韓国の声優事情とは? メイク、衣装、楽曲から韓流らしさが出ている百瀬 志生(新大久保駅)の魅力を聞く│『STATION IDOL LATCH!』TAKUYAさんインタビュー
パフォーマンスでは自分の長所を生かしたい
――TAKUYAさん演じる百瀬 志生くんは、2nd CDに“ソロ”で参加しています。
TAKUYA:初めての声のお仕事でソロでの参加なのですごく寂しかったです。頼れる人がいなくて(笑)。
一同:(笑)。
TAKUYA:声優陣のみなさんに胸を借りるつもりでボイスドラマを収録させていただきましたが、実際のステージの上に立つ時は、志生くんとして、パフォーマンス部分で僕の長所を活かせていけたら良いなと。志生くんはソロで活動しているので、ソロとしてのプレッシャーと緊張を感じながらも、自分のできることをやっていけたらと思っています。
――ステージの上でパフォーマンスをされる時、TAKUYAさんはどのようなところを意識されているのでしょうか。
TAKUYA:今回の場合、あくまで志生くんとしてのパフォーマンスなので、志生くんならどう踊るかな?どう魅せたいのかな?と考えています。“志生くんが実写化されたらこんな感じになるんだよ”というように魅せられたら良いなと。
普段、僕が踊っている時よりも少し色っぽさを意識したり、手先に神経を集中したり、立ち姿から志生くんを意識するようにしています。
――TAKUYAさんはスタイル抜群で手足も長いですから、すごくステージ映えしますよね。羨ましいです……!
TAKUYA:あはははは(笑)。そこが僕の取り柄だと思っているので頑張ります。
――では、志生くんについてより深くお伺いしていきたいと思います。最初、キャラクタービジュアルやプロフィールをご覧になって、どのような人物だと感じられましたか?
TAKUYA:ビジュアルを見て最初に思ったのは、“冷たい子”なのかな?と。あまり人に関心がないというか、我が道をいくタイプなのかなと思ったのが第一印象です。
そこから志生くんの背景を知って、他の人との関係性を見ていくと、見た目はクールでも優しいところがあったり、上下関係がしっかりしていたり、尊敬と思いやりを持っている子だとわかってそのギャップに惹かれました。
良いところがたくさんあるので、知れば知るほど好きになるキャラクターです。
――9月20日に開催された2nd CDのリリース記念トークイベントで、志生くんは“韓流らしさ”が出ているとおっしゃっていましたが、具体的にどのようなところがポイントなのか教えてください。
TAKUYA:僕が“韓流らしさ”を感じたのは、衣装とメイクです。志生くんの唇が赤かったり、身につけている衣装も日本寄りではない韓国風の衣装なのかなと思います。
人は外見から入るとも言うので、志生くんの外見から韓流らしさを感じましたし、志生くん自身もボイスドラマで韓国コスメを使っていると言っていました(笑)。
ボイスドラマにも韓国を感じられるワードが入っているので、そういうのを見つけるのも楽しいと思います。そのうち、韓国語で喋り出しそうですよね。
――おぉ〜! 志生くんが韓国語で話をしているところ聴いてみたいです!
TAKUYA:今後の展開によりますが、韓国語も少し混ぜてみたら面白いんじゃないかなと思います。
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――そして、志生くんの楽曲「Salt & Sugar」もK-POPらしさが出ていてカッコいい仕上がりになっています。楽曲のレコーディングはいかがでしたか?
TAKUYA:志生くんのことをイメージしつつ歌いましたが、レコーディングはすごく楽しかったです。特に、歌詞の部分にキャラクター性を感じたので歌いやすかったですし、ダンスミュージックということで、できるだけカッコよくしたいという気持ちがありました。
歌い方やカッコいい魅せ方などを意識したり、日本語の発音をちょっと崩してみたり。僕自身が韓国で歌ったりしていたので、韓国らしさを意識しながらレコーディングしました。
――楽曲もそうですけど、韓国で実際に活動されていたTAKUYAさんが、今回どのようなパフォーマンスをするのか楽しみです。(※パフォーマンスを初披露したファンミーティング直前にインタビューを行いました)
TAKUYA:もう大変です。振り付けをしていただいたのはs**t kingz(シットキングス)のOguriさんという世界的に有名な方なので、ダンスもすごくカッコいいものになっていて、「ハードルが高いな……」と正直思いました(笑)。
「Salt & Sugar」という楽曲タイトルが感じられる振りも入っていれば、細かい動作もたくさん入っています。ステージング力というか、実際にステージの上に立ったらこれだけやれるんだよという部分を魅せられたら良いなと思っています。
志生くんがライバル視している相手とは!?
――他にもたくさんのキャラクターたちが登場しますが、TAKUYAさん自身が特に気になっているキャラクターがいましたら教えてください。
TAKUYA:僕は、新宿駅担当の神堂 唯姫くん(CV:田丸 篤志)です。志生くんがライバル視していて、常に意識しているキャラクターなので自ずと僕も意識してしまっています(笑)。
他キャラクターのボイスドラマの中でも、神堂くんの話をよく聴いていましたし、2人はキャラクター性など似ている部分があるんです。
あと、キャラクター設定を見ていて、志生くんのほうが年上でびっくりしました。「絶対に先輩を超えてやる!」じゃなくて、志生くんが先輩なんだけど後輩に嫉妬してしまっているところが面白いですよね。
向こうは志生くんのことをライバルと思ってくれていませんが(笑)、30人のキャラクターがいる中でも神堂くんは1番近い存在でライバルだと思っています。
――その関係性がオタク心をくすぐられるというか、また良いんですよね。
TAKUYA:はい。志生くんと神堂くんは絶対いつかぶつかる時がやってくると思うので、2人が絡む場面がすごく楽しみです。
――TAKUYAさん自身は、ライバルと思える存在はいますか?
TAKUYA:すべての人がライバルです。
――おぉ〜!
TAKUYA:あはははは(笑)。ライバルとしてではありませんが、ああいう大人になりたいなと思っている憧れの俳優さんはいます。
――それは、どなたでしょう!?
TAKUYA:玉木 宏さんです。昔からすごく好きな俳優さんで、ああいうカッコいい男の大人になりたいなとずっと思っています。
魅力のある素敵な大人になれたら良いなと思っているので、その人にしか出せないオーラや魅力といったものを僕も身につけられたらなと。
結局、僕自身「カッコいい」と言われたい人なんですよね(笑)。なので、内面・人柄すべてにおいてカッコいい人を目指したいです。