40年前の作品をリブート『MUTEKING THE Dancing HERO』音楽プロデューサー・島崎貴光さん×ムテキ役・真白健太朗さんロングインタビュー|ストーリーも音楽も良い意味で一筋縄ではいかない作品。それを楽しんでほしい
コロナ禍で先が見えない中での制作
――今作はコロナ禍を挟んでの制作。1年の放送延期を経て、今秋待望の放送となりました。アフレコはいつくらいに行われていたのですか?
真白:当時はコロナ禍になる前だったので、最初の方は皆さんと一緒の収録だったんです。周りに先輩たちばかりで、最初はめちゃくちゃ緊張しました。これまでの小さな努力が実を結んで、(口)パクを合わせることはできて。音響監督の伊藤巧さんにアドバイスをいただき、学ばせていただきながらの収録でした。その後にコロナ禍で別録りになってしまったんです。
――島崎さんはいつぐらいから音楽制作に入ったのでしょうか。
島崎:2019年の夏前くらいから作業していたんです。コロナの影響で放送は先送りになってしまったんですが、本来作り終えていた劇伴も、追加制作をすることになりました。
――「時間ができたからこそできることを」と?
島崎:そうです。アニメ放送が延期になることがあっても、そこから音楽が追加されるってなかなかに珍しいことで。でも制作スタッフから「こういったイメージが監督から出てきたんです」って連絡をいただき、逆に安心しました。コロナ禍ってどうしても不安になりやすい時期だと思うんです。実際、真白くんは不安も大きかったと思う。でも皆さんコロナ渦に負けずに制作しているんだなと。しかもものすごく情熱を持っていて。実際、真白くんはどう思ってた?
真白:不安でした。制作途中の段階でコロナ渦になって、正直中止になってしまうのかなと……。でも10月放送になったことで、AnimeJapanで出られることになって、延期になったことによる利点もあったのかなって。自分の中で考えられる期間にもなりましたし、準備もできましたし。
島崎:うんうん。個人的に言うと、2019年後半は別のドラマと『ハクション大魔王2020』の劇伴制作、ダ・ヴィンチ:ポワロ(島崎さんプロデュースによる凛さんと原田謙太さんのユニット)の制作などもあって、100曲近く、記憶がないくらい音楽作っていました(笑)。だからすごい時期ではありましたね。
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――サントラに収録されているのは43曲ですが、実際はもっと制作されているのでしょうか。
島崎:ありましたね。アレンジの違うバージョンもありましたし。
――劇伴に使われている既存曲のリアレンジ楽曲の場合は、どのように作られるんですか?
島崎:完全にリアレンジなので、原曲の耳コピからはじまります。今回使わせていただく曲に共通していたのが「コーラスワークの凄まじい曲であること」。だから、ただただインストにすると「何かが違う」という雰囲気になってしまうんですよね。もともとコーラスを入れるつもりはなかったんですが、凛(ダ・ヴィンチ:ポワロ)に頼んでコーラスを入れました。「Plastic Love -Guitar Chorus Mix-」のコーラスも凛にお願いしています。
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――それこそ、先の「歌モノは目立つ」というお話に然り、コーラスも存在感を出しすぎてしまうと歌になってしまうものですよね。凛さん、島崎さん、百戦錬磨の方たちだからこそできたことですが、絶妙なバランス感覚が必要だと思います。
島崎:そうなんですよね。コーラスに力を入れすぎると、劇伴ではなく「コーラスな曲」になってしまう。コーラスを音のように入れて、劇伴のコーラスに仕上げることにこだわりました。
――回によって、さまざまな挿入歌があるのも本作の魅力ですね。
島崎:上田剛士(AA=)さん、SANABAGUN.さんなど、7、8アーティストが楽曲を提供してくださっていて。しかも贅沢な使いかたをさせていただいているんです。長く使うというよりかは、さりげなく、存在感を打ち出している。毎週エンディングロールで挿入歌が変わるアニメってすごいですよね。回によっては画面がいっぱいになっている時もありますから(笑)。
キャラクターソングのレコーディングは驚きの連続!?
