春アニメ『やくならマグカップも』田中美海さん、芹澤優さん、若井友希さん、本泉莉奈さんインタビュー|実写パートは台本なしのフリートークだけ!?
すでにこのインタビューをした時点で岐阜県多治見市に行ってみたい気持ちでいっぱいになっている。もともと岐阜県は、『君の名は。』『聲の形』『ひそねとまそたん』などなど、アニメの聖地がたくさんあるのだが、『やくならマグカップも』は、アニメと実写で、多治見の魅力を存分に発信してくれる番組になりそうだ。
作品に出演する田中美海さん、芹澤優さん、若井友希さん、本泉莉奈さんの4人に、作品の魅力をたっぷり語ってもらった。
個性豊かなキャラクターたち!
ーー自身が演じているキャラクターについて、かわいいところを教えてください。
田中美海さん(以下、田中):豊川姫乃はすごくナチュラルな子だと思います。見たもの感じたものを、「きれい!」とか「すごい!」とか、感情を素直に表現してくれる子なので、そこがすごくかわいいなぁって、見ながら思っています。
芹澤 優さん(以下、芹澤):一般人代表みたいな感じだよね(笑)。
田中:ホントにホントに! 陶芸の知識も全然ないので、陶芸を経験したことがない方と同じ目線なんです。多治見出身の子でもないので、視聴者は感情移入しやすいと思います!
芹澤:私が演じる久々梨三華ちゃんは、引っかき回すポジションですね。メガネっ子で元気いっぱいで、高校1年生ではあるんですけど精神年齢で言ったら、もっと全然下ですね。自分の作った陶器でおままごとをして遊んだりすることを、純粋に楽しめる子なので、キッズです!!
ーーそういう子を演じるときは、どんなことに気をつけているのですか?
芹澤:普通にただ元気というより、ちょっと鬱陶しいくらい、みんながちょっと汗タラッてなるくらいの勢い感ですかね。初対面なのに姫乃にズケズケ入っていく感じとかは、そういうところを気にしながら演じました。
ーー得意なところかもしれませんね(笑)。
芹澤:まぁ、うざいキャラって、得意なんですよね(笑)。
若井友希さん(以下、若井):成瀬直子は一言で言うならば、ゴーイング・マイ・ウェイという感じですね。千鳥のノブさんが「クセが強い!」ってツッコみたくなるような子だと思います。
本泉莉奈さん(以下、本泉):確かに、クセは強いね(笑)。
ーー見た目は普通なのに。
若井:そう! 見た目は普通なのに蓋を開けてみたら、わけが分からないみたいな子で、マニアックな知識をたくさん持っているんですよ。毎話毎話、姫乃が「何それ?」って言っている気がする。
田中:あはは。でも、元ネタがあるんだよね?
若井:何かしらの知識を言っているんですけど、それ、みんな知らないでしょうっていうくらい昔のネタだったりするんです。面白い知識をたくさん持っているから、見ていて飽きないです。
ーーそもそも部員じゃないのに、陶芸部に入り浸っているところが面白いですしね。
若井:陶芸に一人だけまだ関わっていないんですよ(笑)。
田中:陶芸部感、すごい出してるのにね(笑)。
若井:全員陶芸部かと思いきやね。姫乃といつも一緒にいるだけなんですよね。
本泉:青木十子は、落ち着いていてクールで、陶芸部の部長で説明する立ち位置でもあるので、陶芸のことを教えてあげたり、支えてあげたりする子です。でも話数によってはツッコミに回ったり、ツッコまずに乗っていくみたいなエピソードもあったりするので、実はすごく表情が豊かなんです。
あと、彼女は陶芸に対してはストイックなので、自分に余裕がないときは声を荒げてしまったり、等身大の女の子らしいところもあったりしますね。
ーー三華ちゃんにうるさいって言っちゃったり。
芹澤:三華は怒られがちです。