【忖度なし】沖縄完全再現だって!? 夏アニメ『白い砂のアクアトープ』を沖縄出身のオタクライターが現地民として素直な気持ちで観てみた感想
04「長靴をはいた熱帯魚」
□夏アニメ『白い砂のアクアトープ』第4話あらすじ&先行カット公開
新イベント開幕‼
今週も始まりました『白い砂のアクアトープ』! 冒頭に写った花(ブーゲンビリア)がめちゃくちゃ綺麗で沖縄を思い出しますね。
がまがま水族館では新イベントの準備が進められています! 水族館好きの間では主流かもしれませんが、タッチプールをがまがまでも始めるようです。
沖縄にある「美ら海水族館」にもタッチプールコーナーがありまして、幼少の頃に子供心をグッと掴まれましたね。そんなこんなで新イベント開幕!
新キャラ”うみやん”登場!
腰を痛めて休養中だった貝殿轟介(ぐでんごうすけ、以下うみやん)が初出演! 風花にめちゃくちゃビビられていましたが気のいいおじさんのようです。見た目はゴリゴリの誇張したうみんちゅで、腰痛持ちでアイドルオタクという属性もりもりおじさん! 中心メンバーみながキャラが立っていていいですね。
そしてキジムナーも毎回ちゃんと出てきますが、彼の動きがまだわからないですね。どんな装置になるのか注目していきたいところです。
うみやんのごちゃごちゃに紛れていましたが、くくると風花ががちゃんと仕事の関係であることもいいですよね。風花が買ってきたものもしっかり経費で落とさせます。
こういった細かい部分を描くのがお仕事アニメならではのような気がします。
風花とくくるの背後に「経費削減!」の張り紙があることを見せながら「こういうことはきちんとする!」というセリフでギャグテイストで乗り切っていて流石だなと思いましたね!
方言問題について
毎回思ってしまいますが、
まくとぅそーけーナンクルナイサーは毎日呪文のように唱えないって!(笑)
この記事でも序盤に触れた、沖縄県民から見るアニメの「沖縄訛り・方言問題」。私もすっかりなれてしまってそこまで違和感は持っていないのですが、数話見ていくと、この問題に対しての本作の工夫が見えてきました。
まず主要キャラクターたちはほとんど訛りがありません。沖縄訛りを話すのは、おじいやおばあを含めた「大人たち」になっています。今回登場したうみやんもそうですし、1話でも占い師の女性なんかはガッツリ話してましたね。
これは現状の沖縄の方言事情を反映しての演出だと思われます。あそこまで完璧ではありませんが、今の若い方たちはコテコテの沖縄を話すことはほとんど無いからですね。
比較的若い県民たちは日常で扱いやすい単語や、形容詞なんかをちょろっと方言で話したり、イントネーションが沖縄っぽくなっているくらいです。それを利用して、全員に方言指導をすることなく、主要キャラクターに好ましいキャストを選ぶこともできたのかなと思います。
『白い砂のアクアトープ』で話されている訛りやイントネーションは、よく再現されているものだと思われます。
熱帯魚、捕まった?
風花も仕事に慣れてきて、がまがまの頼りになる仲間になってきましたね。タッチプールも大盛況でいい雰囲気ですが、暗雲が立ちこめてきました。
夏休みでやってきた若者に、風花が元アイドルであることがバレてしまいました。挙句の果てに写真も取られそうになってしまいます。なんとか館長ともどもで阻止しますが、アイドルオタクであるうみやんにももちろんバレています。
がまがま水族館の職員たちは理解してくれましたが、風花の大きな問題は元アイドルであったことがバレることと家族に何も伝えてないことですよね。前回やっと母親に沖縄県にいることを明かしましたが、風花はまだ高校生かってにやれることにも限度がありますよね。
アイドルであることを打ち明け、それでもなおがまがま水族館のために働きたいという風花。そんな彼女とくくる館長との関係もステップアップ! なんだかんだこれからも頑張っていこうとした矢先……
風花ママ?!?!
次週!物語が大きく動き出しそうな予感!!