仕事における新しい挑戦や、QOLが向上したプライベートのエピソードとは？　富田美憂さん＆前田佳織里さんが2021年の思い出を振り返る【特別企画】

富田さん＆前田さんが2021年を漢字一文字で表すと？

――ここまでの総括として、ご自身の2021年を一言で表していただけますか？

富田：私は”細かく”の「細」です。どのお仕事にも100％の力を注いで臨むことを、今年はより考えたと思います。

もちろん以前から全部本気ではありましたが、オーディション用のテープ収録ひとつとっても、「果たしてそれが120％だったか？」と自分に問いかけたりしました。ひとつひとつの仕事をより綿密に考えて取り組んだと思います。

それは聴いている側に確実に伝わると思いますし、結果として報われた気もしますので、今年に限らず、これからも持ち続けていきたいですね。

前田：私は飛躍の「飛」です。去年「飛躍の年にしたい」と言っていましたが、そういう意味では「有言実行」の「実」でもあるかなと思います。

「自分はこういうタイプじゃないから」という無意識のセーフティーを取り払ったことにより、1年でいろんな可能性を見つけられましたし、想像もつかなかったお仕事や立場、アンビリーバブルな機会が多かったです。

それは、自分自身を信じていないとできないことだと思うので、「自分にはまだ無限の可能性がある」「もっと上にいける」と今後も意識していきたいと思います。自分を信じる大切さを学べたと言いますか、「これがスタートラインだ」と思えるような1年でした。

――では最後に2021年も応援してくださったファンの方へメッセージをお願いします。

前田：改めまして、前田佳織里です。いつも応援してくださりありがとうございます。2021年は、情勢的に直接みなさんとお会いできる機会が減ってしまった分、生配信やSNSなど、みなさんとの心の距離を身近に感じられる機会に恵まれたと思います。

今後は「こんなこともできるんだ！」とビックリしてもらえるような存在になっていけたらと思うので、来年も応援していただけたら嬉しいです。素敵な年にしていきましょう！

富田：先ほどもお話した通り、今年はより一層すべてに細かく取り組めたと思います。人間誰しも、バタバタしてくるとどうしても“仕事”が“作業”になってしまうと思いますが、そこに甘えず、入念に取り組めているのは、応援してくださるみなさんや、日々支えてくださっているスタッフさんのおかげだと思います。

決してすべてが自分の力ではないので、これからも変わらず、周りにいる方々への感謝と、謙虚な気持ちを忘れずにいたいと思います。

幼いころから、親に口酸っぱく「謙虚でいろ」と言われてきましたし、逆に卑屈になってしまうときは、応援してくださる方の顔を思い浮かべながら、2022年も頑張っていきたいです。自分に厳しくし過ぎてしまうところは若干自覚があるので、マイペースに頑張っていけたらと思います。来年もよろしくお願いします！