声優
10人の声優が挑んだ『ようこそ妄想営業部へ❤︎Season3』イベントレポ&インタビュー

八代拓さんのラブコールに西山宏太朗さん「なんで?」──極限に追い込まれた10人の声優たちが今回も常識はずれの行動に!? 『ようこそ妄想営業部へ❤︎Season3』イベントレポート&インタビューをお届け

出演者10名によるインタビューをお届け!

――イベントお疲れ様でした! 早速ですが、イベントを終えての感想をお聞かせください。

西山宏太朗さん(以下、西山):人数が増えてのイベントということでどういう風になるのかな?と思っていましたが、より賑やかになりました。それぞれ個性がすごく出ていましたし、最近は大勢で盛り上がることがなかったので久々の感覚を味わえて刺激的な1日を過ごすことができました。

伊東健人さん(以下、伊東):少しシリアスなドラマパートから始まり、大勢でガヤガヤと賑やかでとても楽しかったです。

八代拓さん(以下、八代):前回のイベントでもそうでしたが、不確定要素が多いイベントなので、前もってわかっていることが実はほとんどないぐらいの感覚でステージに立ちました。ただ、メンバーや人数が変わると違う空気感になったり、全体の雰囲気に変化が起こったり、すごく楽しみながら一緒にみんなで駆け抜けた感じがして達成感があります。

濱健人さん(以下、濱):今回初めて参加して、Season1からずっと出ている伊東さんと宏太朗、あと吉田さんはとんでもないメンタルの持ち主だと実感しました。本当に、他の人を見るのはすごく楽しいですが、自分がやるときの肩のプレッシャーと言いますか……

一同:肩のプレッシャー……?

濱:果たしてストライクは投げられるのか?という懸念もありまして。

一同:(笑)。

濱:ちょっとだけ怖い気持ちもありましたが本当に楽しかったですし、ここまでの疲労感は久しぶりだったので悪くはなかったな、と思いました。

石谷春貴さん(以下、石谷):これだけの人数でお客さんの前でイベントができるのがすごく嬉しかったです。お客さんやTwitterの反応を見つつ絡めるのは、すごく利点だと思います。化学反応が起きてがっつりハマったときはこんなに気持ち良いんだな、と思いました。

榊原優希さん(以下、榊原):明らかに前回よりもカオスレベルが上がっていて、課題が増加するという狂気を強く感じました。

神尾晋一郎さん(以下、神尾):あれ? クレームですか?

濱:研究開発部、怖すぎる(笑)。

榊原:今回はこれがあるんだ!というあの瞬間のピリピリ感が癖になっている部分もありつつ、ハートの数を当てようとする企画では全員がガチで当てにいくのが面白くて(笑)。

八代:確かに!

榊原:リハでは5億と書いていた人も本番ではしっかりと当てにいくのが面白かったですし、そのチーム感がすごく楽しかったです。

寺島惇太さん(以下、寺島):僕は初参加でしたが、台本を奪われた声優を見るのは面白いですね(笑)。

一同:(笑)。

寺島:よくスタジオでも「アドリブでお願いします」と言われるシーンで「この人はどうアドリブするのかな?」と観察を楽しむタイプなんですけど、ずっとそのような感じのイベントでした。

自分の中でも予想を立てますが、その予想をひっくり返す展開ばかりで。宏太朗くんに八代くんが告白したとき、「なんで?」と返す宏太朗くんにびっくりしました。常人の発想じゃでない返しだったので、感動しましたし面白かったです。

駒田航さん(以下、駒田):大人数でわちゃわちゃしている雰囲気が感じられてすごく良かったです。ハートの数のくだりもあれだけ大きな数になって感動しました。研究開発部が参加してくれたおかげで革命が起こりましたし、次回がさらに怖くなりました(笑)。

仲村宗悟さん(以下、仲村):こういう1人1人が試される現場はたまには必要なことなのかな、と思いました。日常の中で忘れていたものが取り戻せる感覚というか、追い詰められて出たものはすごいですよね。そうして出たものが“踊り”でしたが(笑)。

春くん(石谷さん)はコロシアムのような舞台だと言っていましたが、僕は逆に抱きしめあっているような、ステージにいる人たちだけの繋がりが見えたような気がしました。

神尾:声優という枠を越えて、演者として必要な想像力と瞬発力と適応力というものを試される良い現場だと思いました。僕は台本どおりにやるしか能がない人間なので……

駒田:え?

神尾:(駒田さんの反論を無視しながら)そういう意味では、すごく楽しい時間を過ごさせていただきました。

一同:(笑)。

――今回のイベントのMVPを挙げるとしたら誰でしょう?

西山:本当に悩みますが、惇太くんのナレーションがすごく好きで。神尾さんのオーダーでナレーションをする惇太くんがすごく面白かったです。

伊東:僕は濱くん。1番慌てふためく役どころをやってくれて、見てくれる人に近い目線だったと思います。

濱:ほんとに怖かったです(笑)。

八代:僕は“けんと”くんですね!