――ではサントラにも収録されるキャラクターソング「ローラーヒーロー・ムテキング -Version.2021-」(原曲は水木一郎さん歌唱)、「Super Hyper MUTEKI Buddy」(ムテキ(真白健太朗)、DJ(江口拓也))についても教えてください。
島崎:江口拓也さんと真白くんが一緒に2曲歌っているんですが、真白くんは今回が初レコーディング。初めてとは信じがたかったですね。冒頭の話の通り、ものすごく落ち着いていて。普通に歌うんですよ。スコーン!とまっすぐに。20年以上多くの歌を録ってきていますが、こういうことは初めてでしたね。
真白:うれしい。
――曲的にはどちらもかなりひねってるものですよね。
島崎:そうなんです(笑)。捻ってるし、パンチのある曲で。特に「ローラーヒーロー・ムテキング -Version.2021-」はもともと水木一郎さんが歌われていますし、作中では井上和彦さんの歌っているバージョンもありましたし。両方とも個性の塊なんですよね。
――島崎さんから見て、真白さんの歌声はどのように映っているのでしょうか。
島崎:すごくド直球な歌声で、ブレがない。「ムテキの歌です!」って聴こえてくるかのようでした。このまっすぐさって、多分いましか出せないものだと思うんです。慣れてくると「ちょっとビブラートかけようかな」「ここは力を抜いて優しく歌ってみようかな」とか、いろいろな選択肢が出てくると思いますから。技が増えるとそれでものすごく悩むと思うんですけどね。それってお芝居もそうなんだと思います。そういう意味で、今回の2曲は絶対にこの瞬間にしか録れないものだなと思っていました。
真白:そう言っていただけると嬉しいです。レコーディングの時、監督や制作の方々とZOOMでリモートでつながっていて。やりとりの中で「水木一郎さんの歌に寄せてほしい」というリクエストがあったんです。でもムテキくんをそっちに寄せすぎてしまうと変わっちゃうんじゃないかなって。だからフレーズの残し方や歌い方を自分なりに寄せて歌ってみたんです。良い形で落とし込めたような気がしています。個人的には、もう1曲のほうがテンション的に難しかったですね。
島崎:「Super Hyper MUTEKI Buddy」ね。「Super Hyper MUTEKI Buddy」は作中で「今までと同じ曲じゃ勝てない。じゃあ新しいムテキとDJの曲を作ろう」という背景で作られている曲なので、さらにアッパーなわけですよ。
――ラップもありますしね。
島崎:そうです。どちらの曲も江口さんとは別録りで、真白くんが先に録っていて。「Super Hyper MUTEKI Buddy」は「江口さんと喧嘩しているように歌って」ってディレクションをしたんです。そしたら「戦いだ!」って感じに歌ってくれて。結果的に勢いが出たなと。ラップは苦戦すると思ったんですよ。でもラップのほうが輝いていて、驚きました。リズム感がすごくいい。
真白:うれしい。日ごろからいろいろな曲を聴いてることが大きいのかもしれません。
島崎:最初からアットホームだし、声も出るし、ラップでは軽やかに歌うし、「マジ!?」って(笑)。この曲はSANABAGUN.さんと作っているので、SANABAGUN.さんたちのライブの熱量がまんま音に入っているんです。SANABAGUN.さんたちが大きなスタジオで「せーの!」で出した音に僕もあとからシンセの音を加えていて。だから歌もパワフルじゃないと困るんですが、見事におふたりが歌ってくれて。
――「Super Hyper MUTEKI Buddy」の歌詞もすごくいいですよね。特に<限界を決めるな>という歌詞が響きました。
島崎:シリーズ構成を手掛けている近藤祐次さんが歌詞を書かれていることも大きいと思います。DJの代弁者のような感じでムテキに寄り添った歌詞を近藤さんが書いてくれて。だからよりスムーズに感情移入できたんじゃないかなと思います。
