2ndアルバム『Equal』発売記念内田雄馬さんインタビュー｜「DANCE」=「花」【短期集中連載企画第3回】

YUMA’S　5テーマトーク

3. 「DANCE」

──ライブやMVなどで見せるダンスパフォーマンスはアーティスト・内田雄馬の魅力の1つとなっていますが、ダンスに興味を持ったり、始めたきっかけを教えてください。

内田：高校生の時、東方神起が大好きで、さらに卒業する頃に三浦大知さんを知って、どんどん好きになりました。僕が好きなアーティストは皆さん、ダンスが上手な方が多くて、「ダンスってカッコいいな」ってずっと思っていました。

ただ10代の頃はなんでもやる前にあきらめてしまいがちで、「ダンスしたいけど、自分には無理だろうな」と思っていたんです。

でもこの仕事を始めてから『アイドルマスター SideM』などのライブイベントで歌って踊る機会があり、実際に踊ってみると楽しくて。そんな中で音楽活動のお話をいただいたので、初めから自分の音楽活動ではダンスもやりたいと考えていました。

──ほぼ初心者から初めてわずか1～2年であれだけ踊れるなんてすごいです！

内田：この仕事を始めてから思ったのは、何を始めるにも遅すぎることなんてないなと。そして、それを自分で証明したいと思ったんです。

20代中盤からのスタートなので、ずっとダンスに向き合ってきた方たちと同じようにパフォーマンスするのはもちろん難しいのですが、見てくれた人が僕の姿を見て感動していただけたら嬉しいですし、昔の僕と同じように踏み出せない人を勇気づけられたらいいなと思っています。

──ライブやMV撮影前以外でもダンスレッスンをされているのでしょうか？

内田：やっています。なかなか頻繁にレッスンするのは難しいのですが、スケジュールの隙間を見つけて、基本は週１回ペースでレッスンしています。

──雄馬さんの楽曲はBPMが速いので、歌いながらダンスするのはかなりハードルが高いのでは？

内田：自分の楽曲ながら、大変です（笑）。覚える時や練習はめちゃめちゃ苦労します。良いパフォーマンスをするために必要な工程なのですが、芝居する時と同じでうまくできない悔しさや「もっとやれるはず」と思うことが結構あって、出口が見えなくて。最後まで満足できないから練習が嫌いなのかもしれません（笑）。

でもそのツラさを昇華できるのが本番で、ライブで皆さんが喜んでくれたり、のってくれているのを見て、「頑張ってよかった」と思えます。

──雄馬さんは体がやわらかいほうですか？

内田：めっちゃ硬いです（笑）。もっとやわらかくなるといいなと思いながら家で毎日ストレッチしています。

──今回の「equal」や「SHAKE！SHAKE！SHAKE！」のMVやライブを見ると、ダンサーチームと呼吸もピッタリでいい雰囲気だなと思いました。

内田：すごくいいチームだと思います。みんな、気遣ってくれるし、同世代ということもあって、出会った時はお互いに緊張していたけど、今ではすっかり仲良しで。

1stライブ『OVER THE HORIZON』ではたくさん助けてもらいましたし、4人が精神的な支えになってくれて、終わってから更に絆が深まりました。

あといつも振り付けを作ってくれているYusukeさん、サポートしてくださるHIDEKIさんなど、みんなのおかげでダンスを頑張れています。みんなが踊っているのを見ると、「あんなふうに踊りたいな」とか「あれ、やってみたいな」と思えるので、刺激になります。