一同:どっちの“けんと”!?(笑)。

八代:伊東健人のほうです! あの、猫の姿で普通の言葉を話すのがすごく面白くて。セオリーではなくその人の妄想にしかないものが見えたような気がして、涙が出るほど笑いました。

濱:僕は宏太朗かな。神尾さんと宗悟はわからないんですけど、俺と惇太さんは探り探りなところがあったのかな、と。

神尾:僕も一緒だよ?

濱:いいえ(笑)。まったく違います!

一同:(笑)。

濱:そういう意味で宏太朗は最高のお芝居をやってくれたな、と。妄想営業部なのにステージの上で破天荒なお芝居をするとは思わなかったですし、伸び伸びとできるのは宏太朗のおかげだったと思えたのでMVPです。

石谷:僕は八代くんです。隣にいると心強いですし、ひとつひとつちゃんと反応してくれるんです。あと、全部が誰も傷つけない受け答えで。自分だけが傷ついていくというスタイルで、イベント終わり1番に「お疲れ様」と言いました。

八代:泣きそうです。

寺島:なんか(八代さんは)避雷針みたいな感じですよね。

八代:例えがおかしいよ?

一同:(笑)。

榊原:僕は惇太さんです。僕が演じているユウキくんと関わりがあるので積極的に巻き込んで被弾させようとしたんですけど、うまくかわされてしまったので強かったです。

寺島:逆に、僕は経理部の2人がいてくれたからこそ、このキャラでいこう!と思うことができました。兄弟になってしまう「ブラザーフード」のときは、本当に答えが何も見えない状態で(笑)。

駒田:鳥肌ものだったよね!

寺島:うんうん。自分では何も見えなかったので、2人に導いてもらって助かりました。

駒田:各所で相当面白いことが沸き起こっていて、それこそ神尾さんが台風の目になろうと率先してやってくれたことで雰囲気づくりができました。トータルで考えると神尾さんに感謝しています。ただ、コンセプトの胸キュンというポイントを考えると、猫をやり遂げたイトケンかな(笑)。

仲村:僕は拓とまったく同じ理由で健人です。でも、1番台本通りにやってくれた吉田さんがMVPだと思います。

神尾:僕は総合的に見ると宗悟一択です。あとは「音姫」を「泡姫」と間違えて言った駒田かな。

全員:(思い出したように)あ~!

駒田:おいおいおい!

神尾:みんな流せば良かったな、と思ったけど舞台では拾われちゃったから。ここで言っとかないと。

寺島:僕と濱が2人で同時に目を合わせるほどでしたもん。

濱:そうそう! あれ!? 泡姫?って(笑)。

石谷:それはVTRで見返したい!

――お客さんの前で妄想シチュエーションを披露されていましたが、あのときの心境はどのような気持ちなのでしょうか?

榊原:皆さん、そのときの記憶ありますか?

一同:ない!

駒田:もうそのときは満身創痍ですから。

伊東:無我の境地だよね。

神尾:満身創痍であり、楽しいという感じです。

――研究開発部のお二人は楽しかった、と。

神尾:そうですね。

仲村:僕らはずっと楽しかったですね。

――人事部はいかがでしょう?

濱:どうでした、拓さん?

石谷:着地見えてました?

八代:……生き抜いた。

一同:(笑)。

石谷:本当に無我夢中でしたね。

八代:まさに戦場。人事部も対決という構図ではありますが、イベントを完走するという意味では全員で生き抜かないといけないので、そういう意味で生き抜きました。

――経理部の皆さんはどのような心境でしたか?

榊原:ひたすらK点を超えなきゃ、でもK点ってどこだ?という感じでした。

寺島:わかる~!

仲村:面白い答えを探し求める感じだよね。

駒田:経理部はK点をずっと探し求めていました。

寺島:そうですね、出口探しです。

――Season1から登場している妄想営業部の心境は?

西山:僕はずっと変わらず“祈り”です。

一同:(笑)。

西山:何か奇跡よ起これ!という気持ちでいます。

伊東:啓示というか、そういうのを待つだけです。祈っている途中は楽しいですけど、やっぱり着地点はどこだ?ってなっちゃいます。

――今後のイベントでやってみたいことがあれば、ぜひ教えてください。

伊東:本気で胸キュンセリフを言う。

神尾:本来はそこがコンセプトなんですよね。

伊東:逆に、ラブラブ系のアイテムでなければ、ラブのほうに展開しやすいというあまのじゃくなところもあるので、使うアイテムをルーレットで決めたりするといいかも。

仲村:それは面白そう!

神尾:あとは最後の着地点だけ指示してもらうとか。

一同:それいい!

伊東:みんなの甘い言葉に飢え始めた自分がいるので、ぜひやりたいです。

駒田:強いて言うなら、終始、キャラで統一してみるとかもいいかも。

榊原:同じこと考えていました!

駒田:今回のイベントでは、冒頭でしかキャラクターを出していませんでしたから。

神尾・仲村:そうなの!?

