秋アニメ『ヴィジュアルプリズン』結希アンジュ役：千葉翔也さんインタビュー｜アンジュを通して、音楽を更に好きになることができた【連載第11回】

アンジュを通して、音楽を更に好きになることができた

——まさに「O★Z」は“主人公格のユニット”だと話数を重ねるたびに実感しています。千葉さんにとって、「O★Z」ならではの要素や魅力はどこにあると思いますか？

千葉：ヴィジュアル系ロックらしい重みやメロディアスさに加え、まだ何にも染まっていない純粋さ、爽やかさがある所。

アンジュが思い描く「空」のように、寄り添ってくれる身近さと、無限に広がる可能性を感じさせてくれる二重性が魅力だと思います。

——楽曲「残酷シャングリラ」で同じ「O★Z」のキャストである古川さん、七海さん、堀江さんの歌声を聴いたときはいかがでしたか？　4人の声が合わさった楽曲の感想をお聞かせください。

千葉：それぞれの声が、質も表現も全く違う個性を持っていたので、キャラのバランスなどを考えずに本当に自由に歌って良いんだなとワクワクしました。

合わさった音源を聴くとバラバラ感もなくて、ユニゾンで混ざってしまうのでもなく……これがO★Zの声なのだなと思えました。

最初に聴いた時の事は今でも覚えていますが、良い意味で自分が参加していることを忘れて聴けました。

——プロジェクト発表会で千葉さんはヴィジュアル系音楽が大好きだとおっしゃっていました。「音楽の力」「ヴィジュアル系」が詰まっている本作を通して改めて感じられた、ヴィジュアル系音楽の魅力を教えてください。

千葉：自分達が歌いたいことややりたい事を表現する力強さがあると思います。自身が音楽と一体化しているような良さがあるのかなと。

ギルの言う、人に聴かれて音楽は磨かれていくということを体現していると思うし、目に見えない音楽を視えるものにする力があるのかも。

——いよいよ第12話でヴィジュアルプリズンの決戦が行われます。一体どのような結果になるのか気になっている方は多いと思いますので、ぜひ楽しみにしている視聴者の方へ一言お願いします！

千葉：今年のヴィジュアルプリズンはどこのユニットが勝利するのか、それは彼らにとってどんな意味を持つのか。ここまでご覧いただきありがとうございました。

僕はアンジュを通して、音楽を更に好きになることができました。彼らが信じる音楽を信じて、最後まで目を離さないでください！

TVアニメ『ヴィジュアルプリズン』作品情報

放送情報

・TOKYO MX/群馬テレビ/とちぎテレビ/BS11：10月8日より 毎週金曜24:00～
・ABCテレビ/メ～テレ：10月9日より 毎週土曜26:30～
・WOWOW：10月13日より 毎週水曜24:30～ ※第1話無料放送
※放送日時は変更になる可能性がございます
　

イントロダクション

音楽は想いを繋ぎ絆となる。

音楽。それは人と人を繋ぐもの――数多の障壁を乗り越え、想いを人に伝えるもの――その力は、人ならざるヴァンパイアをも――変えるかもしれない――

ヴァンパイア――。高い知性と美貌を備え、永遠の命を有する存在。彼らは闇に生きながら、音楽を愛し、歌をうたい、様々なものを生み出した。人間たちは、多くのアーティストが人ならざるモノだとは知らないまま、彼らの音楽に熱狂してきた。“ヴィジュアル系”と呼称される様式もその一つであった。

――そして現代。ヴァンパイアたちは日本・東京のハラジュクに集結していた。年に一度のヴァンパイアの宴『ヴィジュアルプリズン』の開催場所を示す〝紅い月〟の下へ。〝紅い月〟の下、ヴァンパイアの能力は高まり、彼らはプリズンと呼ばれる結界を展開して、舞台を生み出し、パフォーマンスで観客を魅了する。そして毎年 10月の宴の日に、〝最も美しい歌〟を〝紅い月〟に捧げた者が、強大な力を授かるのだ。

願いを叶えるため、己の音楽を示すため、愛する人のため、様々な思惑を抱えたヴァンパイアたちが集うハラジュクに、今、奇跡の歌が響く―――
　

ストーリー

周囲に馴染めず、内に強い孤独を抱えた少年・結希アンジュ。天涯孤独の身になったのを機に、故郷を離れて憧れのアーティストが活躍していた街・ハラジュクを訪れたところ、ヴィジュアル系ユニット「ECLIPSE」と「LOS†EDEN」のライブバトルに遭遇する。エネルギッシュなステージに圧倒される中、突然胸の痛みに襲われるアンジュ。その瞬間、アンジュはヴァンパイアと人間のハーフ“ダンピール”として覚醒する――
　

スタッフ

原作：上松範康／Afredes
総監督：古田丈司
監督：田中智也
シリーズ構成：菅原雪絵
キャラクター原案：片桐いくみ
キャラクターデザイン：芝 美奈子
サブキャラクターデザイン：山口仁七 矢向宏志 横山穂乃花
総作画監督：矢向宏志 山口仁七 川﨑玲奈
プロップデザイン：木藤貴之
美術監修：加藤 浩
美術監督：坂上裕文
美術設定：加藤 浩 前田みつき
色彩設計：ホカリカナコ 森田真由
CG監督：雲藤隆太
撮影監督：鈴木彬人
編集：西村英一
音響監督：本山 哲
音楽：Elements Garden
制作：A-1 Pictures
製作：Project VP
　

キャスト

結希アンジュ：千葉翔也
ギルティア・ブリオン：古川 慎
イヴ・ルイーズ：七海ひろき
ロビン・ラフィット：堀江 瞬
サガ・ラトゥール：江口拓也
ミスト・フレーヴ：島﨑信長
ヴーヴ・エリザベス：永塚拓馬
ジャック・ムートン：矢野奨吾
ディミトリ・ロマネ：増田俊樹
ハイド・ジャイエ：蒼井翔太
パンニャ：杉田智和

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