シュウタたちの選択とその責任――冬アニメ『東京24区』に感じた骨太なテーマとは? 榎木淳弥さん(蒼生シュウタ役)インタビュー【連載 第2回】
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東京湾に浮かぶ人工島「極東法令外特別地区」――通称“24区”を舞台に、蒼生シュウタ、朱城ラン、翠堂コウキ、まとめて“RGB”と呼ばれる3人を中心に描かれる物語。彼らに突きつけられる“未来の選択”とは一体……? 第1話から衝撃の展開やスピード感のあるアクションシーンなど、息を呑んでご覧になった方も多いと思います。
そんな注目の『東京24区』について、アニメイトタイムズでは毎週スタッフやキャストにインタビューを実施。第2回は、蒼生シュウタ役・榎木淳弥さんのメールインタビューをお届けします。
アスミからの電話のシーンは迫力のある描写で、空気感が変わるのもワクワクしました
――作品の概要を聞いた第一印象や、実際に台本を読んだ時の感想をお聞かせください。
蒼生シュウタ役・榎木淳弥さん(以下、榎木):最初は謎解きの部分が多いのかなと思っていたのですが、どちらかというとキャラクターたちが選択をしていく、その選択に責任を持つというテーマがあるのかなと。なので、とても骨太でテーマ性がある作品だと感じました。
――第1話はシュウタをはじめとするメインキャラクターのことや過去の出来事、そして謎をはらんだアスミからの電話、それぞれの選択など、気になる内容が盛りだくさんでした。第1話を演じ、実際にご覧になっていかがでしたか?
榎木:非常にテンポ良く会話が進んでいくので観ていて気持ちよかったです。アスミから電話がかかってくる描写に迫力があって、ここで更に物語に引き込まれる感覚がありました。
――第1話で特に印象的だったシーンやセリフを教えて下さい。
榎木:やはりアスミから電話がかかってきて耳を通ってイメージが入り込んでくるところですね。空気感がガラッと変わってワクワクしました。
――榎木さん自身は、シュウタの魅力はどのようなところだと感じていますか?
榎木:シュウタはアスミの死もありウジウジしているところがありますが、そこから必死に足掻いて成長していくところですね。
――そんなシュウタを演じる上で、どのような役作りをして臨んだのでしょうか? 印象的なディレクションがありましたらお聞かせください。
榎木:わりと第1話のテストでやった感じで良いですという感じだったので、あとは伸び伸び自由にやってみようと思っていました。