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『劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト』「今」見るしかない3つの理由

『劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト』「今」見るしかない3つの理由|今からでも遅くない!『スタァライト』の魅力を振り返ろう

アニメを見る時にはここを見るべし

さっきから魅力魅力という話をしているけど結局『スタァライト』ってなにがいいの?

そんな方に向けてここからは『劇場版スタァライト』を見る前に見てほしい『スタァライト』のアニメシリーズの魅力と見るべきポイントについてご紹介します。

その前に、なんと公式のYouTubeチャンネルにはTVアニメの第1話が無料で公開されているのです! 気になった方はこちらを見るのが早いでしょう。

物語は、舞台女優として活躍することを夢見る少女が集う聖翔音楽学園で始まります。聖翔音楽学園は、昼は私たちがイメージするような殺陣や歌唱など普通の授業が行われている音楽学校なのですが、夜には違う顔を覗かせます。

その顔とは謎の存在、キリンが主催するオーディションのステージとしての顔。学園に通う生徒同士が、武器を持ってぶつかり合うオーディションが地下のステージで開催されています。オーディションは数日に渡って行われ、最も勝利した一人には自分が望むどんな舞台にも立つ資格が与えられます。

登場人物一人一人が持つ「理想の舞台を実現したい」という思いがぶつかり合い、物語は加速していきます。

「仲間だけどライバル」そんな言葉が似合う舞台少女たちの舞台に捧げた青春は涙なしには見られません。

見るべきポイント①音楽

『スタァライト』という作品を語る上で欠かせないのは、なんといっても壮大な音楽でしょう。

アニメでは“レヴュー曲”という、オーディションの中で披露される楽曲がほぼ毎話登場し、物語をより魅力的にしていました。“少女歌劇”という名前を背負っているだけあってキャストの皆さんの歌唱力も凄まじい上に、登場する曲のそれぞれが個性をもっています。

またこれらのレヴュー曲はライブの中で全曲披露されています。このようなライブを開催できるのも『スタァライト』という作品だからこその強みだと言えます。

見るべきポイント②等身大のキャラクター

視聴者を惹きつけてやまないストーリー。巧妙に張り巡らされた伏線ももちろん大きな魅力なのですが、私はストーリーの中にある“ヒリヒリ感”も大きな魅力だと考えています。

現実の世界でも言えることですが、舞台女優を目指すということははっきり言って簡単なことではありません。私たちが普段目にする舞台女優の方々の輝きは、その何倍もの夢破れた方の挫折の上に存在します。そのようなリアルな空気感を『スタァライト』はアニメだからとうやむやにせず、しっかりと描写しています。

圧倒的な同級生の才能に焦りを覚えるキャラクター、様々な理由で学園を去るキャラクター、自分の支えを奪われながら嫉妬心を抱くキャラクターなど、キャラクターは何かしらの不安や弱みを抱えています。

そんな彼女たちの姿に等身大の人間を感じることができ、親近感や応援したいという気持ちをもってアニメを見ることになります。こうしたキャラクターの魅力を感じることができるのも『スタァライト』を推す理由です。

見るべきポイント③キャストの方々の熱さ

もう一つ、外せないポイントはキャストの方々の作品への熱さです。自分が出演する作品ですから、思い入れが生まれるのはある意味当然なのかもしれません。

ですが、観客の視点から見ていると、『スタァライト』のキャスト、そしてそれを支えるスタッフの熱量は自分が関わっているからだけでは説明できないもののような気がするのです。

 

 

 

 
キャストやスタッフが作品のことを考えてそれをツイートする。これらの行動一つとっても『スタァライト』への愛が伝わってきます。

筆者が特にキャストの方々の作品への愛を感じたのは3ndライブでのエピソードです。

キャストの一人である三森すずこさんはライブ前のこの時期、別作品への出演の関係で一部楽曲でステージに立たないことが発表されていました。

ですが、当日三森さんは予定されていた以上の楽曲に登場し、観客の度肝を抜きました。三森さんのプロ意識はもちろんのこと、『スタァライト』に対する熱を証明するようなステージでした。

その後、最後の挨拶の中で三森さんが出演楽曲が増えた裏には、他のメンバーの言葉があったことを明かしました。メンバーの中では最年長の三森さんはメンバーの成長を実感し、感極まり涙を流すシーンがありました。もちろん他の出演者も全員号泣。三森さんを中心に想いを共有していました。  

キャストの方々が公演に至るまで、どんな思いでどんな苦労をされて来たのか外から見ている私たちには表面的にしかわかりません。

ですが、私はこの姿を見て、キャストの方々の『スタァライト』に対する熱い思いを確かに感じることができました。

作品に対する熱い思いをキャストやスタッフと共有できる。これこそが私が『スタァライト』を推す一番の理由です。

劇場公開はもうすぐ! まずはアニメの復習を!

長々と語ってきましたが、とにかく言いたいのは『スタァライト』を知って欲しいということ。その上で『劇場版スタァライト』を見て欲しいそれにつきます。

TVアニメを全て見る時間がないという方には昨年公開された総集編を見るという選択肢もあります。

この記事を読み終わったこの瞬間があなたの舞台創造科デビューの瞬間です。いますぐアニメを見に行きましょう。

少しでも『スタァライト』という素晴らしい作品に出会い、『劇場版スタァライト』を劇場で観て感動を味わう人が増えることを願っています。

 

『劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト』作品情報

2021年6月4日(金)公開

■Introduction
「スタァライト」――それは美しき別れの悲劇。
この戯曲のキラめきを浴びた二人の少女は運命を交換。
やがて「運命の舞台」に立ち、悲劇の先に再び出会う「新章」を再生産した。
塔の頂で星を掴んだ少女たち。
では、その新章の結末は?
「私たちはもう、舞台の上」
愛城華恋。聖翔音楽学園三年生。
最後の星祭りが幕を上げる。

■CAST
愛城華恋:小山百代
神楽ひかり:三森すずこ
天堂真矢:富田麻帆
星見純那:佐藤日向
露崎まひる:岩田陽葵
大場なな:小泉萌香
西條クロディーヌ:相羽あいな
石動双葉:生田輝
花柳香子:伊藤彩沙

■STAFF
原作:ブシロード ネルケプランニング キネマシトラス
監督:古川知宏
脚本:樋口達人
キャラクターデザイン:齊田博之
副監督:小出卓史
総作画監督:安田祥子 佐藤友子
メカデザイン:高倉武史 上津康義
デザイン協力:小里明花 谷 紫織
グラフィックデザイン:濱 祐斗 山口真生
色彩設計:吉村智恵
美術監督:秋山健太郎 福田健二(スタジオ Pablo 福岡)
3DCG監督:神谷久泰
撮影監督:出水田和人(T2studio)
編集:黒澤雅之
音響監督:山田 陽
音楽:藤澤慶昌 加藤達也
劇中歌作詞:中村彼方
アニメーション制作:キネマシトラス
製作:レヴュースタァライト製作委員会

劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト 公式サイト
少女☆歌劇 レヴュースタァライト 公式サイト
少女☆歌劇 レヴュースタァライト 公式ツイッター(@revuestarlight)

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