韓国の声優事情とは? メイク、衣装、楽曲から韓流らしさが出ている百瀬 志生(新大久保駅)の魅力を聞く│『STATION IDOL LATCH!』TAKUYAさんインタビュー
コリアンタウンとして有名な“新大久保”
――「山手線30駅」をテーマにしたアイドルプロジェクトということで、TAKUYAさん演じる百瀬 志生くんは「新大久保駅」を担当しているキャラクターです。
TAKUYA:はい。新大久保はコリアンタウンなので、韓国グルメはもちろん、韓流アイドルのグッズやカフェも出てきていますし、日本で韓国を感じられる場所です。
日本ではない独特の雰囲気が味わえるのも、新大久保の魅力だと思います。日本に帰ってきてからまだ行けていませんが、韓国料理が食べたい時は新大久保に行くことが多いです。
――いろいろな韓国料理屋さんがありますし、街を歩いているだけでも楽しいですよね。
TAKUYA:スーパーでも韓国製品が売っていたりするので、僕の場合は韓国に売っているものが日本にも来ているのかな?と違う楽しみ方をしています。
本当にいろいろなものがありますし、食べ物も美味しい。特に、最近は韓国好きの人が増えているので、そういう方にとっても、初めての方でも楽しめる街です。
――もしご自身が担当している街の駅員になるとしたら、やりたい企画やプロデュースしたいことはありますか?
TAKUYA:日本で売ったら絶対に流行る韓国料理を1つ知っているので、プロデュースや企画というよりもお店を出してみたいです。
――へぇ〜! その韓国料理、気になります。
TAKUYA:とある鳥料理なのですが、まだ日本では見たことがないので、新大久保でお店を出したら絶対ウケると思います。
ちなみに日本ではエネルギーをつけるために鰻を食べると思いますが、韓国では鳥を食べるんです。夏の初め、中旬、終わりと、鳥料理を食べる日があるんですけど、それだけ韓国では鳥料理が根付いています。
――違いといえば、韓国の駅事情や交通機関はどのようになっているでしょうか?
TAKUYA:韓国には山手線みたいな電車はありません。ほとんど地下鉄を利用しています。あと、韓国は1つの路線に統一されています。山手線、中央線、埼京線というように路線がバラバラになっていなくて、会社も統一されているので、乗り換えで別料金がかかりませんし、交通費も安いです。
――羨ましい……。
TAKUYA:あはははは(笑)。基本的に韓国は交通費がすごく安いんです。タクシーなんて日本の2分の1の料金で乗れるんじゃないかな。なので、韓国だと「安いからいいや」ってすぐタクシーに乗っちゃいます(笑)。
――そこは日本と逆ですね! こっちではできるだけ電車やバスで移動して、緊急事にタクシーを使っている人が多いと思います。
TAKUYA:そうですよね。韓国では基本がタクシーなんです。そこが日本と韓国の交通の違いだと思います。
――そういえば、福岡にいる時、韓国の方に「タクシー乗り場はどこ?」とよく聞かれたような……。個人的な話で恐縮ですが、福岡が地元なので韓国の方は身近な存在でした。
TAKUYA:韓国と福岡は近いですからね。韓国の方も日本に行くなら「福岡!」と言っている方が多いです。確か、釜山が1番近いですよね。
――そうです。博多からフェリーが出ています。
TAKUYA:だからか、釜山では結構日本語が馴染んでいます。たとえば、「お皿」もそのまま向こうで通じますし、ガソリンを入れる時も「満タンで」と言えば通じるんですよ(笑)。
一同:(笑)。
TAKUYA:韓国の南のほうは日本と近かったからか、結構日本のものや日本語が残っていると思います。南に行けば行くほど、方言が強くなるのもそれが影響しているのかもしれません。