ビーズログ文庫15周年記念フェア2021がアニメイトで開催決定&人気作家のSPインタビュー公開! soy先生・夕鷺かのう先生・シロヒ先生、「第3回ビーズログ小説大賞」から淡湊世花先生・高見雛先生が参加
2021年10月13日(水)よりアニメイトで、「ビーズログ文庫15周年記念フェア2021」が開催決定! 対象商品をご購入の方に、ここでしか見れないキャラクタープロフィールリーフレットをプレゼントしちゃいます。
さらにフェアの開催にあわせて、ビーズログ文庫の人気作家陣にスペシャルインタビューを実施しました!
参加してくれたのは、soy先生、夕鷺かのう先生、シロヒ先生。
そして第3回ビーズログ小説大賞からは、優秀賞を受賞した淡湊世花先生、入選した高見雛先生も参加してくれています。
『ただのコスプレイヤーなので聖女は辞めてもいいですか?』soy先生SPインタビュー
──『ただのコスプレイヤーなので聖女は辞めてもいいですか』という作品はどのようにして誕生したのでしょうか。
soy先生(以下、soy):娘が携帯ゲームにハマり、グッズやコスプレ関連の書籍を大人買いさせられていた時『あ、せっかくだからコスプレで異世界に飛ばされる話を書こう!』と財布を開きながら決めたのが、この作品が誕生した瞬間です。
──こちらの作品は新作となりますが、新作を執筆される際に意識されることはございますか。
soy:見たことがない展開だと皆様に思ってもらえるように、他の作家さんの作品をできるだけ読んで私なりの結末が書けるようにしたいと心掛けています。
──作品を執筆する中で、こだわったところをお教えください。
soy:モフモフな妖精さん達の可愛さの表現を私の語彙力でできる限り頑張ったつもりです。皆様にも伝わってほしいです!
──作品を執筆するなかで苦労した点はございますか。
soy:ダーシャン様が何故か格好良い雰囲気を出せず、もっと頑張れ! と応援しながら書きました。
──最後に先生から皆さんへメッセージをお願いいたします。
soy:今回のインタビューで、この作品に興味を持っていただけたら幸いです。少しでも読んでくださった方が幸せな気持ちになってくれますように。
『薄幸な公爵令嬢(病弱)に、残りの人生を託されまして 前世が筋肉喪女なので、皇子さまの求愛には気づけません!?』夕鷺かのう先生SPインタビュー
──『薄幸な公爵令嬢(病弱)に、残りの人生を託されまして 前世が筋肉喪女なので、皇子さまの求愛には気づけません!?』という作品はどのようにして誕生したのでしょうか。作品の誕生秘話がございましたらお聞かせください。
夕鷺かのう(以下、夕鷺):自粛太り解消のために筋トレを始めたのですが、「ストイックに体を鍛えて筋肉を磨く」というのが予想以上に快感でして、この楽しさをどうにかして作品に活かしたい、せっかくなら一度書いてみたいと思っていた転生ものにしてみたい、という思いから生まれました。
──こちらの作品は新作となりますが、新作を執筆される際に意識されることはございますか。
夕鷺:新作はついつい書くことが多くなりがちなので、物語の邪魔になりすぎないよう、「情報量のダイエット」を念頭に置きます。
また、新作に限らず、読んでいる方々にとって、自然に情景が頭に浮かんだり、登場人物たちの心情に没入できるような描写を心がけています。できるだけ「文字を追っていることを忘れるくらいの臨場感」を目指したいところです。
──作品を執筆する中で、こだわったところをお教えください。
夕鷺:とにかく「楽しく読んでスカッと爽快に!」の一心で書き上げました! おかげで、書いている自分もやたらと楽しかったです(笑)
──作品を執筆するなかで苦労した点はございますか。
夕鷺:最初、転生前のヒロインが「三十七歳、顔はゴル●13、体はボ●・サップ」という設定だったのですが、描写があれこれ生々しくなりすぎてしまい……。
そしてイラストの南々瀬なつ先生にデザインしていただいたところ、本当に画力のある方なので、再現率があまりに高すぎて! 担当様と「少女小説としてこれはやばいな」と相互合意して、外見を普通に落ち着け、ついでに年齢もちょっと下げました。
おかげで我に返ることができたので、南々瀬先生には改めて感謝すると同時に、大変申し訳ないことをしてしまいましたとお詫び申し上げます……。
──最後に先生から皆さんへメッセージをお願いいたします。
夕鷺:ビーズログ文庫創刊15周年の記念すべきフェアに参加することができ、とても光栄です!
日常の嫌なことをあれこれ忘れて楽しく読める、そして読み終わってから「頑張っている今の自分」をちょっと褒めてあげたくなるような、そんな作品を目指しました。ぜひお手にとっていただければ幸いです。
『嘘つき皇后様は波乱の始まり』淡湊世花先生SPインタビュー
──第3回ビーズログ小説大賞、優秀賞おめでとうございます。さっそくですが、先生が小説を書き始めたきっかけをお教えください。
淡湊世花先生(以下、淡)ありがとうございます。
わたしが小説を書き始めたきっかけは、家庭環境にあったと思います。わたしの実母が映画や小説を好む人だったので、幼いわたしもそうしたものに親しめる環境が整っていました。
架空の世界を想像してお話を作ることが、最高の一人遊びでした。それが大人になるまで続いてしまい、今に至るという感じです。
──この作品を執筆する中で、こだわったところをお教えください。
淡:この作品では”わたしの中のヒーロー像“を意識しました。主人公のヒロインを大切に扱ってくれるけど、溺愛よりは尊重し、庇護欲を持つよりはパートナーとして信頼する。そんな人が主人公の傍にいてくれたら、いい恋愛が出来るだろうと思い、自分なりのスパダリ要素を模索しました。
──作品を執筆するなかで苦労した点はございますか。
淡:わたしは、物語の舞台背景や時代設定をあまり限定しない癖があります。ガチガチに固めすぎてしまうと、想像を楽しむ幅が無くなってしまうと感じるからです。
しかし裏を返せば、作品の世界観が掴みにくくなってしまいます。担当さんに助言をもらいながら世界観を一から組みなおし、試行錯誤しました。
──『嘘つき皇后様は波乱の始まり』という作品はどのようにして誕生したのでしょうか。作品の誕生秘話がございましたらお聞かせください。
淡:この作品には、“友達になりたい主人公を書く”という目標がありました。
どんな女の子が主人公だったら、読者さんは友達になりたいと思ってくれるかな、と考え、“平凡だけど親切で少しだけヤンチャな女の子”という、どこにでもいそうな女の子コチュンが誕生しました。そこから、彼女に相応しい物語を作り始めました。
物語を書く直前に、たまたまテレビで「少年隊」の映像を目にしました。タイプの違う三人の男性が揃っているのが面白いと思い、この作品にもタイプの違う三人の男の子を出そうと考えました。それが嘘つき皇后ニジェナと、皇帝トゥルムと、幼馴染みのトギです。
──最後に先生から皆さんへメッセージをお願いいたします。
淡:みなさんに「嘘つき皇后様は波乱の始まり」を楽しんでいただけたら幸いです。そして、読み終わった後に「明日も頑張ろう」と思っていただけるような作品を、これからも書き続けていきたいです。どうぞよろしくお願いいたします。
ここまでお付き合いくださいまして、ありがとうございました。
『陛下、心の声がだだ漏れです!』シロヒ先生SPインタビュー
──『陛下、心の声がだだ漏れです!』という作品はどのようにして誕生したのでしょうか。作品の誕生秘話がございましたらお聞かせください。
シロヒ先生(以下、シロヒ)元々小説でも漫画でも、ヒーロー側の溺愛する心のうちを読むのが大好きなのですが、小説でそれをするといちいち視点変更して、同じシーンを書いて、ヒロインの台詞をなぞって……となるのが考えものでした。
そこで「もういっそ男側の気持ちもそのまま一緒に書いてしまえばいいのでは?」という(単純すぎる)発想から生まれたのが『心の声がだだ漏れなイケメン』でした。
そして組ませるなら、ちょっと気弱で甘い言葉を言われっぱなしでひたすらはわはわしてる子がいい……となってツィツィーが誕生した感じです。
──メインキャラクターたちを執筆する上で意識されていることをお教えください。
シロヒ:(ツィツィーについて)基本的には「初めて彼氏が出来た女子高生」を意識して書いています。お姉さんがいて、いろいろとそうした知識はあるけど、実際に体験したことはないというか。
