『DUNE/デューン 砂の惑星』日本語吹替版の主人公ポール・アトレイデス役・入野自由さんインタビュー|吹き替えの現場で大事にしていることとは? 声優ファンもハマる“体験型”の超大作!
劇場で観てほしい“体験型”の映画
——キャラクターや役者、すべてにおいて本作で好きなポイントを教えてください。
入野:たくさんありますが、個人的にはティモシー・シャラメとレベッカ・ファーガソンが親子役で出ているところです。もともと好きな役者さんで、親子として出演しているこの2人を見られるんだと楽しみにしていました。
——具体的に、2人のどこが好きですか?
入野:佇まいやビジュアルなどを含めて好きなんです。役者としてはもちろん、見た目としても美しい。そこはこの映画のポイントだと思います。
あと、試写で観たとき、その場にいるかのような音、映像、役者と全部ががっちりハマっているなぁと感じました。本当に完成度の高い作品で、どれだけの時間とお金がかかったんだろう?と。
——確かに。すごいシーンばかりですから気になりますよね。
入野:砂嵐からの脱出シーンは本当に興奮しました。映像もこだわって作られていますし、"体験型”と言われているように、自分もまるで砂嵐の中にいるような気持ちになりました。
今の時勢、家で観ることもできますが、やっぱり実際に劇場で体験してほしい、より良い環境で観てほしい作品です。
映画『DUNE/デューン 砂の惑星』作品情報
10月15日(金)全国公開
【STORY】
全宇宙から命を狙われる、たった⼀⼈の⻘年、ポール・アトレイデス。彼には“未来が視える”能⼒があった。宇宙帝国の皇帝からの命令で⼀族と共に、その惑星を制する者が全宇宙を制すると⾔われる、過酷な<砂の惑星デューン>へと移住するが、実はそれはワナだった︕アトレイデス家と宇宙⽀配を狙う宿敵ハルコンネン家の壮絶な戦いが勃発。⽗を殺され、巨⼤なサンドワームが襲い来るその星で、ポールは全宇宙のために⽴ち上がるのだが…
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
脚本:エリック・ロス ジョン・スペイツ ドゥニ・ヴィルヌーヴ
原作:「デューン/砂の惑星」フランク・ハーバート著(ハヤカワ文庫刊)
出演:ティモシー・シャラメ レベッカ・ファーガソン オスカー・アイザック ジョシュ・ブローリン ステラン・スカルスガルド ゼンデイヤ シャーロット・ランプリング ジェイソン・モモア ハビエル・バルデムほか
配給:ワーナー・ブラザース映画