駒田:うん、ちょっと研究開発部の2人は黙ってもらってていいかな?

一同:(笑)。

駒田:せっかくキャラクターの絵やグッズの再販が行われていたり、素敵な設定が用意されているので、今は比較的自由にやらせてもらっていますが、逆にキャラで縛ってもらうのも良いかなと。このキャラクターがこれをやった場合を演じることになれば、僕らも声優としての本領をより発揮できると思います。

――最後に、ファンの方へメッセージをお願いします。

神尾:研究開発部として今回初めてイベントに参加しました。とても楽しくてクレイジーな感じになっているのでぜひアーカイブでもお楽しみください。今後ともよろしくお願いいたします。

仲村:終始楽しませていただいて、アーカイブで見られるということは後ろで反応している人たちもバッチリ見られるので、ぜひ隅々まで確認してください。ありがとうございました!

駒田:部署ごとに空気感や色がある中で、改めて落ち着いてアーカイブで見直すとまた違う視点から楽しめると思います。これからの発展に注目してもらいつつ、次回もぜひご期待ください。

寺島:ステージの上で演じている我々は必死に絞り出して、どれが正解か分からずにやっています。皆さんが抱いた感想が全てだと思いますので、ドキュメンタリーのような感じで見ていただければ嬉しいです。

榊原:すごく不思議な感覚なんですけど、パァーッと走り切って大変だったなと思いつつ楽しさもあって。もっとこうすればよかったなと思う部分もありますが、今回も相当世界観や可能性が広がったので、これが次回にどういう風に展開していくのか楽しみです。劇中にあったシリアスシーンがSeason4でどのように影響するのか、ぜひお楽しみに!

石谷:これからアーカイブでご覧いただくのは、ここにいる声優たちがみんなK点を目指して戦っていくストーリーです。それを見失った瞬間の目の泳ぎ方、表情、まだ終わらないのかという焦りの汗、全てが見られる内容になっているので、ひとつも余さずご覧ください。

濱:歌ったり踊ったりしていないはずなのに、それと同様の疲労感が僕の体を襲っています。それだけ、あの場で僕は戦ったんだなと思いますし、本当にカロリーを使ったんだな、と。その空間にいられたのがすごく幸せでした。ただ贅沢を言えば、お客さんの立場で今日のイベントを見たいと思いました。そして最後の人事部の気になるお話がどうなるのか、皆さんもドキドキしながらお待ちください。

八代:皆さんのおかげで成立しました、ありがとうございました。これからアーカイブでご覧になる皆さんもぜひ楽しんで笑ってください。でないと、ステージで自ら傷ついた意味がありません。

一同:(笑)。

八代:あと、ふと思い出しましたが、伊東さんと濱さんの「東大に行きたいか」のくだりがすごく面白かったので、ぜひ皆さんも見てください。

伊東:人は追い込まれたときに真価を発揮すると思います。極限状態にまで追い込まれていく役者10人と、違う意味で追い込まれていたのかもしれない吉田さん。こういったイベントは他にはありません。大事なものをひとつずつ落としていっているような気もしますが、新しい大事なものも得ているような気がします。八代拓さんの最後の1人芝居も素晴らしかったですし、こう来るかというアイデアをみんなが見せてくれるので、僕自身も勉強させていただきました。ぜひ何度でもアーカイブでご覧ください。

西山:Season1から見てくださっている方は、今回違いを強く感じられたと思います。僕自身、その違いは研究開発部の2人が入ってくれたおかげだと思っていて、良い意味で2人が暴走してくれました(笑)。これまで僕の中で妄想レッスンを楽しむという姿勢がありませんでしたが、2人が本心から楽しんで実演してくれたおかげでテンションもグッと上がって「楽しもう」という気持ちになれました。なので、Season3をまだご覧になっていない方は、Season1と2の違いをぜひ感じていただきたいです。

――ありがとうございました! 『ようこそ妄想営業部へ♥Season3』のイベントの模様はアーカイブでもお楽しみいただけます!

詳細はこちら

今後の『ようこそ妄想営業部へ♥』

Season3のイベント振り返りミーティング配信決定!キャストが出演しYouTubeで生配信!!

配信日時:2021年7月19日(月)
配信:アニマックス公式YouTube


 

『りはーさるなう!!』(ようこそ妄想営業部へ♥Season3)

配信日時:2021年7月29日(木)~
配信:アニマックスプレミアムVOD
 

『ようこそ妄想営業部へ♥Season3』ステージイベント 特別映像付き

配信日時:2021年8月11日(水)~
配信:アニマックスプレミアムVOD
 

2022年春『ようこそ妄想営業部♥Season4』開催決定!

と、その前に。Season4まで待てない!!ご安心ください!
『ようこそ妄想営業部へ♥Season3.5』を今冬開催!!

最新情報は、『ようこそ妄想営業部へ♥』各種公式で後日発表しますので、お楽しみに!
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