アニメ映画『竜とそばかすの姫』新ビジュアル&追加スタッフ情報解禁! イラストレーター・秋屋蜻一氏による竜のキャラクターデザイン画も公開|ムビチケ前売り券の販売もスタート
アニメーション映画監督・細田守氏の最新作として2021年7月16日(金)より公開されるアニメ映画『竜とそばかすの姫』。このたび、歌姫ベルと竜が星空の下見つめ合う姿が印象的な新ビジュアルが解禁されました!
合わせて、追加スタッフ情報も公開。物語の重要なカギを握る竜のデザインをイラストレーター・秋屋蜻一氏が、インターネット<U>の世界の作画監督を山下高明氏が、現実世界の作画監督とキャラクターデザインを青山浩行氏が、美術監督を池信孝氏が、美術設定(プロダクションデザイン)を上條安里氏が、CGディレクターを堀部亮氏、下澤洋平氏がそれぞれ担当します。秋屋氏による竜のキャラクターデザイン画も公開されました。
さらに、ムビチケ前売り券の販売がスタート! 購入者限定で、映画公開前から本作をより深く楽しめるキャンペーンが実施され、映画の制作過程で作られた画像や動画をいち早く閲覧したり、限定SNS企画に参加できたりと、様々な特典がありますので、ぜひチェックしてみてください!
追加スタッフ情報&竜のキャラクターデザイン画公開!
<U>の世界でみんなから恐れられ、忌み嫌われている竜のデザインを手掛けたのは、書籍の装画なども手がけ、緻密で幻想的な世界観で多くのファンを持つ秋屋蜻一氏。数あるデザイナーの中から、細田監督が「この人が描く竜が良い!」と直々に選んだ新しい才能で、今回、その竜のキャラクターデザインも解禁となります! 一度見たら忘れられない繊細で美しく描かれた竜が、<U>の中でどのような姿で動いているのか……完成に期待が高まります。
さらに、東映動画所属時代に細田監督の師匠であり、『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』以降、細田作品のメインスタッフとしてすべての作品に参加している山下高明氏が、<U>の世界の作画監督を担当するほか、同じく、ほぼすべての細田作品に原画や作画で携わっており、1997年にはエミー賞アニメーション部門の「優れたアニメーション演技賞」も受賞した経歴を持つ青山浩行氏が、現実世界の作画監督とキャラクターデザインを担当。長年、細田監督と共に良質な作品を世に送り続けてきた二人が、今作でも腕を奮います。
また、『千年女優』『東京ゴットファーザーズ』『パプリカ』などの代表作をもつ今敏監督の全作品で美術監督を担当し、数多くのイマジネーションと現実が融合した世界を描いてきた池信孝氏が美術監督を担当。
『ALWAYS 三丁目の夕日』で第29回日本アカデミー賞最優秀美術賞を受賞し、『サマーウォーズ』でインターネット上の仮想世界<OZ>の美術デザインを担当した上條安里氏が、美術設定(プロダクションデザイン)を担い、およそ10年ぶりとなるインターネット世界を舞台にした今作でも、圧倒的な世界観を描きます。
加えて、『サマーウォーズ』で、<OZ>の世界とアバターのCGを制作指揮した堀部亮氏が、『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』『未来のミライ』に続き、今作でもCGディレクターを担当するほか、同じく『サマーウォーズ』でCGを担当した下澤洋平氏が堀部氏と共にCGディレクターとして名を連ねます。細田監督作品の特徴でもある手書きとデジタルのハイブリッドな表現を支えてきた二人の高いCG技術が、本作でも遺憾なく発揮されます。
ムビチケ前売券販売スタート!
本作のムビチケ前売券がオンライン、コンビニで販売スタート! 購入時に発行される「ムビチケ購入番号」と「ムビチケ暗証番号」を使い、専用サイトにログインすることで、スペシャルコンテンツの閲覧や限定キャンペーンに参加できるほか、さまざまな優待特典を受け取ることができます。
アニメ映画『竜とそばかすの姫』作品情報
2021年7月16日(金)全国東宝系にて公開!
ストーリー
自然豊かな高知の村に住む17歳の女子高校生・すずは、幼い頃に母を事故で亡くし、父と二人暮らし。母と一緒に歌うことが何よりも大好きだったすずは、その死をきっかけに歌うことができなくなっていた。曲を作ることだけが生きる糧となっていたある日、親友に誘われ、全世界で50億人以上が集うインターネット上の仮想世界<U(ユー)>に参加することに。
<U>では、「As(アズ)」と呼ばれる自分の分身を作り、まったく別の人生を生きることができる。歌えないはずのすずだったが、「ベル」と名付けたAsとしては自然と歌うことができた。ベルの歌は瞬く間に話題となり、歌姫として世界中の人気者になっていく。
数億のAsが集うベルの大規模コンサートの日。突如、轟音とともにベルの前に現れたのは、「竜」と呼ばれる謎の存在だった。乱暴で傲慢な竜によりコンサートは無茶苦茶に。そんな竜が抱える大きな傷の秘密を知りたいと近づくベル。一方、竜もまた、ベルの優しい歌声に少しずつ心を開いていく。
やがて世界中で巻き起こる、竜の正体探し(アンベイル)。<U>の秩序を乱すものとして、正義を名乗るAsたちは竜を執拗に追いかけ始める。<U>と現実世界の双方で誹謗中傷があふれ、竜を二つの世界から排除しようという動きが加速する中、ベルは竜を探し出しその心を救いたいと願うが――。
現実世界の片隅に生きるすずの声は、たった一人の「誰か」に届くのか。二つの世界がひとつになる時、奇跡が生まれる。
もうひとつの現実。もうひとりの自分。もう、ひとりじゃない。
スタッフ
■監督・脚本・原作:細田守
1967年、富山県出身。1991年に東映動画(現・東映アニメーション)へ入社し、アニメーターを経て演出(監督)になる。1999年に『劇場版デジモンアドベンチャー』で映画監督としてデビューを果たす。
その後、フリーとなり、『時をかける少女』(06)、『サマーウォーズ』(09)を監督し、国内外で注目を集める。11年、プロデューサーの齋藤優一郎と共に、自身のアニメーション映画制作会社「スタジオ地図」を設立し、『おおかみこどもの雨と雪』(12)、『バケモノの子』(15)でともに監督・脚本・原作を手がけた。
最新作『未来のミライ』(監督・脚本・原作)は第71回カンヌ国際映画祭・監督週間に選出され、第91回米国アカデミー賞の長編アニメーション映画賞や第76回ゴールデングローブ賞のアニメーション映画賞にノミネートされ、第46回アニー賞では最優秀インディペンデント・アニメーション映画賞を受賞した。
■企画・制作:スタジオ地図
■製作幹事:スタジオ地図有限責任事業組合(LLP)・日本テレビ放送網 共同幹事