真白:しょっぱなのフレーズからムテキくんらしいんですよね。前向きな言葉が多くて、「なんだってやってやるぜ!」って意気込みも感じます。ムテキくんとDJらしさが曲にある曲だなと。「Super Hyper MUTEKI Buddy」を披露する7話は特に見どころで。この曲をきっかけに、DJとムテキの仲が深まっていきます。この先、ムテキくんにはつらいことが待っているんですけど……ネタバレになってしまうので詳しくは話せないのですが、「Super Hyper MUTEKI Buddy」は重要な役割を持っているんです。
アナログにしか出せない味
――また、キャラクターソングとして、矢野顕子さんが作詞・作曲をした「空のうた」(アイダさん CV:高橋李依)も収録されています。
島崎:矢野顕子さんが描き下ろしてくれることになってそれだけでびっくりしました。もともとアイダさんがアイドル志望ということもあって、松田聖子さんなどのアイドル像をイメージしていたんです。それで(松田聖子さんの曲を書かれている)矢野顕子さんに書いていただきたいなと。実際に弾き語りの音源がきたんですが、そこにまず痺れました。80年代アイドルのキラキラした音をイメージして制作させていただきました。
――この一枚にいろいろな音が入っていますよね。例えば劇伴の「マジカルディスコ」はフレンチっぽい雰囲気。総じていえるのはどこか懐かしい雰囲気であることで。
島崎:基本的には80年代、90年代の質感にしたいなと思っていました。少し語弊があるかもしれないんですが、機材が進化しているので、ハイブリットな音や最先端の音で作ることはいくらでも可能なんです。逆に「昔っぽく作る」って大変で。そのため、昔っぽい音を再現するソフトや90年代のシンセサイザーを使ったり。それこそ「ローラーヒーロー・ムテキング -Version.2021-」は昔の音源をそのまま使用させていただきました。
――当時の原曲ってテープで録音されたものですよね?
島崎:そうなんです! 今だとあのアナログテープの音は作れないんです。なんでかというと、ニュアンスの話になりますが、アナログテープって音がにじむんですね。(最新の機材だと)デジタルに鮮明に刻まれて、波形として出るじゃないですか。でも昔のアナログテープの場合、一音、一音が今の解像度のような分離をしていないから多重録音すると音が混ざり伸びやかさが増します。でもそれが良いなって。写真もそうじゃないですか。昔の少しピンぼけたアナログの写真って味があって、グッときたりする。
――セピア色の写真もエモーショナルですよね。今撮ろうとすると逆に難しい。
島崎:そう。画素数が高いものだと全部が鮮明であの質感が出ないんですよね。今回の原盤を聴いたときに、それを改めて感じました。「ああ、こういう音は作れないな」って。その音に真白くん、江口さんが声を入れて、僕と凛がコーラスを入れて、今のテクノロジーでミックスをして。そもそも、昔の音源をまんまを使う機会ってなかなかないんです。すごく貴重な経験をさせていただきました。
――真白さんは40年前の音を聴いて、どのように感じていたんでしょうか?
島崎:それは気になってた。
真白:ヒーローらしさがあるイントロだなと思っていました。すごくカッコいい曲だなって。
島崎:特撮や戦隊モノで有名な渡辺 宙明先生という方が作られた曲だからドンピシャなんだよね。ああいう曲ってあんまり聴いてはないよね?
真白:そうですね。そもそも昔の曲を聴く機会ってあまりなくて。さかのぼって聴いたとしてもBUMP OF CHICKENさんの「天体観測」やレミオロメンさんの「粉雪」とか。
島崎:僕のリアルタイムだ(笑)。真白くんはリメイクとかって概念よりも新しくゼロから見てる存在なんだよね。だから良いなって。
真白:そうですね。それとORANGE RANGEさんのオープニングテーマ「ラビリンス」、KALMAさんのエンディングテーマ「希望の唄」もカッコいいなと思っていました。懐かしい雰囲気もあるんですけど、今っぽさもあって。
島崎:懐かしい雰囲気があるよね。二組とも最先端な音楽を作れるアーティストだと思うんです。でもあえてレトロな雰囲気を醸し出している。ハイブリットなことをやるってものすごい技術がいることなんです。
「なんか面白い」って最高の誉め言葉。
――また、本作には今だからこそ響くメッセージも詰まってますよね。おふたりはどのように考えられていますか?
