春アニメ『シャドーハウス』見る前に押さえておきたい5つの見どころをご紹介! 可愛らしい絵柄に隠された不思議な世界にあなたも飲み込まれる!?
2021年4月より放送開始のTVアニメ『シャドーハウス』。洋風かつ綺麗で可愛らしい絵柄とは裏腹に、どこか薄暗く不気味な雰囲気が漂う本作。そのギャップと多くの謎が潜む物語は、放送前から様々な盛り上がりを見せています。
「週刊ヤングジャンプ」で連載中のソウマトウ先生の原作漫画もアニメ化前に大人気となっていますが、まだ作品の内容を知らない、興味があるけれど手を出せていない、という方もいらっしゃることでしょう。
本記事では、そんなTVアニメ『シャドーハウス』の見どころを4つに分けてご紹介していきます。あなたも不思議な世界の扉を開いてみませんか?
【見どころ①】顔がない“シャドー”と、シャドーにそっくりな“生き人形”
物語の中心となるキャラクターは、“シャドー”と“生き人形”です。シャドー一族は、人の形はしているものの全身が影のように黒く、態度や話し方でなんとなくの感情を見ることができますが、その表情を直接見ることはできません。
シャドーたちは、豪勢な館に住んでおり、豪華な食卓を囲んだりと、貴族のような暮らしをしています。
また、シャドーには生き人形という世話係の従者がいます。互いにシルエットはそっくりですが、性格までは一緒とは限りません。
生き人形はシャドーの身の回りの世話する事以外にも、主人となるシャドーの「顔役」としての役割もあります。生き人形の立ち振舞は、シャドーを貴族たらしめるための存在としての側面もあり、シャドーが生き人形に所作を教えることもしばしば。
しかし、その関係性は十人十色で、仲のいいペアもいれば、そうでないペアも……。
まさに絵に書いたような貴族の暮らし。しかし、それはどこか歪な嘘を黒い影で隠した仮初のものにもみえます。
【見どころ②】生き人形目線で館の秘密を知っていく楽しさ
シャドーが暮らす館には様々な秘密がありますが、生き人形には知らされていません。就いたご主人様のために毎日掃除や給仕に励みます。
日課の掃除は主に“すす”というシャドーの出す黒い煙のようなものを拭き、屋敷をきれいに保つことですが、この“すす”はシャドーが負の感情を抱くと出るようになっています。
シャドーの不思議な生態や厳しい館のルールなど、多くの謎が隠されており、その謎をきっかけとする理不尽な事件が起きることも。
主人公ケイトとその生き人形・エミリコは友人たちと共にそんな謎を暴くために奮闘します。個性豊かな生き人形たちの会話や行動が可愛らしく、一緒に秘密を考えることで生き人形目線で物語を楽しむことができますよ!