ステージレポート【アニメジャパン 2021】
2021年3月28日(日)、アニメ『フルーツバスケット』The Final 放送直前!「最後の宴を始めましょう」のスペシャルステージが「AnimeJapan 2021」エイベックス・ピクチャーズブースにて配信されました。
ステージには、本田 透役の石見舞菜香さん、草摩由希役の島﨑信長さん、草摩 夾役の内田雄馬さん、草摩紅野役の梅原裕一郎さんが登壇。
4月5日(火)から始まる“The Final”に向けて、それぞれの想いが語られました。本稿では、そんなステージの模様をお届けします!
草摩家の呪いが明らかになっていく“The Final”
透、由希、夾、紅野の4人による会話からスタートしたアニメ『フルーツバスケット』The Final 放送直前のスペシャルステージ。
最初のコーナーは“トークコーナー「The Finalの見どころを教えます!」です。
TVアニメ『フルーツバスケット』The Finalの第1話から先行映像を一部公開。紅野が慊人と慊人の母親・草摩 楝について透に語るシーンが映し出されました。
“The Final”ではついに草摩家の呪いが明らかになっていき、物語の核心へと迫ります。先行公開された映像を見て、第1話だけれどもクライマックスのようなシーンだと話す石見さん。
紅野を演じる梅原さんも、とっても辛い、グッと心を惹かれるシーンだと話していました。
また、先日新キャストとして折笠愛さん(草摩 楝役)と石田彰さん(草摩 晶役)が発表されたことについて、島﨑さんは石田さんに「晶さん、彰役ですね!」と役名と名前が同じであることについて話したかったとのこと。
このご時世、収録を共にすることができなかったので、石田さんとお話できなかったことだけが悔やまれると話していました。
折笠さん演じる草摩 楝と石田さん演じる草摩 晶は、慊人の両親。存在感がある役どころかつ物語の核心に迫っていくキャラクターでもあります。
豪華なキャストがそろっていることもあり、お芝居の濃さを楽しんでもらいたいと内田さんも“The Final”を皆さんに届けられる瞬間を心待ちにしているようでした。
思いやりの形がいろいろあるのがフルバの素敵なところ
続いては、由希と真知の微笑ましいやり取りのシーンが流れます。由希が真知の頭に手をのせる場面は由希じゃないとできないと内田さん。
島﨑さんも“天然王子様ムーブ”をしていると話し、由希と真知はお互いに不器用でピュア。真知が自分のことだけを見て行動してくれたことが由希にとっては嬉しかったのだと、親目線で由希の成長を感じたそうです。
そんなシーンを見て、暗くて重いシーンが多い紅野役の梅原さんは由希と真知の青春を感じさせられるシーンに羨ましさを感じていました。
次に流れたのは、透が夾に“もしも呪いが解けたら?”と話すシーンです。
呪いのことで”もしも話”をされたくないと答える夾に透は顔を下に向けてしまうのですが、その時にあたふたする夾の姿がとても可愛くて印象的。
そのシーンを見て内田さんは、“思いやりの形がいろいろあるのがフルバの素敵なところ”だと話していました。
映像が流れているとき、ずっとニヤニヤしていたと司会者から明かされる島﨑さん。透が凹んでしまったときの夾のテンパリ具合が面白かったそうで、可愛くも感じたそうです。再び微笑ましいシーンを見た梅原さんもまた羨ましがっていました。
石見さんはどこまで踏み込んでいいのか、本人の中でも葛藤があったためこのシーンは難しかったとのこと。呪いの謎がどんどん明らかになってくるのが、“The Final”の見どころだと語ります。
草摩家の呪いが明らかになる“The Final”の収録現場では、今のご時世もあり、収録にも変化がありました。
収録を振り返ってみて、島﨑さんも内田さんも『フルーツバスケット』の現場が2年以上に及ぶこともあり、これまで積み重ねてきたものを持って“The Final”もみんなで作りたい気持ちがあったそうです。
紅野役の梅原さんは途中からの参加ということもあって、初回の緊張はとても大きく大変だったとのこと。それでも、癒しのオーラを放つ石見さんを中心の和やかな現場で、本当に良かったと話していました。
石見さんもみんなで収録できないことに悔しさを感じつつ、これまで積み重ねてきた空気感を繊細に思い出しながら収録したそうです。