アニメ映画『ジャーニー 太古アラビア半島での奇跡と戦いの物語』声優・古谷徹さん、神谷浩史さん、黒田崇矢さん、静野孔文監督が登壇したジャパンプレミア公式レポートが到着!
サウジアラビアのマンガプロダクションズと東映アニメーションが、2017年にアニメコンテンツ共同制作についての協定を交わし制作されたアニメ映画『ジャーニー 太古アラビア半島での奇跡と戦いの物語』が、2021年6月25日(金)に公開!
このたび、6月24日(木)に開催され、声優・古谷徹さん、神谷浩史さん、黒田崇矢さん、静野孔文監督、清水慎治プロデューサーが登壇したジャパンプレミアの公式レポートが到着しました!
豪華声優陣と監督登壇によるジャパンプレミア公式レポートが到着!
サウジアラビアのマンガプロダクションズと東映アニメーションが2017 年にアニメコンテンツ共同制作についての協定を交わし、制作されたアニメ映画『ジャーニー 太古アラビア半島での奇跡と戦いの物語』が6 月25 日(金)より日本公開となります。
サウジアラビアでは、17 日より先行して封切られ、本国では過去最大級のスクリーン数での公開となり大ヒットを記録している。公開前日となる24 日には有楽町朝日ホールでジャパンプレミアを実施。会場には大勢の声優ファンのほか、サウジアラビアの関係者も集まるなど、国際色豊かな雰囲気に包まれました。
冒頭では本作のエグゼクティブ・プロデューサーを務めるマンガプロダクションズCEO のブカーリ・イサム氏がオンラインであいさつ。「日本とサウジアラビアとの共同制作において大きな役割を果たした作品になったと思います。合作アニメを作る道のりは簡単なものではありませんでしたが、制作の過程において、文化・習慣の問題を乗り越えて、強いきずなを築くことができました」と手応えを感じている様子でした。
そしてその後は声優の古谷徹、神谷浩史、黒田崇矢 静野孔文監督、清水慎治プロデューサーら、日本側のスタッフ・キャスト陣が登壇。今回の豪華声優陣のキャスティングは、サウジアラビア側からの熱烈なオファーがきっかけだったことを告げられた声優陣は一様に驚いた様子。主人公アウス役の古谷は「最初にサウジアラビアと日本と共同で映画を作ると聞いた時は驚きましたが、そういう意味でもアニメーションの歴史に残る作品だと思うので、大変光栄に思いました」と誇らしげな様子。
続いてズララ役の神谷は「そういえば東映アニメーションで『ONE PIECE』をやらせていただいた時に、サウジアラビアの方々が見学に来ていたんですが、まさかこういう形で結実するとは。しかも大先輩の古谷さんの相棒を演じることができて、光栄の極みでした」と感激のコメントを寄せると、宿敵アブラハ役の黒田が「まさかサウジアラビアの方が黒田崇矢を知ってくださっているなんて。うれしかったんですが、まさか子どもの頃からあこがれていた古谷さんと敵対する役になるなんて思っていなくて、プレッシャーでした」と振り返りました。
さらに静野監督が「わたしも初めてお話をいただいた時に、サウジアラビアのクリエーターの方と一緒に作品が作れると聞いて。これはめったにない機会だと思い、すぐにやりたいと思い、飛びつきました」と本作にかける思いを述べると、清水プロデューサーが「先日、『ONE PIECE』のスタジオに行きまして。この映画のパンフを渡したんですが、(主人公ルフィ役の田中)真弓さんがチラシを見て、いいキャスティングねと褒めてくれました」といったやりとりを明かし、声優陣からもそのことに対する喜びのコメントが次々と寄せられました。
