【#プリレタ独占取材第3弾!】〝みんなにシアワセおすそ分け☆〟自由で無邪気な小動物系アイドル『金魚鉢たより』特別インタビュー【Princess Letter(s)! フロムアイドル】
※本記事は#プリレタ独占取材第3弾記事です。第1弾『雁矢よしの篇』、第2弾『水茎あやめ篇』もあわせてどうぞ!
『生徒のインターネット使用禁止』という独自の校則で知られる全寮制のトップアイドル養成学校──私立・常和歌学園(ときわかがくえん)。
その学園に通うアイドルの卵『金魚鉢たより』は今年の春にポエトリーリーディングと呼ばれる、音楽に乗せて歌うように詩を朗読する楽曲を、他のふたりとはまた違ったポップな雰囲気で公開し、ネット上では〝かわいい!〟という4文字の感想で溢れた。
☆『金魚鉢たよりの話』ポエトリーリーディングMVはこちら
いよいよ3日目となった独占取材シリーズ。アニメイトタイムズでは今回も学園の協力のもと『金魚鉢たより』に独占インタビューの機会を得た。
彼女の天真爛漫な性格的に、今回は大丈夫なのでは……? と浅慮しつつも、念のためハンカチを多めに持ち、毎度おなじみインタビュアー兼〝いちファン〟として取材に臨んだ。
会場に到着して、取材開始の時刻になった。
彼女の姿は見当たらない。
5分。10分。15分。
経ったところで、入り口の扉がそろりと開いた。
まとめると──〝タイヤキは尊い〟ってことだよう♡
金魚鉢たよりさん(以下、たより):……あっ!!
自分と目が合ったたよりさんが、気まずそうな声を出した。
ドアをゆっくり閉めたあと、おそるおそるこちらに近寄ってくる。
たより:……あのね、ここの近くにね、有名なタイヤキ屋さんがあってね。
──? はい。
たより:注文を受けてから焼いてくれるから、作るのに時間がかかっちゃうの。
──なるほど。
たより:行列もできたんだけどね、そこにタイヤキがあったら……無視しちゃうわけにはいかないじゃん? だからね、これ──。
そう言いながら、たよりさんは手にしていたタイヤキをひとつ、自分に手渡してくれた。
たより:これで遅れちゃった分、許してくれる……?;;
──あはは、遅刻のお詫びということですね。そんな泣きそうな顔で言われたら、許すしかないですよ。
たより:ほんと? ありがと~遅くなってごめんなさい><
──いえいえ。無事に着いてよかったです。せっかくなので出来たてのうちにタイヤキ食べちゃいますか。
たより:え~!? ほんと? インタビュアーさん、すっごく良い人だ~! 食べよ食べよ~! いただきま~す☆
──いえいえ。自分も失礼して……ん! たしかにこれは美味しい!
たより:でひょ~? しょちょはふはふはで、ひゃかもほろほろひゃんだ~♡
──何言ってるか全然分かんないです! ゆっくり飲み込んでから話してくださいね……?
たより:ひょうひゃよねえ、ひょうひゅゆ……ごくん。は~美味しかった~! シアワセだよう♡
──噂には聞いていましたが、本当に幸せそうに食べますね。見てるこっちの方も思わず口元が緩んでしまいました。
たより:ほんと!? そう言ってくれるのうれしいよう>< タイヤキ、もう一個食べちゃおっかなあって思ったけど、寮に帰ってからのお楽しみに取っておくんだ~♡ 今日は一緒にタイヤキ食べれて良かったよう☆ ありがとね~またね~!
──はい、お疲れ様でした……って、何帰ろうとしてるんですか! このあと取材ですよ!
たより:あっ! そうだった、満足したからてっきり今日の目的は果たしたつもりに、、、><
──肝心の本題の方が残ってます(笑)。タイヤキ食べて元気が出たと思うので、早速始めていきましょう。
たより:うん、よろしく~♡
タイヤキには〝世界のすべて〟が詰まってて──。
☆詳細プロフィールはこちら
──それではあらためて『金魚鉢たより』さん、よろしくお願いします。最初に自己紹介をお願いできますか?
たより:は~い! たよりんだよ~☆ えっとねえ、タイヤキが大好き! あ、中身がカスタードのやつねえ♡ 学年は高等部の2年生~!
──元気が良くていいですね。たよりさんと言えばカスタード入りのタイヤキのイメージですが、「あんこ」は食べないんですか?
たより:あんこのやつもねえ、ふつうに好きだよう! タイヤキ屋さん行って、カスタードがなかったら頼んだりもするし。でもやっぱりカスタードのが一番! ってゆうのだけはゆずれないかな><
──なるほど。そもそも、どうしてそんなにタイヤキが好きなんですか?
たより:それはもちろん! ──そこにタイヤキがあるからだよう!
──なんだか壮大ですね!?
たより:タイヤキにはこの世のすべてが詰まってるからねえ><
──しかもさらにスケールが大きく! 良かったらそのあたりの魅力を教えてくれますか?
たより:うん☆ あのねあのねタイヤキってね一匹一匹で個性がぜんぜん違ってねえこれは材料とか型とか職人さんの腕前とかはもちろんその日の天気とか気温気圧湿度ほかにもいろいろなことが関係してくるのはみんなも知ってると思うんだけどそもそもタイヤキには大きく分けて天然モノと養殖モノの2つがあってねえ(中略)
~※編集部よりお詫びとお知らせ~
ここで金魚鉢さんがはじめて遊園地に来た子供のようにキラキラとした瞳でタイヤキの魅力について語っていただけたのですが、尺が膨大な量となってしまい涙ながらにカットさせていただきました。
たより:──それで最終的に宇宙誕生に至ったわけなんだけど、つまりまとめるとタイヤキはどうしようもなく尊いってことだね☆ ……あれ? 大丈夫? なんか疲れてない?><
──い、いえ……まさかタイヤキの話がここまで広がるなんて……タイヤキにこの世のすべてが詰まっているというのも、あながち間違いではないかもしれない……。
たより:でしょでしょ~! それに気づいてくれただけでも、ここまでお話したかいがあったよう☆
──このまま記事のタイトルを〝タイヤキ的創造論~タイヤキは世界を救う~〟とかにしたいところなんですが、本日の主役は〝アイドル〟のたよりさんなので……インタビューの方に戻りましょう。
たより:え~まだ話し足りないのに><
──え、あれだけ膨大だったのにですか!?
たより:うん、、、起承転結で言うとまだ『起』の前半くらい、、、
──もはや神話のボリュームじゃないですか! お話を聞きたいのは山々ですが、また後日ということで……。