メインパーソナリティー・緑川光さんが語る!「超声優祭2021」は、いろいろな可能性が秘められたお祭り!
今年もインターネットの祭典「ニコニコネット超会議2021」が2021年4月24日(土)~5月1日(土)に開催されます。
さらに、今年の目玉企画として4月24日(土)、25日(日)の48時間に渡り、声優特化型イベント「超声優祭2021 Powered by dwango , Supported by ディズニープラス」(以下、「超声優祭2021」)が初開催。
「超声優祭2021」ではトーク対談、朗読劇、アニメの一挙放送をはじめ声優が出演するニコニコのレギュラー番組、ニコニコ以外で放送・配信している声優出演番組の特番などを企画されているとのこと。まさに声優づくしの濃密な2日間となります!
記念すべき第1回目となる「超声優祭2021」の顔として、緑川光さん、南條愛乃さんがメインパーソナリティーに就任が決定しました。
緑川光さんは、昨年夏の「ニコニコネット超会議2020 夏」にて8夜連続生配信した『緑川光の毎日生対談~光おにいさんと一緒♪』が盛況を博し、同じくニコニコ生放送『ディズニーっコらぢお』でもMCを務められていました。
また、南條愛乃さんは、ニコニコ生放送にて『N カフェ!!! 南條愛乃と語るモア』というレギュラー番組を持っており、ニコニコに縁のある声優お二人がMCを務めることもあり注目を集めています!
お二人は2021年4月24日(土)午前のオープニング特番と、2021年4月25日(日)夜のエンディング特番に出演し、番組を盛り上げます。
本稿ではメインパーソナリティーを務める緑川光さんにインタビュー。「超声優祭2021」の見どころから、現在の声優という職業についてまで、たっぷり語っていただきました。
緑川光さんが「超声優祭 2021」のメインパーソナリティーに就任
──「超声優祭2021」のメインパーソナリティーとしてオファーされた時の率直なお気持ちをお聞かせください。
緑川光さん(以下、緑川):去年の「ニコニコネット超会議2020夏」(2020年8月9日(日)~16日(日)開催)で放送した番組「緑川光の毎日生対談~光おにいさんと一緒♪~」が好評だったというお話は、うかがってはいたんです。
だから、今回の企画のお話を聞いて、さらに規模を広げてお祭り騒ぎでやろうじゃないかと、1年経って発展したんだと感じました。
「超声優祭2021」というイベント開催については、オファーされる前にネットのニュースなどで拝見したので、「あぁ、そういうものにつながって良かったな」という気持ちはあります。
それで、メインパーソナリティーのお話が来た時には、「え~、(控えめなトーンで)ちょっとメインは……」と思ったんですけど(笑)。自分がやった番組がきっかけでもあるので、「だったら、やらなきゃいけないかなぁ・・・」と受けさせていただきました。
──メインパーソナリティーとして、どんなことを発信していきたいですか?
緑川:去年の番組の良いところはもちろん残しつつ、こちらサイドが「声優さんの可能性って、もっとあると思うんです。どうぞみなさんこのお祭りに参加してみませんか?」という形の発信をしているので、「じゃあ、うちはこんなことをやりたい!」とみんなで競い合って、可能性のある企画が1つ2つ生まれてきたら、また面白いのかなと思います。
それでなくても、こういった状況下で声優さんの朗読なり、オンラインでの稼働がけっこう増えているかとは思うんですけど、こういう形のお祭りにすることによって、平常時のイベントではできない企画ができたりするので。
それをきっかけに我々の通常イベントも、また変わってきたりするかもしれません。「超声優祭2021」はいろいろな可能性が秘められたお祭りなんじゃないかなと思っています。
──昨年は「緑川光の毎日生対談~光おにいさんと一緒♪~」(8夜連続生配信)の放送や番組連動企画として、緑川光のバーチャルくじびきなどもありました。放送を振り返ってみて、どのような感想をお持ちですか?
緑川:8日間連続、生放送で番組をやったことがなかったので、大変だし、僕はポジションでいうと、ボケなんですけど……(笑)。
番組を引っ張っていかないといけないので、ボケは封印しつつ、ゲストをお招きしつつ、楽しませるというプレッシャーはありましたね。
でも、いい意味で毎回新鮮でしたし、ゲーム企画があって自分も楽しめて、ファンのみなさんにも喜んでいただけました。だから、肉体的、精神的な辛さよりもそういったことが上回ったのかなと思います。
緑川:作品の枠を超えて、ゲストの方もファン目線でお話してくれましたし、僕はプライベートでお酒に行ったりすることもなかなかないので、番組を通していろいろなお話をすることができて、楽しかったですね。
──ゲストとの印象的な思い出はありますか?
緑川:3日目ゲストの古川慎くんがいい意味で緑川オタクだったなぁ……(笑)。
古川くんとは別の現場でお話もしていたので知っていましたけど、番組でも包み隠さず、その辺を出してくれたのは楽しかったですね。
──ファンとの交流の中で、何か感じられたことはありましたか?
緑川:何だかんだいっても、オンラインではなく、イベントの現地に行きたいという方は多いみたいです。
一見、交通費や宿泊費も必要ないから、経済的にもいいんじゃないかと思いますよね。でも、イベントに通っていただけるようなファンの方たちは、全部ひっくるめてイベントと思われているようなので、オンラインイベントでは物足りなさを感じるという方もいるようです。
一方で、オンラインがメインになっている状況下だからこそできた前回のお茶会(バーチャルくじびきの商品の1つ。緑川光と1対1でオンラインお茶会)みたいなもので、普段はなかなかできないけど、こういうものだったら視聴、参加できるというファンの方もいるんです。
だから、現地開催とオンラインイベントの両方できることが理想だなと思っています。
今まではこういった考えには至っていなかったんですが、こういう状況じゃなくなっても、引き続きやっていきたい。いいものは残していきたいという気持ちはありますね。