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俳優 高本学&声優 山下七海「クローバーに愛をこめて」対談!

俳優 高本学さん&声優 山下七海さん対談!朗読劇「クローバーに愛をこめて」を観劇する前にそれぞれのファンに読んでほしい話

2021年11月6、7日、朗読劇「クローバーに愛をこめて」が東京・浜離宮朝日ホール 小ホールで開催される。

大浜直樹さんが作・演出を手がける朗読劇。2.5次元ミュージカルで人気の俳優・高本学さんと数多くのアニメ作品に出演している声優の山下七海さんが2人きりで板を踏む。

「クローバーに愛をこめて」は日記形式で紡がれていくキャラクターの心情を繊細に紡いだ物語となっている。幼馴染の二人が出会ってから、結婚、その後を描くストーリー。

それぞれの心情を俳優と声優の2人が読み上げていくことでどんな化学反応が生まれるのか。その場にしかない空気感をぜひ、体感していただきたい。

今回、アニメイトタイムズは本番を控える2人にインタビューを実施した。俳優と声優。ファンの層が全く違う2人が出演するということで、それぞれのファンの方へ向けたパーソナルな質問も訊いてみた。

観劇前に高本学さん、山下七海さんについて少しでも知っていただければ幸いだ。

感動の朗読劇にご期待ください

――「クローバーに愛をこめて」のオファーが届いた時、どう思いましたか?

高本学さん(以下、高本):率直に嬉しかったです。僕は普段、舞台をメインに活動していて、朗読劇は年に一度くらいのペースで経験させていただいています。

身体表現を使わずに声のみで演じる朗読劇は普段の自分とは違うフィールドでのお芝居になるので楽しみですね。

――身体を使ったお芝居と声だけのお芝居ではやっぱり勝手が違いますか?

高本: そうですね。演劇だと身体からセリフを出す感覚があって。身体、自分が持っているものを全て使ってお芝居することに慣れているので、声だけのお芝居だと少し勝手は違いますね。

まず、普段セリフを全て覚えてから芝居に臨むので、そこから違います。セリフを覚えずにというか、台本を読みながら演じる難しさもあります。

――正直、(セリフを)覚えて演じる方が楽ですか?

高本: 楽ですね。

山下七海さん(以下、山下): え!?凄いですね。

高本: そうなんですよ。セリフが身体に染み込むので。自分の中にセリフが落とし込まれるというか。今回はセリフを覚えずに舞台に立つという意味でもチャレンジだったりします。

――ありがとうございます。山下さんはいかがでしたか?

山下: 朗読劇に出演した経験はあるんですけど、声優の先輩方と一緒に舞台に立つ経験がほとんどで。なので、俳優の方と一緒にお芝居をするのははじめてなんです。

今回、ご一緒する高本さんにどんな影響を受けて、私のお芝居が変わるのかな?って想像したりして、お話が届いた時から楽しみでした。

共演させていただくってお話しを聞いてからは、(高本さんが)どういう声されてるのかな?って思いました。

高本: あはは(笑)。

山下: 声優の職業柄なのかもしれませんけど(笑)。声優さんと一緒にお仕事する時って、この方はこんな声質だなって知っていることが多いので。高本さん...どんな声してらっしゃるのかな?って。

――実際、声を聞いてみていかがでしたか?

山下: もうすっごい素敵な声で。

高本: いやいや(笑)。

山下: 私自身がナチュラルな声質というよりも、特徴のある声をしているので。2人きりの芝居でバランス大丈夫かな?って少し思ったところもあったんですけど。

実際に高本さんの声を聞いてみたら、低音で個性があってとても素敵な声でした。きっと素晴らしい朗読劇になって、皆さんに楽しんでいただける!って思いました。

――ありがとうございます。ここからは「クローバーに愛をこめて」の魅力についてお聞かせいただきたいと思います。

高本: 僕、台本をいただいて読んだ時に本当に感動して。本を読んですぐにマネージャーさんに「素晴らしい本ですね...」って連絡を入れたくらいなんです。

朗読劇へお越しいただいた皆さんも絶対、感動する内容になっていると思います。

内容的には、幼少期から大人までストーリーが展開されるので、役者として振り幅を見せるという意味でも楽しんでいただけるじゃないかと思いますね。

山下: 日記形式の内容を朗読をするのが初めてで。最初に本を読んだときはそこが印象的でした。キャラクターそれぞれが綴った内容をそれぞれが読んでいくのが新鮮な感じがして。

普段私のことを応援してくださっている方も、そういった本を読んでいる私を見るのが初めてになると思うので、楽しみにしてて欲しいです。

――主人公の英雄と愛美が5歳の時点からストーリーがはじまります。ちなみになのですが...お二人は5歳の役ってご経験ありますか?

高本: 僕はないです(笑)。初挑戦ですね。

山下: 子どもの役自体は何度も経験があるんですけど、アニメの5歳とリアルの5歳ってまた全然アプローチが違いますよね。

アニメの中の5歳は本当に小さくて呂律も危ういって感じのお芝居を求められることが多いんですけど、今回の朗読はそういった感じではなくてナチュラルテイストな感じになると思います。

高本: 5歳からはじまるストーリーではあるんですけど、5歳を普通に演じると明らかに違和感が出る気がしていて。普段は中々踏み込めないゾーンではあるんですけど。

先日、演出の大浜さんともお話しして、「生ききった方が振り幅を見せられる」とお言葉をいただきまして。初めての経験ですが、5歳のシーンは演りきりたいと思いますね。

――高本さんファンの方は必見ですね。

高本: そうなると思います(笑)。

山下: スタートのセリフは英雄ちゃん(高本さんの役)からスタートしますので、本番を楽しみにしていただきたいですね。お互いの芝居を受けて、5歳のシーンを演じきります!

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