角川ビーンズ文庫20周年記念フェア2021がアニメイトで開催決定&人気作家のSPインタビュー公開! アニメ化企画進行中の永瀬さらさ先生・三川みり先生、「第19回ビーンズ小説大賞」から雨宮いろり先生・三浦まき先生・久浪先生・青田かずみ先生が参加
『あやかし専門縁切り屋 鏡の守り手とすずめの式神』雨宮いろり先生SPインタビュー
──第19回ビーンズ小説大賞 優秀賞&読者賞受賞おめでとうございます。さっそくですが、先生が小説を書き始めたきっかけをお教えください。
雨宮いろり先生(以下、雨宮):ありがとうございます! きっかけというほどでもないですが、17歳くらいの時にふと「本を読むのが好きだし、自分でも書けるかな~」と書き始めました。
──この作品を執筆する中で、こだわったところをお教えください。
雨宮:主人公・ひよりの芯の強さ、式神・青磁の可愛らしさを表現したところです。二人の関係性として、気弱なひよりと毒舌な青磁、という印象を受けると思うのですが、そうではない一面もお伝えしたくて、頑張りました。
──作品を執筆するなかで苦労した点はございますか。
雨宮:気を抜くとひよりがふんわりのんびりと物事に流されてゆくので、それを押しとどめるのに苦労しました。また、先程のご質問と重複しますが、二人の違う一面を表現するのも、ちょっと大変でした。おしるこについてくる塩昆布くらいの塩梅で出したかったので、加減が難しかったです。
──『あやかし専門縁切り屋 鏡の守り手とすずめの式神』という作品はどのようにして誕生したのでしょうか。作品の誕生秘話がございましたらお聞かせください。
雨宮:せっかくなので大好きなものを詰めよう! と思いました。その結果、私の大好きな「毒舌なしもべと気弱な主人」「最強だからこそ中立を保たざるを得ないあやかし」「嫁が好きすぎる神様」が盛り込まれた本作が生まれました。
──最後に先生から皆さんへメッセージをお願いいたします。
雨宮:この度「あやかし専門縁切り屋」で賞を頂き、また本として出させて頂けることになりました。
読者の皆様にとって、少し落ち込むことがあっても、肩の力を抜いてまた前に進んでいける力を得られるような、そんな物語であることを願っています。お手に取って頂けたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします!
『星の砂を紡ぐ者たち おちこぼれ砂魔法師と青銀の約束』三浦まき先生SPインタビュー
──第19回ビーンズ小説大賞 奨励賞おめでとうございます。さっそくですが、先生が小説を書き始めたきっかけをお教えください。
三浦まき先生(以下、三浦):ありがとうございます。子供の頃、ロールプレイングゲームが大好きで、自分でゲームシナリオを作ってみたいと思ったことが始まりです。
──この作品を執筆する中で、こだわったところをお教えください。
三浦:メインキャラクターが8名と多めの作品なのですが、どのキャラクターも魅力的な人物になってほしいという気持ちで書きました。
誰か1人でもみなさんに気に入っていただければ幸いです。
──作品を執筆するなかで苦労した点はございますか。
三浦:文字数の調整です。みなさんに気軽にお手にとっていただける文章量を意識するということは初めてのことで、苦労しつつもやりがいのある経験でした。何度も担当さんにご相談させていただいたのも楽しい思い出です。
──『星の砂を紡ぐ者たち おちこぼれ砂魔法師と青銀の約束』という作品はどのようにして誕生したのでしょうか。作品の誕生秘話がございましたらお聞かせください。
三浦:学園でわいわいする話が書きたい!と思ったことがきっかけです。魅力的な登場人物と、努力、友情、恋愛、試練、仲間、いろんなものを詰め込んだ話を書きたいと思いました。本を読んでいただいた方に少しでもワクワクする気持ちをお届けできたら幸いです。
──最後に先生から皆さんへメッセージをお願いいたします。
三浦:はじめまして。三浦まきです。こちらのインタビューに目を通していただいてありがとうございます。
今回KADOKAWA様からいろんなご助言をいただいて、たくさんの経験値を積むことができました。作品も受賞時からより良い作品に仕上がっていると思いますので、ぜひお手にとっていただけたら嬉しいです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。