真白:ムテキくんを演じていた身としては……最近って悪い意味で堅苦しいところがあるじゃないですか。自分が気に食わないから攻撃したり、自分の常識で測って他人を否定したりってネットでも現実にもあって、実際僕も中学の時にそれを体験して。そういうことに対するメッセージも込められているのかなと思いました。
『MUTEKING THE Dancing HERO』には変わったひともたくさん出てくるんですけど、でも決して嫌なわけじゃなく、みんな違ってそれでいいというか。ムテキくんにとって、そういう仲間が大事な支えになってるんだろうなって。それこそが、本作で打ち出している多様性なのかなと思っています。
島崎:まったく同じ意見ですね。100%同意。それこそが「Super Hyper MUTEKI Buddy」というタイトルにもつながるんだろうね。みんなBuddyであるというか。真白くんも言ってましたけど、自分の思いと違うと何かが違うと攻撃することって多いじゃないですか。時には作品もその対象になる。でもみんなが思っている通りのものは作らないし、それだと面白くないと思うんです。全部違っていいんじゃないかなって。知識、経験、感覚、目線、発想すべて個人差があるわけですし、そういう意味では、このアニメは独自路線でいってほしいなと思います。予定調和の作品より好きですね。
――曲も一筋縄ではいかないですからね(笑)。
島崎:ある意味バラバラなんですよ。整合性は取っているつもりですけど、アニメに寄り添って作っているがために、あらゆるシーンの曲があって。そういう意味でもぶっ飛んだものになったと思います。
――思った通りに進まなくても「まあ踊ろうぜ」っていう。
島崎:そうそう(笑)。「お前は敵か?じゃあ踊ろう」ってあのキャッチコピーも秀逸ですよね。クエッションが浮かぶ数が多いというのもすごいと思うんです。あえて説明をしていない部分があったり、問いかけがあったり。見ながらいろいろなことを考えさせられる作品だと思っています。僕、昔から思っているのが「なんか分からなかったけど、すごい面白かった」「うまくいえないけど凄かった」とか、そういう作品やライブって物凄いものだと思うんですよね。この作品はまさにそんな感じだなと。
真白:実際そういう方が多いですよね。「なんかわからないけど面白い」って。それは嬉しいなって。
――いちばんの誉め言葉かもしれませんね。
島崎:クリエイティブでプロが関わっていると、通常は狙っていくもので。それが悪いんじゃないんですけど、ガチガチのものを壊したいなという気持ちがあって。それは「Super Hyper MUTEKI Buddy」のラップ部分の歌詞に通じるものがあります。
真白:本当にグッとくる歌詞ですよね。ひとりの人間として考えさせられるものがあります。自分はなんでもかんでも平凡が一番という感じで生きてきた人間なので。あわよくば、と思うことはありますけど、良くも悪くも普通なんです。そんな自分をムテキくんが変えてくれた。ムテキくんは折れても何度でも立ち上がって、大切な人のために頑張っていって。「絶対に曲げないぞ」という強いものを持っているんです。これから、ムテキくんにとってはつらいお話もありますが、いろいろな思いを感じていただけたらと。
島崎:うんうん。これからすごい展開になります。音楽も一層バラエティに富んだものになるので期待して欲しいですね。
真白:12月18日(土)には「MUTEKING THE Dancing HERO」のバーチャルライブもあります。12話先行上映回のキャストオーディオコメンタリーには僕も参加する予定なので、そちらも楽しみにしていただけたら嬉しいです。
[インタビュー&文・逆井マリ / 写真・清水裕貴、佐藤ポン]
商品情報
「MUTEKING THE Dancing HERO オリジナルサウンドトラック」
発売日:2021年12月1日(水)
価格: 3,000円+税(2枚組/全43曲)
発売元:スマイルカンパニー
販売元:スペースシャワーネットワーク
★「MUTEKING THE Dancing HERO オリジナルサウンドトラック」配信リンク集
【収録楽曲】
■Disc-1
01.Dancing Train
02.428スクエア
03.Plastic Love -Scat Chorus Mix-
04.Wonderful Boogie
05. ベイサイド・ダイナー
06.Happy Lucky Days
07.ストップモーション
08.マット&トミー
09.LIBERTY STREET
10.マジカルディスコ
11.C'mon MUSiC
12.セオ登場のテーマ
13.不協和音
14.ミステリアス・パラドックス
15.THE LOST
16.空のうた -Humming Mix-
17.星空の孤独 -Player Piano Roll Mix-
18.オクティンクBLACK
19.ステキングのテーマ
20. ジョージ・スカイハイ
21.Precious Memories
■Disc-2
01.Chill Vibes
02.セオの世界
03.CHAOS THE BLACK
04.ピンチはチャンス
05.危機一髪
06.ムテキのハート
07.形勢逆転
08.ムテキンチェンジ!!
