仕事における新しい挑戦や、QOLが向上したプライベートのエピソードとは？　富田美憂さん＆前田佳織里さんが2021年の思い出を振り返る【特別企画】

2021年のトップニュース＆ランキングを熱弁！

――おふたりは今年も様々なお仕事をされてきたと思いますが、ご自身の中で2021年のトップニュースを挙げるとすれば？

富田：すごく抽象的になるのですが、声優業として、ここ数年で同世代の子に「この子上手だな」「尊敬するな」と思えることがすごく増えた年でした。ライバル視しているわけではなく、いい意味で一緒に並んで「作品を作るぜ！」と熱さをお互いにぶつけられる仲間が増えたと思います。

今まで、現場の多くは自分が一番年下だったので、様々な先輩はいても、同世代の子はそこまでいなかったんです。一緒にご飯に行ったときもずっと芝居の話ができるような仲間がグッと増えたと思いますし、今年一番嬉しかったトップニュースだと思います。

前田：私のトップニュースは来年3月に写真集を発売することでしょうか。

富田：めでたい！　発表したときのTwitterの動画、めちゃめちゃ可愛かった!!

前田：ありがとう、見てくれたんだ（笑）。

富田：お母さんにも見せたもん。「ママ、見て!!」って！

一同：（笑）

【フォロー＆RT宜しくお願い致します】

はじまります！！！！#かおりんはじめての写真集が
いよいよ2022年3月に発売決定！

本日から公式アカウントが就航！

まずはご本人様からご挨拶
みなさま宜しくお願い致します！！#かおりのかおり #前田佳織里1st写真集 #前田佳織里 pic.twitter.com/bYUUPTYW6Z
— 前田佳織里1st写真集公式@2022年3月11日(金)発売決定！ (@kaorin_pb0311) December 5, 2021

前田：初めての写真集って本当に特別なものだと思うんです。今の自分だから見せられるものだったり、自分が学んできてどう変わったかを見せられるものだと思うので。写真集の発売が決まって、改めて自分の強みや見てもらいたいところ、「前田佳織里とは何ぞや？」ということを考えるきっかけになりました。

制作を通して、自分の価値観や考え方がガラッと変わったような、大胆に一歩を踏み出せるようになった気がします。コンセプトやタイトルなど、個人的にはかなりしっくりきているので、前田佳織里が見せたいものをしっかりお見せできると思います。

衣装なども、みなさんの意見を聞きながら、「こういうこともやってみたいです」と思いついた抽象的なイメージを伝えて膨らませていただいたりと、みんなで練っていく作業がすごく楽しかったです。

富田：本当に楽しみ〜！　ウチの母の分ももらっていいですか!?

前田：もちろんです！（笑）　みなさんに新しい前田佳織里をお届けできたらと思います。

【お知らせ】
この度前田佳織里なんと！写真集の発売が決定しました！！！🎉🎉🎉
声パラさんゲットしてくださっていち早く情報知られた方も多いかと思います！
やっとお知らせできて嬉しいです☺️
また詳しいことは後日お知らせできればと思いますので、今日は #前田佳織里祭りを楽しみましょう！✨ pic.twitter.com/xA7i53KSXr
— 前田佳織里 (@kaor1n_n) September 30, 2021

――アニメイトタイムズでは年末にかけて読者からアンケートを募り、様々な部門のランキングを発表するのですが、おふたりが「2021年の〇〇ランキング」を作るとすれば、どのようなランキングになりますか？

富田：私は「2021年買って良かった物ランキング」です！

……私、本当によくスマホをなくすんですよ。毎朝「スマホどこ置いたっけ……？」となりますし、人の家でも「あれ？　私のスマホ知らない？」、現場でも「スマホがない！」となるんです（笑）。

なので、首から下げられるネックストラップを買いました！　しかも鈴代紗弓ちゃんと偶然お揃いなんです!!　なんと言ってもこれが第1位ですね。

第2位は、スタッフさんからいただいたものですが、「ファーミネーター」という犬用のブラシ。豆柴のこはくは毛の抜ける量が多くて、一日に掃除機を3回かけないといけないくらいなんです。でもこれでブラッシングするとビックリするくらい毛がまとまって、最終的に雪玉くらいの大きさになります。本当に便利です！

前田：そんなに!?　ミニこはく君ができるくらいなんだ!?

富田：まさにそう！　使い始めてからは抜け毛が減ったと思います。

3位は「Apple Watch」。改札を通るときにスマホを出さずに済みますし、通知も簡単に確認できるので、お仕事の返信がほんの少しだけ早くなったと思います（笑）。やっぱり仕事がデキる人は返信が早い、ということを学びましたので。

前田：マネージャーSさんがすごい頷いてる（笑）。

富田：即レス、大事（笑）。あと、一日に歩いた距離やカロリーの消費量も教えてくれるので、9月のワンマンライブの前に体を絞ったときも役立ちました。

――Apple WatchからiPhoneも探せますからね。

富田：そうなんです！　生活の質がちょっと上がりました。

前田：私は「今年観て良かった映画ランキング」です！

3位は『クリスマスとよばれた男の子』。「クリスマスってどういうものなんだろう？」と改めて考えるきっかけになりました。「自分が幸せになることじゃなくて、みんなを幸せにすることが大事」「魔法や不思議なことを信じることの大切さ」といったことを考えさせられました。あとはなにより世界観が可愛いんですよ。個人的にクリスマス映画がかなり好きなんです。

しかも、吹替版で宮本侑芽ちゃんも出てるよ。

富田：へー！　そうなんだ！

前田：「ゆめちー出てるじゃん！」ってすぐ連絡しちゃった。俳優の子も可愛いんですよ。胸がめっちゃ温かくなる、すっごく幸せな気持ちになる映画でした。

前田：第2位は『ハッピー・デス・デイ』。タイムリープもののホラーミステリーで、1と2があるんです。両方合わせて観てほしい！

主人公が誕生日の日に絶対同じ犯人に殺されるんです。死ぬたびに誕生日の朝に戻るので、犯人の正体を暴こうとするのですが、ちょっとずつ体のダメージが蓄積されていて。タイムリミットもあるなかで緊迫感が生まれるのかと思いきや、死ぬシーンが段々コミカルになったりと意外と怖くないんですよ。シリアスとギャグの曖昧さというか、ブラックジョークの入れ方が絶妙でした。1と2の関係性もすごく大事なので、ぜひ両方観てください！