この記事をかいた人
- タイラ
- 99年生まれ、沖縄県出身。コロナ禍で大学に通えない間「100日間毎日映画レビュー」を個人ブログで行いライターに。
□夏アニメ『白い砂のアクアトープ』第6話あらすじ&先行カット公開
今週も始まりました『白い砂のアクアトープ』。くくる館長の秘策である「タッチプール」から始まり、うどんちゃんにも協力してもらった「がまがまかき氷」も大成功。夏休みということもあり、お客さんのかきいれ時で勢いに乗ってましたね。
現実の沖縄でも、夏休みには水族館は大人気。私も毎年父親と一緒に北部まで車に乗って水族館行ってました。今考えると離島から沖縄本島に行くだけでも、遠いし大変なのに、飽きずに毎年私のワガママに付き合ってくれてましたよ。ありがとう親父。
それはさておき、今週は空也さんとイケメンな男の子がビーチフラックをしているシーンから始まりました。このシーンで、オタクの皆さんはピンときますよね? 今週は水着回だッッッッッ!
来場者急増ながまがま水族館! 手作りグラフが可愛くてよかったですね。かき氷は赤字だったようですが、そのかいあってSNSは好調な様子。そこでくくる館長の鬼の「無休宣言」がありますが、そのへんの労働時間関係の管理も大事ですよね。
おじいも、頑張ってくれたみんなをねぎらって休みを取ることを提案してくれました。やはり予感通り今週は、がまがま一同ののバカンス回!お仕事は大人に少し任せてたまには学生らしくしてもいいですよね。(←うどんちゃんの水着がみたいだけ)
最初は渋っていましたが、くくるも羽根を伸ばすことに。風花の行きたいところへみんなで行くことになります。
風花の答えは……海でした! 最高!私も地元に帰って海へ行きたいところですがこのご時世ですからね、くくるたちを見て癒やされようと思います。(←うどんちゃんの水着がみたいだけ)
かりんちゃんやうどんちゃんも交えたがまがまメンバーはどうやら「あざまサンサンビーチ」に来たみたいですね。私も実際に行ったことがある場所です。南部の高校生は春の遠足でビーチに行ってバーベキューとかしてました。
劇中にも何度か登場していましたが、みんなで遊びに行くのは初めてです。はやくうどんちゃんの水着がみたい。看板には「コマカ島」と書いてありましたが調べてみるとあざまサンサンビーチに隣接された港から行ける無人島だそうですよ。
そして……ついに……水着キターーーーーーーー‼ \(^o^)/
なんかこうやって純粋にテンションが上がるのは久しぶりな気がします。私生活において。
風花スレンダーで可愛いですね。でもうどんちゃんが水着着てない……
それもそのはず、アニメなので期待していましたが、何を隠そう沖縄女子は水着あんまり着ないんですよ。
観光客は水着着るから風花は良いんだよ! なんて言ってましたがほんとにそのとおりで、沖縄の女性が海で遊ぶ場合は水着ではなく、運動ができる格好なのです。「部活などで着る練習着」を略して部着(ぶぎ)というのですが(沖縄だけ?)、部着を着て海で遊ぶことが多いです。肌の露出が恥ずかしかったり、なんとなくそういう風習になっているようです。しかし、最近は映え文化もあり、ビキニを着て海にいくウチナーンチュ女性も多い印象です。SNSありがとう!
そのへんも完全再現して、みなTシャツで遊んでいましたね。超クオリティの高い、沖に出ないと不可能レベルのシュノーケリングしてましたね。沖縄の海は遠浅なことが多いので、実際にシュノーケリングやダイビングをする際は船が必要かもです。
ちょっと気を使っている風花ですが、おじいは水族館だけでなく本物の海を見たり触れ合うことで、もっと海や魚を好きになってほしかったみたいですね。
風花の第二の故郷として、素敵な思い出いっぱいになってほしいとタイラおじいも思っています。
なにやら可愛い女の子がいるなあと思ったら、カイくんの妹でした。王道な妹キャラですね。可愛くてあざとくて、ずる賢いというかくくるにはツンツンしてライバルみたいでしたね。空也さんは小学生女子もコワイようです。
みんなで楽しく遊びつつも、水族館が気になるくくる。こっそり除くと空也さんとおじいが2人で話しています。空也さんもなんとなく水族館に来てしまったみたいですね。
おじいは着々と閉館の準備を進め、空也にもそれを告げています。燃え尽きることのないようにと。空也はそれを聞きながら複雑な表情を浮かべます。このおじいがいるがまがま水族館だからこそ、休み無しでも働きたいのに、どこか別の場所に行ってまでこの仕事を続けるのか、葛藤していますね。
それをみたくくるの中にも焦燥感が生まれ、遊んでいる場合じゃないと不安になってしまいます。しかしくくるには風花がいる、どうにか2人で乗り越えてほしいところです。2人の関係が尊い……。
ビーチに戻ると、カイの妹ちゃんの彼氏候補が現れます。さっぱりとしたイケメン小学生で、ストレートなもの言いの素直な男子です。たまたま沖縄出身の女友達と放送を見ていましたが、「沖縄の男子にこんなストレートな肉食系はいない」と言ってました。
全員ではありませんが、意外と沖縄の男性ってシャイで口下手な方が多いんですよ。LINE上ではプレイボーイなクラスメイトはいましたけど。
彼は空也とライバルでバチバチな様子。くくるも空也も、うどんちゃんから小学生相手に何やってんのよ!と突っ込まれてて可愛かったです。
そこでなぜかビーチフラックをすることになり、少女漫画みたいな展開に。アバンの回収ですね。
妹がいると騒がしいというカイに対してくくるは、だから昼間は水族館を手伝ってくれてるんだね! と鈍感主人公も良いところですよ。それだけじゃないぞくくる!