09.ローラーヒーロー・ムテキング -Version.2021- 〈CDのみ収録〉
10.Super Hyper MUTEKI Buddy
11.MUTEKING REVOLUTION
12.静寂ノスタルジー
13.ヴィヴィのテーマ
14.空のうた
15.I'm back
16.Funky Groovin'
17.コミカルハプニング
18.Plastic Love -Guitar Chorus Mix-
19.土曜日の恋人 -Guitar Chorus Mix-
20.星空の孤独 -Nostalgic Mix-
21.LOVE SPACE -Guitar Chorus Mix-
22.空のうた-Guitar Chorus Mix
アニメ『MUTEKING THE Dancing HERO』作品情報
■放送情報
テレビ大阪:10月2日より毎週土曜 深夜1:26~
テレビ愛知:10月2日より毎週土曜 深夜1:55~
TOKYO MX:10月3日より毎週日曜 23:30~
BS日テレ:10月3日より毎週日曜 23:30~
AT-X:10月6日より毎週水曜23:30~
※放送日時は都合により変更となる場合がございます。
(再放送)
TOKYO MX 10月10日より毎週日曜10:30~
■INTRODUCTION
「とんでも戦士ムテキング」の放送終了から40年、あのムテキングがとんでもない時代に帰ってくる!
1980年、タツノコプロ政策のヒーローギャグアニメ「とんでも戦士ムテキング」。
原色に彩られ、アメリカ西海岸を思わせるその世界観は、当時の子供達を最先端の夢の世界へといざなった。
そして時は流れ2021年。
エクゼクティブディレクターに笹川ひろし、総監督に高橋良輔、監督にサトウユーゾー、
そしてキャラクター原案にUtomaruという豪華クリエイター陣により新たなムテキングが誕生!
シティ・ポップが漂うネオ・サンフランシスコを舞台に、淡い(?)恋の物語3DCG を駆使した圧巻のライブやダンスバトルが繰り広げられる!
■ストーリー
舞台は、自由で陽気な海沿いの街、ネオ・サンフランシスコ。この街に引っ越して来た心優しきムテキは、『自称DJ』のDJと出逢い、ダンシングヒーロー・ムテキングへと変身させられる。突如、出現したモンスターから街を救うべく、歌とダンスで立ち向かうムテキとDJだったが、その裏には想像を絶する人類の危機が迫っていたー。
■スタッフ
原作:タツノコプロ
キャラクター原案:Utomaru(THINKR)
エグゼクティブディレクター:笹川ひろし
総監督:高橋良輔
監督:サトウユーゾー
副監督・バトルダンスディレクター:佐藤まさふみ
3DCGディレクター:乙部善弘
シリーズ構成:近藤祐次
メインキャラクターデザイン:高橋裕一
キャラクター設定/総作画監督:瀬谷新二
ヒーロースーツデザイン:中原れい
プロップデザイン:川石テツヤ
美術監督:河野次郎
色彩設計:古谷恵
撮影監督:江上 怜(DIGITAL@SHAFT)
編集:山岸保奈美 (REAL-T)
音響監督:伊藤巧
ダンス振付:NAOKI
音楽:島崎貴光・増田武史
音楽プロデューサー:島崎貴光
音楽制作:ビクターエンタテインメント・スマイルカンパニー
制作:タツノコプロ・手塚プロダクション
■キャスト
ムテキ CV:真白健太朗
DJ CV:江口拓也
セオ CV:日野 聡
アイダさん CV:高橋李依
アン CV:米澤 円
ナオミ CV:田所あずさ
サラ CV:愛河里花子
ヴィヴィ CV:興津和幸
ハル CV:京雅
サマー CV:木村隼人
アキ CV:田中美海
ウィンター CV:西山宏太朗
ステキング CV:KENN
マット CV:青山 穣
トミー CV:松山鷹志
ジョージ CV:羽多野 渉
オーウェン CV:鈴村健一
公式サイト
公式ツイッター(@MUTEKING2021)
公式YouTubeチャンネル MUTEKING Official Channel