音楽
Run Girls, Run!「ドリーミング☆チャンネル!」発売記念インタビュー

Run Girls, Run! 8thシングル「ドリーミング☆チャンネル!」発売記念インタビュー |『キラッとプリ☆チャン』と歩んだ3年、3人の成長と軌跡

3人の成長!それぞれで褒め合うんだもん!

林:あるとじゃあ次の質問に。「キラッとスタート」のときはホントに駆け出しのころで、レコーディングも3曲目ぐらいの時期だったと思うんですけど、そこから歌とかダンスを練習して、ここは自分で良くなったんじゃないか、と思う部分はありますか?

――これはそれぞれが言い合ったほうがいいかもしれませんね。……既に「(私に褒めの言葉を)ください」と主張している方がいますが(笑)。

林:(森嶋さんを見ながら)やっぱダンスだよ、あなたは。

森嶋:嬉しい! でも、私もホントに思う。

林:なんだろう? もともと見せ方は分かってたタイプだとは思うんだけど、それがより出てるなって思う。あと、独自な動きが変じゃないのがすごいの。オリジナルの動きが上手いんですよ。なんていうのかな、全然語彙が出てこないんだけど。

厚木:おんなじ動きをしてるはずなのに魅せ方が違うんだよね。体の大きさとかは私のほうが大きいのに、もっちーのダンスには存在感があるの。

森嶋:え~、マジですか! そんな、もう、そんなです。

もっちーのダンスに対する努力はすごい!振り入れ前に、絶対振りを覚えてきてえらいなって。私とか、振り入れの先生に「細かいとこは訊けばいいか」って思っちゃったりして。動画で大体の動きを見るだけで振り入れに行っちゃうんだけど、ちゃんと彼女は覚えてくるから。

森嶋:こちらから言わせてもらうと、それでできちゃうから。上手いんですよ。しかも上手いだけじゃなくて、長年ダンスやってる経験からか、すぐ踊れるんですよ。私がけっこう遅れがちなので、事前に映像があったらある程度やっていかないと追いつけなくって。

――ちなみに森嶋さんは、ダンスは何歳からやられているんですか?

森嶋:私は、いつだろう? 何年生のときかは忘れちゃったんですけど、小学校のとき2年ぐらいだけヒップホップは習ってました。

林:でも、運動神経がいいんだなって感じがする。

森嶋:あ、ホントに? 嬉しい。

林:歌はもう、もともとのさ、「自分がこう歌いたい」みたいなものがしっかりあるタイプだから、それがいいな~って思う。

厚木:より上手くなったよね。自分の魅せ方が。

森嶋:お~、いい。ずっと続いてほしいこの時間(笑)。

一同:(笑)

――確かにステージを見てると、森嶋さんに目が行くことが多いですね。

森嶋:ホントですか!? 嬉しい。身長差もあって埋もれたり、私だけバラバラに見えちゃう、というか自分が乱しちゃう、というのはけっこう気にしているので、そう言っていただけるのは嬉しいです。

林:あっちゃんはなんだろう? 全体的に最初の印象とは変わってて。最初は引っ込み思案というか、レッスンのときとか泣いてたのを覚えてる。

厚木:泣いてた、泣いてた。

林:泣いてる子だなあっていう印象が強かったから、成長したなあ、変わったなあって思う。

ダンスはもともと上手だったよね。歌は、最初と比べて、今は声がまっすぐに飛ぶようになったのがいいなって。

厚木:よかった~。

森嶋:ダンスがもともと上手いのはもちろんあったけど、それにプラスアルファで表現力がすごくあって。四季シリーズで見せる表情とか表現では、踊りによってダイナミックに見せるところとか、ランナーさんもギャップで喜ぶ部分だと思うから、新しい自分を常に発見してるような気がしてる。

厚木:嬉しい。ありがとう。そもそも声優をやりたいっていう夢はすごくあったんだけども、本当に人前に出るのが苦手で。歌を人前で歌う経験がなかったから、最初は人前でどうやって歌っていいかも分かんなかったし、やりたい気持ちと自己表現出来る技術みたいなのがうまく噛み合ってなくて。

だから毎回「どうしよう……」って感じだったんだけど。

でもやっぱりプリチャンをやらせていただいて、OPとかで「夢はかなうよ」って言い切ってるじゃない。そんな歌を歌ってるアーティストとしてそうじゃなきゃ、ってだんだん思うようになって。別に負担とかじゃなくって、そうなりたい! という思いがすごく強かったのが、ここまで変われたきっかけなんじゃないかなって。

林:あっちゃんってすごくお客さんから見て安定感があるように見えると思うけど、近くにいると常に魅せ方を模索している感じがあって。それがすごくかっこいいなって思います。

その中でも3人のバランスを考えてくれてるのが、いいところだなって思います。

厚木:ありがとう、嬉しい。照れますね(笑)。

――実際、模索していますか?

厚木:当たり前ですけど、声優として成長したいじゃないですか。更に良くなるためには一回変えなきゃって絶対思うんですよ。だから、模索してます!

――最近はどんなことを変えようと考えていますか?

