『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』でハマり、『機動戦士ガンダムUC RE:0096』を鑑賞した20代の私の話【前編】今回は女性キャラクターに焦点を当てました!
『閃光のハサウェイ』のギギ
最後に、『機動戦士ガンダムUC RE:0096』からは離れてしまいますが、前回書けなかった『閃光のハサウェイ』のギギについて。
ギギは誰もが羨む美貌と小悪魔的な性格で男性を翻弄してしまう、天性のヒロインだなというのが第一印象でした。おそらく、作品に登場するキャラクターだけでなく、現実の私達を含めた多くの女性が「ギギのようになりたいけどなれない」、と思うのではないでしょうか? これが嫉妬を生み、ギギはどこか浮いた存在になっています。
しかし、女性から孤立しているギギですが、それも気に留めていない様子なのが男性陣にはミステリアスで孤高の存在に映るのではないかなと思います。そして、それがより魅力を引き立ててしまう、ほっておけない女性に感じるのかなと思っています。
あと、ギギの魅力といえば、コロコロ変わる表情ですよね。大人びた顔立ちでもふとした表情は子どものように感情が読みやすいです。すましていますが、やはり10代の子だと感じさせるので、思わず色々な表情を見たくなってしまいますよね。
個人的にギギの一番印象的なシーンは、ホテル襲撃から逃げている際にバッグが燃えてしまうところです。地球に来る際たくさんの荷物を持っていたギギ。しかし、ホテルが襲撃されて逃げることになってしまいますが、その際持っていたバックを落とし燃えてしまいます。その時、ギギは燃えているのにバッグを取ろうし、泣いてしまうのです。
もし、私が避難する時に持っていくなら、一番のお気に入りで思入れあるバッグだろうなと想像しました。バッグを自分で買うのはご褒美で、人に買ってもらうのは特別な時。バッグはファッションの中でも一つ飛びぬけた存在な気がします(読んでくださる方の中でファッションが好きな方はこれを共感してくださるのではないでしょうか)。
ハサウェイに注意されるまでも取ろうとしたあのバッグ。ギギはどんな時に手にしたバッグだったのかなと少し考えてしまいました。