僕はうたのおにいさんとして世界にいきたいです——【2.85次元】教育番組パロディショー『うたってにこりん☆』より新時代の“うたのおにいさん”を演じる木津つばささん&加藤将さん インタビュー
イベント初披露の楽曲はキラキラでエモい!
——全員歌唱の新曲「これからの君たちへ」は、キャラクターの出会いから現在に至るまでの心情を表すようなストーリーが感じられる曲になっています。最初に曲を聞いたときの感想をお聞かせください。
加藤:キラキラです! もう最初のフレーズが「キラキラ~」に聞こえました。
木津:それはどういうことでしょうか?(笑)。
加藤:キラキラって聞こえるぐらい、これからの未来に向けて輝いていく“うたのおにいさん”としての成長を感じました。リアルなうたのおにいさんは子供たちに歌を届けますが、このコンテンツの良いところは自分たちの成長物語を描いているところだと思います。
もちろん、子供たちにも一緒に楽しめるように届けていますが、自分たちの成長物語を描くドラマティックな内容が含まれているので、“キラキラ”がうたのおにいさんの中でのキーワードだと感じます。
木津:子供たちはこの曲を聞いて素直に楽しめますが、親御さんの世代の方たちはちょっと泣けるんじゃないかな。
加藤:たぶん、ご先祖さまたちはもっと泣けると思います!
木津:いや、それはないです(笑)。
一同:(笑)。
木津:曲自体も疾走感があるんですけど、僕は先にレコーディングをさせていただいて、「月・火・水・木・金」というメロディーラインが一言でいうとエモいんです。
加藤:おぉ~!
木津:ただの曜日を言うだけなのに、なんでこんなにグッとくるんだろう?という気持ちになれます。歌詞を見ながらもそうですけど、曲を聴けば聴くほど味が出てくる楽曲です。
——加藤さんはレコーディングがこれからということで、意気込みをお願いします!
加藤:つばさが言ってくれたように、「月・火・水・木・金」というメロディーにいろいろな想いを込めて泣きながら歌いたいと思います。
木津:なんで!?(笑)
加藤:普通のうたのおにいさんはソロですが、僕たちは「月・火・水・木・金」それぞれの担当がいるので、その分みんなで作り上げていく話がとてもエモいなぁ、と。なので、涙を流すほど感情を込めてレコーディングに挑みたいと思います。
木津:(スタッフさんへ)泣いている姿をちゃんと録っておいてください。
一同:(笑)。
木津:僕自身、レコーディングをしている際、うたのおにいさんをやっているときを思い出しました。歌詞にセリフが含まれていますが、実際に皆さんの前で披露するのが今度のイベントで初めてなんです。
“やっと会えるね、みんな”という気持ちですし、本家のうたのおにいさんもイベントをやられていますし、今回のイベントでもファミリーシートが用意されているので、撮影で共演した子供たちも来てほしいです。
——今回、歌詞にあるコール&クラップのセリフをご自身で選ばれたそうですね。
木津:僕は3パターンやって、その中で良いものをスタッフさんが選んでくださいました。
加藤:(候補が書いてある紙を見て)結構セリフを挟んだ瞬間に歌い出すパターンが多いですよね。歌詞を長くすると息継ぎがキツくなるので、楽しみながら歌えるパターンにすることを今決めました。
木津:本当にその通り! 長い歌詞を選んでしまうと息継ぎが苦しくなっちゃう。
——では、楽曲全体を通してのオススメポイントを教えてください。
木津:やっぱりみんなで一緒に盛り上がれるのはもちろん、歌の中にセリフが入ってくるところに注目してほしいです。
加藤:5人そろって歌う曲は今までなかったよね。
木津:うんうん。やっと5人の歌声がそろってどんなハーモニーになるのか楽しみです。
加藤:うたのおにいさんは、何を言っているのかわかるように聴こえやすく歌うことが大事だと思うんです。
アイドルとは違う“うたのおにいさん”に合うようにしなければなりませんし、メロディーを楽しみながら歌詞もしっかりと聴き取れるように歌わないといけない。
ちょっとボリュームを下げて語りかけるようなパートもあって、仲間のことも想い合って歌える歌詞になっています。
ぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです!