「圧倒的に魅せる」ダンスに注目──声優・アーティスト小野大輔さんワンマンライブ「ONO DAISUKE LIVE 2021: A SPACE ODYSSEY」Blu-ray発売記念インタビュー
声優・アーティストとして活躍する小野大輔さんが、2021年3月27日(土)&28日(日)に武蔵野の森総合スポーツプラザ・メインアリーナにて行ったワンマンライブ「ONO DAISUKE LIVE 2021: A SPACE ODYSSEY」。10月20日(水)に本ライブの模様を収録したBlu-rayが発売となります。
BDの発売を記念し、アニメイトタイムズではインタビューを実施。本ライブに込めた想いや、Blu-rayを視聴する際の注目ポイントなどを伺いました!
アルバム「STARGAZER」をきっかけに生まれた「ONO DAISUKE LIVE 2021: A SPACE ODYSSEY」。未来への希望を乗せて歌い上げた圧巻のライブパフォーマンスにまつわるお話や、ここでしか見られない裏話まで、ファン必見の内容に!
「こんな先が見えない閉塞感に包まれた時代だからこそ、歌に希望を乗せて未来へと飛び立ちたい」
――「ONO DAISUKE LIVE 2021: A SPACE ODYSSEY」はタイトル通り、「宇宙旅行」をモチーフにしたライブでしたが、なぜこの題材を選ばれたのでしょうか? 「宇宙旅行」というものに込めた想い、ステージ構成や演出、衣装や舞台セットに活かした部分をお聞かせ下さい。
小野大輔さん(以下、小野):そもそもの始まりは劇場版ウルトラマンタイガの主題歌「ドラマティック」を主軸に制作したアルバム「STARGAZER」です。振り返ってみれば僕の楽曲には「宇宙」や「星」をモチーフにしたものが多くありました。こんな先が見えない閉塞感に包まれた時代だからこそ、歌に希望を乗せて未来へと飛び立ちたい。そんな思いでライブを作っていきました。
――ライブの準備やリハーサルにおいて、特に気をつけた部分や時間をかけたところ、入念にチェックした点はございますか?
小野:これはもう「感染対策」に尽きると思います。本番はもちろんリハーサルから徹底しました。大阪公演中止の判断はチーム一同で考え、悩みました。最終的に決断をしたのは自分だったのですが、やはりとても悔しかったです。その分すべての思いを東京公演に注ぎ込みました。
――Blu-rayには、DAY2(3月28日)の模様が本編映像として収録されます。ポジティブな曲やエネルギッシュなナンバーが中心の前半から、中盤はセクシー&ダンサブルな曲、そして、じっくり聴かせるラストへ……と、このセットリストはどのように決めていったのでしょうか? 選曲および、曲順を決める際に意識されたこと、こだわった部分などをお教え下さい。
小野:セットリストは演出チームに委ねました。「美しき青きドナウ」から始まる見事なまでの宇宙旅行。完璧でした。唯一悩んだのは「Deep & Holic」をどうするか。お酒の歌なので「これだけ宇宙とか天体とか関係無くない?」と。でもよく考えたら「Moon Light Show」で「月」が出てました。やっぱり僕と宇宙は切っても切り離せないんだなと感じました(笑)。
――ダンサーズ「チームD」のみなさんとの息の合ったパフォーマンスが印象的でしたが、個人的にお気に入りの振り付けや、ダンスで注目してほしい部分・楽曲をご紹介下さい。
小野:すべてが印象的なのですが、強いてひとつと言われたら「Firebird」です。これまでの「みんなでひとつになれる」ダンスとは一線を画す、「圧倒的に魅せる」ダンスを作ってもらいました。歌うこととの両立がかなり難しかったですが、本番はしっかり形にできたと思っています。こういったパフォーマンスも今後突き詰めていきたいですね。
――ホーン隊の「ホーンD」、バックバンド「ロケットマンブラザースバンド」による生演奏の中で印象に残っているもの、ライブならではのアレンジ・聴きどころをご紹介下さい。
小野:このバンドは全ての演者が主役を張れるメンバーだと思っています。特に「宇宙全時代Discotheque」に乗せて、各メンバーがソロを演奏するパートは最高にクールで熱くてカッコ良かったと思います。
――「チームD」の新しい仲間として「もすくん」が登場しましたが、このキャラクターが誕生した経緯や裏話、また、「もすくん」とは一体どんな存在なのかをお教え下さい。
小野:いつのまにか爆誕していました。2018年のライブツアー「Dream Journey」高知公演で絡んだご当地キャラ「とさけんぴ」とのコラボを経て、僕の音楽活動を象徴するオリジナルキャラクターを生み出し、育てていきたいという思いがあるとのことでした。それならそうと早く言ってくれと(笑)。もちろん今ではお気に入りのキャラクターです!
――今回のライブで、これまでと違う手応えを感じた曲や、ご自身の中で新たな挑戦となった曲がございましたら、理由とあわせてお聞かせ下さい。
小野:「Dear」。アコースティックギターとのシンプルなセッション。だからこそ奥深い。この曲のおかげで「歌う」ということを根本から考え直し、あらためて歌に向き合えたと思っています。
――客席は声を出せない状態でしたが、ペンライトやクラップ、手のフリなどで応えてくれる様子をご覧になって、どのような想いやパワーが湧いてきましたか? 参加された方々に伝えたい言葉や、当日を振り返って改めて思ったことをお聞かせ下さい。
小野:声を出せないくらいの圧倒的なエンターテイメントをお届けします。そんなことを事前特番でお伝えしていました。ステージに込めたそんな思いに呼応するように客席のペンライトが星のように輝いていて、そこには文字通り「宇宙」が広がっていました。お客様がいてくれたからこそ「A SPACE ODYSSEY」は完成したのだと今あらためて感じています。
――Blu-ray「Deluxe Edition」には、DAY1(3月27日)の日替わり曲、ライブのメイキング、事前特番で放送されたアコースティックライブも収録されます。こちらの映像の中で、注目してほしいシーンや、オススメしたい部分をお教え下さい。
小野:メイキングは本編映像も手がけてくれている飯塚ディレクターが毎回趣味で撮っているものです(笑)。僕のアーティスト活動を長年心から楽しみながら支えてくれてます。だから間違いなく面白いです! あと特番での拓ちゃん(渡辺拓也さん)とのアコースティックセッションは、今後も見られるかどうかわからない貴重なもの。必見です!
――Blu-rayの発売を楽しみにしているファンのみなさんに向けて、メッセージをお願いします。
小野:すべての演者・スタッフが流れ星のように燃え上がった2日間。それは短いけれど果てしない、壮大な宇宙の旅でした。完全燃焼しました。その様を見届けていただければと思います。
Blu-ray情報
ONO DAISUKE LIVE Blu-ray 2021: A SPACE ODYSSEY
発売日:2021年10月20日(水)
◆Deluxe Edition
価格:13,200円(税込)
・DAY2本編収録
・特典ディスク付録(DAY1日替わり曲、メイキング映像、事前特番で放送されたアコースティックライブの模様を収録)
・特製BOX仕様
◆Nomal Edition
価格:8,800円(税込)
・DAY2本編のみ収録
アニメイト特典(両形態共通)
◆小野大輔「ONO DAISUKE LIVE Blu-ray 2021:A SPACE ODYSSEY」発売記念キャンペーン in animateシリアルコード
詳しくはこちら(アニメイト通販商品ページへ移動します
小野大輔 公式サイト
小野大輔 アーティスト公式サイト
小野大輔 アーティスト公式ツイッター
小野大輔 アーティスト公式YouTube