ただし書籍用に改稿した際、これに加えて「皇妃としての威厳や責任感」を少しずつ自覚していくような印象を心がけています。
(ガイゼルについて)「ツンデレではなくぶっきらぼう」を常に言い聞かせています。あくまでもデレているのは心の中だけという……。
本当に決断と行動が早くて、1巻のラシーに迎えに行く時などは、展開を考えているこちらの方が追い付きませんでした。早いわ。
彼の本領でもある『心の声』はいったん書いたあと、だいたい二倍から三倍に増やしてます。
──今回、フェア特典としてキャラクターのプロフィールをいただきましたが、先生の中でプロフィールを決めるポイントやコツはございますでしょうか。
シロヒ:ガイゼルは絶対に乙女座だという確固たる自信があったので、誕生日をそこから逆算しました。
──いただいたプロフィールの注目ポイントを教えてください。
シロヒ:乙女座です。
──最後に先生から皆さんへメッセージをお願いいたします。
シロヒ:皆さまのおかげで、なんとだだ漏れ2巻を出させていただけることとなりました! 本当に本当にありがとうございます。
今後も『砂糖の塊で殴る』をモットーに、ツィツィーとガイゼルの生きる「だだ漏れ」の世界を書いていけたらと思っています。
若輩者ではありますが、これからも応援していただけたら嬉しいです。今以上に良い作品が書けるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
『恋愛レベル0の令嬢なのに、キスを求められて詰んでます』高見雛先生SPインタビュー
──第3回ビーズログ小説大賞 入選おめでとうございます。さっそくですが、先生が小説を書き始めたきっかけをお教えください。
高見雛先生(以下、高見):身近に創作をする友人が数名いたので、「自分も何か書いてみよう」と思い、小説を書き始めました。右も左もわからないのに、最初から投稿を視野に入れて書いていました(笑)
──この作品を執筆する中で、こだわったところをお教えください。
高見:「全体的に明るく可愛く」を一番に考えて書きました。主人公のドリスはネガティブな女の子ですが、芯の強さと優しさを持っています。物語での成長過程を温かく見守りながら読んでいただけたらうれしく思います。
──作品を執筆するなかで苦労した点はございますか。
高見:十年来の幼馴染みである二人が両想いになるまでの過程を考えるのに、かなり時間をかけてしまいました。ジレジレしすぎて、なかなか距離が縮まらず苦労しました。
──『恋愛レベル0の令嬢なのに、キスを求められて詰んでます』という作品はどのようにして誕生したのでしょうか。作品の誕生秘話がございましたらお聞かせください。
高見:童話『白鳥の湖』に登場する魔王の娘・オディールが子どもの頃から気になっていて、悪役サイドの女性を主人公にした作品を書きたいと思ったのがきっかけです。設定を何度も練り直した末に、ネガティブで天然なひきこもり令嬢が生まれました。
──最後に先生から皆さんへメッセージをお願いいたします。
高見:笑いあり涙ありラブあり、女の子同士のわちゃわちゃありの、甘々トッピング全乗せな作品に仕上がっております。お手に取っていただけましたら幸いです。
ビーズログ文庫15周年記念フェア2021概要
★ビーズログ文庫の15周年を記念してフェアを開催! 期間中、対象商品を1冊ご購入ごとに、ここでしか見れないキャラクタープロフィールリーフレットをプレゼント!
■フェア期間
2021年10月13日(水)~2021年11月30日(火)
■対象商品
ビーズログ文庫・ビーズログ文庫アリス全点
■特典
キャラクタープロフィールリーフレット(全2種)
※特典はお選びいただけます
※特典は無くなり次第終了となります。
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