また、本作のアフレコの様子についても「コロナ前だったので、スタジオに全員が集まって楽しかったんですが、先輩がいっぱいいたということと、サウジアラビアとの合作なので、日本の声優として下手なことはできないなと思って緊張していました」と神谷が明かすひと幕があった。
そんなイベントも終盤を迎え、最後のコメントを求められた古谷は、日本とサウジアラビアとの共同製作となる本作について「くしくも今年は、声優デビュー55 周年という節目の年です。記念すべき年と本作の公開時期が重なったことには大変感無量です」と誇らしげにコメントし、イベントを締めくくった。
ジャパンプレミア概要
【日時】:6月24 日(木)
【会場】: 有楽町朝日ホール (千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン11F)
【登壇者】古谷徹、神谷浩史、黒田崇矢 静野孔文 監督、清水慎治プロデューサー
ブカーリ・イサム(マンガプロダクションズ代表、ビデオ出演)
ナーイフ・マルズーク・アル・ファハーディ(サウジアラビア駐日大使、ビデオ出演)
アルダファーリ・モハンマド(アソシエイトアートディレクター※フォトセッションのみ)、
アルマリキ・アハマド(マンガプロダクションズ東京オフィス※フォトセッションのみ)
アニメ映画『ジャーニー 太古アラビア半島での奇跡と戦いの物語』作品情報
2021年6月25日(金)より、東京・新宿バルト9、大阪・梅田ブルク7にて限定ロードショー
日本語吹き替え・英語字幕/上映時間:1時間50分 音声:5.1ch スクリーンサイズ:ビスタサイズ
ストーリー
アラビア半島を一つの脅威が席巻していた。アラビア半島を進軍してきたアブラハの軍隊が、貿易都市メッカを目指し進軍を続けているのだ。平和的な解決を望むメッカの民に、アブラハの軍隊から突きつけられた条件は、 あまりに無慈悲なものだった。アブラハは「カアバの神殿と聖なる石の破壊」「信仰を捨てること」 「奴隷になること」を要求。メッカの民は怒りに震え、戦うことを決意した。そして、アブラハと戦う志願兵の中に青年アウスがいた。アウスは期待される兵士の一人だが、実は人には言えない過去があった。アウスの人生は盗みに入った家で陶工のジュバイルと出会うことで大きく変わった。成長してジュバイルの娘ヒンドと結婚し、息子ワハブに恵まれる。アウスは、かつての罪の贖罪と、この幸せな生活を守るため、剣を取ることを決意したのだ。メッカの軍隊のリーダー、ムサブは先手を打つため、アブラハの軍隊に代表戦を申し込んだ。アブラハは、この戦いを受け入れ、こうしてアブラハの軍隊とメッカの民の戦いは始まった。アウスの、そしてメッカの民の運命は──?
スタッフ
監督:静野孔文
脚本:冨岡淳広
音楽:和田薫
キャラクター原案:岩元辰郎
エグゼクティブプロデューサー:ブカーリ・イサム、清水慎治
スーパーバイジングプロデューサー:木戸睦、モハンマド・サラ
脚本原案:ブカーリ・イサム、クーパ・ピータ、アルマダ・アムル
美術監督:渡邊洋一、宮野隆、川松由典(株式会社典樹)
アソシエイトアートディレクター:モハンマド・サラ、アルダフィーリ・モハンマド、アーリフ・ファラ
色彩設定:糸川敬子
撮影監督:荻原猛夫、泉津井陽一
編集:吉武将人
音響監督:明田川仁
アニメーションプロデューサー:大上裕真
プロデューサー:平澤直
アソシエイトプロデューサー:安倍依里、アルジジャクリー・ヌール、安部幸枝
宣伝プロデューサー:泉谷裕
製作:マンガプロダクションズ、東映アニメーション
制作:マンガプロダクションズ、東映アニメーション、横浜アニメーションラボ、アーチ
配給:東映アニメーション
配給協力:東映
宣伝:東映エージェンシー
キャスト
古谷徹
神谷浩史
中村悠一
中井和哉
三石琴乃
黒田崇矢