三田麻央さん作家デビュー作『夢にみるのは、きみの夢』が小学館「ガガガ文庫」より4月20日発売! オタクOLとAIの美少年の恋愛物語に三田麻央のすべてを詰め込んで。「ガガガ文庫」から発売する意味も!?【発売記念インタビュー】
タレントで、マンガ・アニメ好きとしても知られるほか、声優としても活躍する三田麻央さんがライトノベル作家デビュー! デビュー作『夢にみるのは、きみの夢』が小学館「ガガガ文庫」より4月20日発売!
恋愛経験がないオタクOLの美琴と、AIの美少年のナオがひょんなことから同居するラブストーリーに、SFやミステリーな要素も加わった新感覚のライトノベル作品になっています。
構想2年で書き上げ、あとは発売を待つばかりとなった三田さんに、小説に挑戦することになったきっかけ、ストーリーやキャラクターの着想、そして読みどころポイントなどご紹介いただきました!
『銀魂』の沖田に初恋してマンガ・アニメ好きに。そしてBL作品へ
――三田さんはマンガ、アニメ鑑賞が趣味とのことですが、マンガ・アニメが好きになったきっかけと影響を受けた、大好きな作品を教えて下さい。
三田麻央さん(以下、三田):少女マンガがずっと好きで、乙女思考ではあったんですけど、中学に入ってから『銀魂』に出会い、沖田総悟に初恋してオタクになって(笑)。そこから作品への向き合い方を知り、少年マンガや青年マンガまで読むようになりました。
――三田さんが作品を好きになるポイントは?
三田:最初はキャラクターのカッコ良さでしたが、最近は入りやすさと勘ですね。「これ、おもしろそうだな」と手に取った時の正確さが年齢を重ねるごとにどんどん増している気がします(笑)。
――BL作品もお好きとのことですが、好きになったきっかけは?
三田:元々、美少年が好きで、美少年と美少年が表紙にいるマンガを見つけたら買うじゃないですか?(笑) そして読んでみたら美少年同士が恋するBLで。「こんなに素晴らしい世界があるのか!?」と衝撃を受けて、そこからハマってしまいました。そして『きゃらびぃ』を毎号読んで新刊をチェックして、買わなくてはいけないものを赤丸してました。
子供の頃から絵を描いたり、文章を読むのが好き
――三田さんは読む側、受け手側だけではなく、今回の小説や絵も描かれたりしています。創作するようになったのはいつ頃ですか?
三田:小学生の時から絵を描くのが好きで、図工と美術だけは成績が良くて。母からもいくら画用紙があっても足りないと言われていたほどで。そのうちに好きなマンガのキャラクターを模写したりして、オリジナルのキャラクターを作って楽しむようになり、今もときどきSNSに絵をアップしています。
――小説家デビューされたわけですが、ちなみに国語の成績は?
三田:テストで教科書に載っていないお話があるとつい読み込んでしまって、時間が足りなくなってしまうことがよくあって。だから成績は……(笑)。趣味だけではなく、勉強でも物語に入り込みすぎてしまうんですよね。