角川ビーンズ文庫20周年記念フェア2021がアニメイトで開催決定&人気作家のSPインタビュー公開! アニメ化企画進行中の永瀬さらさ先生・三川みり先生、「第19回ビーンズ小説大賞」から雨宮いろり先生・三浦まき先生・久浪先生・青田かずみ先生が参加
角川ビーンズ文庫20周年! レーベルの小説大賞(新人賞)作品の発売を記念して、10/1(金)よりアニメイトでフェアを開催します。
対象商品をご購入の方に、ここでしか知れないヒーローのトップシークレット入りイラストリーフレット(全2種)をプレゼントしちゃいます。
そして、フェアの開催にあわせて、角川ビーンズ文庫の人気作家陣にスペシャルインタビューを実施しました!
今回、インタビューに参加してくれたのは、なんとアニメ化企画が進行している『悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました』著者・永瀬さらさ先生、同じくアニメ化企画が進行している『シュガーアップル・フェアリーテイル』の著者・三川みり先生。
さらに「第19回ビーンズ小説大賞」からは、優秀賞&読者賞を受賞した雨宮いろり先生、奨励賞を受賞した三浦まき先生、久浪先生、青田かずみ先生も参加してくれています。
『シュガーアップル・フェアリーテイル』三川みり先生SPインタビュー
──アニメ化企画が進行されているとのことですが、初めて話を聞いたときはどのような心境でしたか?
三川みり先生(以下、三川):お知らせいただいたときには、こんな幸運があるのだろうかと呆然としました。自分の身には起こらないと思っていたことなので、信じられないほどに嬉しいです。
実はまだ夢見心地で、時々ふと、これは夢じゃないか? と、思います。リアルにそんな感情を覚えるのは初めてです(笑)
──アニメ化に向けて、一番楽しみなことは何ですか?
三川:キャラクターたちがどのように動くのか、どんな声で喋るのか、どんなふうに物語が進むのか。
全てを楽しみにしています!
──メインキャラクターたちを執筆する上で意識されたことはございますか。
三川:(アンについて)めちゃくちゃ努力家ではありますが、普通の女の子であって欲しいと思って書いていました。
(シャルについて)口が悪くて多少ひねくれていますが、あまり品が悪くならないように気をつけていました。成功しているのかは、わかりませんが。
──『シュガーアップル・フェアリーテイル』という作品はどのようにして誕生したのでしょうか。
作品の誕生秘話がございましたらお聞かせください。
三川:『シュガーアップル・フェアリーテイル』の一巻は、ビーンズ小説大賞への投稿作品です。ビーンズ文庫の作品が好きで、ビーンズ文庫のような小説を書きたくて、そこにふさわしい作品はなんだろうかと考えていました。
そのとき当時の編集長がビーンズ文庫について語られている新聞記事を偶然読みました。「ビーンズ文庫が求めているのは、頑張る女の子の物語」と編集長が言われていたので、「よし、頑張る女の子を書くぞ」と、なり。めちゃくちゃ頑張る女の子、アンが生まれました。
──最後に先生から皆さんへメッセージをお願いいたします。
三川:何年も前に完結した作品ですが、この度、アニメ化企画が進行しております。当時、作品を読んで下さった読者の皆様のおかげです。本当にありがとうございます。このアニメ化が、当時読んで下さった皆様にとって、新しい楽しみになってくれるといいなと思います。そしてこの作品を知らなかった方々にも、少しでも知ってもらえて、楽しんでもらえることを願います。
『悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました』永瀬さらさ先生SPインタビュー
──アニメ化企画が進行されているとのことですが、初めて話を聞いたときはどのような心境でしたか?
永瀬さらさ先生(以下、永瀬):最初に担当さんから連絡を頂いた際は外出中で外では話せないと言われ、外で言えないってなんだろうアニメ化だったりしてーと笑いながら帰宅したら、本当にアニメ化の話で動揺しました。
一方で妙に冷静な自分もいて、(他に「やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中」という作品も刊行していたため)第一声で「アニメ化企画って、どっちが?」などと質問を返してしまったり。そのあとも、とにかく平静を保つため「アニメ化なんて話はない世界線で私は生きている」と言い聞かせていました。そのせいか、今もあまり実感がないままです(笑)
──アニメ化に向けて、一番楽しみなことは何ですか?
永瀬:アイリーンたちがしゃべって動いてくれることです。
──メインキャラクターたちを執筆する上で意識されていることをお教えください。
永瀬:(アイリーンについて)悪巧みもするし自分の欲望優先という一見『悪役』な、でもそこに頼りがいや魅力がある、悪くてもかっこいい主人公を目指しています。一方で『女の子』であることも忘れないようにしています。
(クロードについて)ひたすら大人の男性で優しいけれど、本質は魔王様だということを意識してます。あとは顔がいいということだけは何があろうと常に描写するようにしてます(笑)
──『悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました』はどのようにして誕生したのでしょうか。作品の誕生秘話がございましたらお聞かせください。
永瀬:悪役令嬢ものを書こう!と小説投稿サイトに登録したとき、どうせなら商業ではボツになりそうな女の子を主人公にしようと思って出てきたのが「高笑いが似合う、でもそこがかっこいい女子」のアイリーンです。なので、悪役令嬢アイリーンありきで始まった作品です。
──最後に先生から皆さんへメッセージをお願いいたします。
永瀬:最初は小説投稿サイトの片隅で本当に読んでもらえるのだろうかとおそるおそる始めた物語が、皆様のおかげで書籍化し、コミカライズされ、アニメ化の企画を頂くまでに至りました。ここまで応援してくださった皆様にアニメ化企画を喜んで頂けたら嬉しいです。
そして、ここからまたアイリーンたちがたくさんの方と出会えるよう願っております!