厚木:え~~、なんだろう? あ、でも多分この記事が出たくらいには、バッサリ髪の毛切りたいと思います。

林:おー! そうなんだ。

――どのくらいなんですかね?

厚木:もうがっつり。

森嶋:めっちゃいいじゃん!

森嶋:えー楽しみ! どういう、ボブ系? キレイ系?

厚木:全然まだ決めてない。キレイ系ってどんな?

林:確かに。あっちゃんってRGRの中で言ったらキレイ系担当というか。

森嶋:そうそう!

林:楽しみだね。どうなるんだろう。じゃあ、次は私の話ですね。

厚木:はやまるはもともとバランス型よね。

森嶋:スペック高いのよ、もともと。でもその中で日々パワーアップしてるのは、ホント「この子どこまで行くんやろ?」と将来が楽しみです。これはお世辞とかじゃなく。

はやまるのトレードマークって笑顔だと思ってて。笑顔ってみんなこう、ニコニコすると思うんですけど、なんかはやまるのピチピチのさ、フレッシュで画面を超えて伝わってくるような笑顔ね!

厚木:分かるよ! 弾けるような。

森嶋:そう。フルーツ果汁が飛んできそうな。やろうと思ってできるものじゃないと思うの。それがすごく好き。

林:え~嬉しい! ありがとう!

森嶋:絶対ランナーさんもはやまるの笑顔に元気づけられてると思う。

林:ありがとうございます。でも確かにライブのときとか「自然な笑顔だね」とはすごく言われる。

森嶋:そうなのよ!

厚木:ライブのときの活き活き感はホントにすごいと思う! それこそまさに果実だよ! いつまでもフレッシュよね。

森嶋:歌い方の表現とかもどんどん進化していってるのがわかる。好き。

林:嬉しい。それがめっちゃ課題だったの。

森嶋:ちゃんと身になってるよ。

厚木:もともとできるプレッシャーもあったと思うし、努力の積み重ねだと思うけど、器用にいろんなことができると「できるからいいや」ってならないのが、ホントにはやまるだなって思うの。

何事にもホントに真面目だし、ストイックにどこまでも上を目指して成長させて次のときに持ってくるはやまるがホントにカッコいいなって思います。

林:あ~、ありがとうございます。でも確かに、昔から歌って踊ることが好きだったし、表に立ちたかったから。

私は頑張れる人のほうが好きだし、そうでありたい。それだけ頑張れるのは才能だと思う。

厚木:確かに「頑張れる」って才能だよね。

林:頑張れる人が一番強いなって思います。表現力は課題だったから言ってもらえて嬉しい。

森嶋:すごく変わってるよ。

厚木:大人っぽい表現もできるようになったと思う。もともとのパワフルで真っ直ぐな歌声も残しつつ、最近はすごく「繊細!」って思う。

林:確かに。昔って歌は好きだったけど、そんなに「歌詞にめっちゃ注目して歌ってたか?」って言われると、そうじゃなかったから。歌詞を読解できるようにはなったなって思う。

――配信ライブ(「Run Girls, Run! Online Live ~ランガリング・リンクライブ♪~」)や、Run Girls, Run! ホワイトデーイベント!!! 2021~♡Give me♡~など、それぞれめちゃくちゃ変わった印象を受けました。

一同:え~、嬉しい!

――林さんって以前は前に思いっきり出て歌うイメージだったんですけど、今は前に出つつもバランスはちゃんと取ってますよ、という感じがありまして。3人的には変わった感覚はありますか?

林:これは明らかに変わってますね。 前よりふたりの声が聞こえる気がする。でもそれはふたりの音量が変わってるんじゃなくって、たぶん私がふたりの声を聴くようにしてるからなんだけど。

森嶋:なるほどね。

林:それができるようになったのが「ああ、余裕ができたんだな」って自分でも思う。

森嶋:ああ~。前に、はやまるのソロパートのあと、私たちふたりが歌うパートがあったりすると、「はやまるに声の大きさ負けてるよ」って言われたこともあって。そういうのをきっかけに、改めて声の出し方とかマイクへの乗せ方を気にするようになったので、お互いで合わせようとしているのは絶対あるよね。

林:うん。マイクにどれだけ声を乗せるかは考えるようになったかも。バランスを考えてやってる。

厚木:めっちゃ伝わってくる。パフォーマンスしてて「はやまるが調整してくれてるな」って思うときも多いし、もっちーがフォーメーション移動のときに隣見てくれてるなって感じたりもするし。

林:そうだよね。全力って大事だけど、ひとりで100で出すのってユニットだと絶対動きにくくて。ユニットで合わさったときに100とか120を出せばいいんだってことを覚えたかもしれない。

森嶋:いいね。もっと伸ばしていこう。

林:まあ、それぞれ100なんだけどね。それがぶつかりあっちゃ意味がないから。

森嶋:そうなんだよね! 分かる分かる。

林:合わさったときに100になるのが理想形だなって。友人に、「ついいつも、全力になりすぎちゃうんだよね~」みたいに相談したときに、「確かに、自分が全力のところは全力なんだけど、自分が引くポイントは分かっておかないと」って言われてハッとした。

 

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