空也の過去もかりんちゃんによって語られました。思春期にありがちな女子とのトラブルで、高校を中退しフラフラしていたのをおじいに拾ってもらったようです。女性が苦手になったきっかけもそのせいでした。
おじいと張り合ううちに、自然と仕事や魚に対する知識、そしてがまがまへの思いが芽生えていった空也。学校よりも面白くて、大切な場所こそががまがまだったのです。
それ故に、閉館に関して葛藤するし、自分自身ががまがまを失くしてしまう喪失に耐えられるのか不安があったようですね。空也とカイの男同士の会話が切なくていいです。
そして、くくるにとってもがまがまは大事な場所であり、その喪失に耐えられるのかカイは不安になっているようです。
いろんな催しや作戦がうまく行ってはいますが、どんどん現実感を増してくる「閉館」という2文字。
風花とくくるのこの夏、そしてがまがま水族館が一体どのような結末を迎えるのか、見守っていきたいですね。あと、うどんちゃんの水着をどうかお願いします。
・まかちょーけー
任せておきなさい! の意味。劇中ではうみやんが使っていた。CMのフレーズなどで聞き馴染みのある言葉。割と使います。
99年生まれ、沖縄県出身。コロナ禍で大学に通えなかったので、「100日間毎日映画レビュー」を個人ブログで行い、ライターに舵をきりました。面白いコンテンツを発掘して、壁に向かってプレゼンするか記事にしています。アニメ、お笑い、音楽、格闘ゲーム、読書など余暇を楽しませてくれるエンタメや可愛い女の子の絵が好きです。なんでもやります!
TOKYO MX:7月8日より、毎週木曜24:00~
BSフジ:7月8日より、毎週木曜24:30~
MBS:7月13日より、毎週火曜27:00~
琉球放送:7月8日より、毎週木曜25:34~
AT-X:7月12日より、毎週月曜23:30~
:リピート放送:毎週水曜11:30~、毎週金曜17:30~
富山テレビ放送:7月15日より、毎週木曜日26:05~
(第1話は26:20~、第2話は26:10~と放送時間が変更になっていますのでご注意ください。)
■再放送情報
TOKYO MX:7月9日より、毎週金曜19:30~
ABEMAにて地上波同時・単独先行放送
dアニメストア、Amazonプライムビデオほかにて順次配信
監督・篠原俊哉、シリーズ構成・柿原優子、そして制作・P.A.WORKS。
少女たちの青春を描いた『色づく世界の明日から』でも手を組んだ彼らが新たに手掛けるのは、沖縄のちいさな水族館を舞台にした完全新作オリジナルアニメーション。
水族館で働く18歳の女子高生・海咲野くくるは、東京で居場所をなくし、逃避行をした元アイドル・宮沢風花と出逢う。くくると風花はそれぞれの思いを胸に、水族館での日々を過ごすようになる。
しかし、その大切な場所に、閉館の危機が迫りくる。
少女たちの夢と現実、孤独と仲間、絆と葛藤──。
きらめく新たなページが、この夏、開かれる。
「――見えた?」
くくるは、そっと、がまがま水族館のヒミツを教える。
「ここではときどき、『不思議なもの』が見えることがある」
夏の日差しが降り注ぐ、沖縄。
那覇市内からバスに乗り 1 時間あまり揺られた先に、その水族館はある。
沖縄本島南部、美しいビーチのすぐ脇にある、ちいさな、すこしさびれた「がまがま水族館」。
18歳の女子高生・海咲野くくるは、そこでまっすぐ、ひたむきに仕事をしていた。
祖父に替わって「館長」を名乗るほど、誰よりもこの水族館を愛している。
ある日くくるは、水槽の前で長い髪を揺らしながら大粒の涙をこぼしていた女の子・宮沢風花と出逢う。
風花は夢だったアイドルを諦め、あてもない逃避行の先に、東京から沖縄へやってきたのだ。
がまがま水族館に流れる、ゆっくりとした、やさしい時間。
居場所を求めていた風花は、「水族館で働きたい」と頼み込む。
出会うはずのなかったふたりの日常は、こうして動き始めた。
しかし、がまがま水族館は、「不思議」と一緒に、「閉館の危機」という大きな問題を抱えてもいた。
迫りくるタイムリミットを前に、ふたりは立て直しを目指して動き始める。
かけがえのない場所を、あたたかな寄る辺を、守るために。
原作:project ティンガーラ
監督:篠原俊哉
シリーズ構成:柿原優子
キャラクター原案:U35
キャラクターデザイン・総作画監督:秋山有希
美術監督:鈴木くるみ
美術監修:東潤一
美術設定:塩澤良憲
撮影監督:並木智
色彩設計:中野尚美
3D監督:鈴木晴輝
編集:髙橋歩
特殊効果:村上正博
音楽:出羽良彰
音楽制作:ランティス
音響監督:山田陽
プロデュース:infinite
制作:P.A.WORKS
海咲野くくる:伊藤美来
宮沢風花:逢田梨香子
照屋月美:和氣あず未
久高夏凛:Lynn
仲村櫂:土屋神葉
屋嘉間志空也:阿座上洋平
おじい:家中宏
OPテーマ:ARCANA PROJECT「たゆたえ、七色」
EDテーマ:Mia REGINA「月海の揺り籠」