TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』イベント「第一回 敵<ヴィラン>連合総会」レポート|内山昂輝さん、下野紘さんら敵<ヴィラン>声優陣が生アフレコ、朗読劇でお客さんを“悪の世界”へ誘う
敵<ヴィラン>連合の歩みを生アフレコで振り返り!
ここからの司会は、「ヒロアカ応援大使」と自ら公言する日本テレビアナウンサー・伊藤遼さんが担当。迫力のオープニング映像とともに登場した声優陣と言葉を交わしながら、会場を温めていきます。
11/21(日)に開催されたスペシャルイベント「敵<ヴィラン>連合総会」で会場スクリーンに上映されたイベントオープニングムービーを特別公開!
— 僕のヒーローアカデミア "ヒロアカ"アニメ公式 (@heroaca_anime) November 23, 2021
イベントオリジナルグッズ販売中▼https://t.co/LQkpFI4Ed8#heroaca_a #ヒロアカ #ヴィラアカ pic.twitter.com/xXT0NavqIP
そして、伊藤さんの呼びかけで、大塚さんもいよいよイベント会場に登場。うやうやしくお辞儀をし、“脱獄”してきたことを報告します。
内山さんによる力強い開幕宣言で、ついに「第一回 敵<ヴィラン>連合総会」がスタート。4つのシーズンに分けて、メンバーたちの活躍を振り返る「敵<ヴィラン>連合ヒストリア」のコーナーが始まります。
まずは「黎明期」。USJ襲撃時の場面カットがスクリーンに映されると、内山さんは思わず「懐かしい!」とコメント。徐々に仲間が増えていき、今こうしてイベントができていることへの喜びを滲ませました。
続いては「胎動期」。ここからは、声優陣による生アフレコで物語を振り返っていきます。まずは、第41話「洸汰くん」、第42話「僕のヒーロー」、第45話「転転転!」で描かれる林間合宿襲撃シーン。
先ほどまでの和やかな雰囲気とは一変、一瞬で役を降ろした声優陣のシリアスな表情とお芝居にお客さん全員が引き込まれていました。
ヒーローに負けず劣らず個性的な面々である連合メンバー。そのクセの強さに声優陣も最初はかなり翻弄されたようで、役をつかむまでにさまざまな苦労があったことが語られました。
大塚さんは、第60話「てめェの“個性”の話だ」での、オール・フォー・ワンとオールマイトの対話シーンを生アフレコ。収監中のオール・フォー・ワンの久しぶりに人と話ができることへの喜び、オールマイトを挑発する様が存分に表現されたお芝居で、お客さんを魅了しました。
続いては「混沌期」。こちらでは第73話「出向」、第77話「明るい未来」と、インターン編(死穢八斎會編)での一幕を生披露。
ひと際印象的なオーバーホールとの訣別のシーンは、内山さん曰く、演じるたびに(演技が)変わるそうで、死柄木弔というキャラクターの奥深さを力説しました。同業者から見てもこのシーンの内山さんの演技は格別なようで、口々に賞賛の言葉を贈ります。大塚さんからも「天才的ですね!」と太鼓判を押され、内山さんは笑顔を見せました。
振り返りの最後は「羽化期」。異能解放軍との戦いを描いた「ヴィランアカデミア編」より、第110話「サッドマンズパレード」、第112話「死柄木弔:オリジン」の生アフレコが披露されました。
生アフレコがすべて終わり、伊藤さんも思わず「半端ない!」と興奮を抑えられず、まるでいちお客さんのような感想をこぼします。
トゥワイスが無数に分身し、それぞれの繊細な演じ分けが必要なことで、生アフレコの難易度が高いサッドマンズパレードのシーンを見事に成功させた遠藤さんも嬉しそうな表情。物量ゆえに居残りで収録していた遠藤さんに、敵<ヴィラン>連合声優陣がエールを贈った、という収録時の心温まるエピソードも明かされました。
お客さんが、迫力の生アフレコの余韻に浸っている中、次のコーナーへの準備が進んでいきます。