【金曜ロードショー】『紅の豚』に出演する大塚明夫さんと岡村明美さんをご紹介!これまでこんな作品にも出演していました!
言わずとしれた宮崎駿監督の名作『紅の豚』。
当初は国内線の機内専用のアニメ作品の予定でしたが、宮崎監督の構想が膨らみ現在の長編映画となりました。
ポルコ・ロッソという一人の豚が主人公というほんわかとした設定で、ジブリ作品のイメージ通りなコメディシーンなども多いですが、ストーリーやテーマ、時代背景などはハードボイルドでカッコイイものになっています。
本稿ではそんな『紅の豚』に声優として参加した大塚明夫さんと岡村明美さんについてご紹介いたします!
アニメ、吹き替え、ナレーション……マルチにこなす日本を代表する声優さん!
声優の大塚明夫さんは『紅の豚』でドナルド・カーチスを演じています。
派手な性格とポルコをしてパイロットの腕があると言われるほどの青年であり、マンマユート団の用心棒として雇われているキャラクターです。
終盤にポルコとボクシングをするシーンが印象に残っている人もいるのではないでしょうか。
そんなカーチスを演じた大塚さんは言わずとしれた超大物声優さんですよね。大塚さんのお父さんは偉大な役者さんである大塚周夫さんで、衝突しながらも同じ道を歩まれています。
大塚さんは『紅の豚』をはじめとして、ゲーム『メタルギア』シリーズのスネーク役、『ブラック・ジャック』のブラックジャック役、『攻殻機動隊』シリーズのバトー役、『バキ』範馬勇次郎役など多くの人気作品で活躍されています。
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「次元」のバトンを受け継ぐ
様々な分野で活躍する大塚さんは2021年に『ルパン三世 PART6』次元大介役で出演しています。
アニメ放送開始時から50年以上、次元を演じていた声優・小林清志さんが勇退しその後を受け継いだのが大塚さんです。
『ルパン三世』という作品や、次元というキャラ、小林清志さんという大先輩に深い思い入れがあった大塚さんは、オファーを受けた当初喜びの反面、戸惑いや迷いがあったそうです。
葛藤の末に「人がやってるのを見て寂しい気持ちになるよりかは、自分が叩かれれば済む」と思いたち次元のバトンを受け取りました。
大塚さん演じる次元が活躍する『ルパン三世 PART6』は2022年1月より2クール目に突入! ぜひそちらもチェックしてください!
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少年からお姉さんキャラまで! 幅広い演技が魅力の岡村明美さん!
『紅の豚』に登場する勝ち気な女性飛行機設計技師のフィオ・ピッコロ。
フィオは男社会である当時の飛行機の世界に飛び込み、ポルコを翻弄。宮崎映画のシンボルでもある活発な少女であるフィオは物語でも重要な役割を持っています。
そんな彼女を演じるのが声優の岡村明美さんです。当時岡村さんは新人でありフィオに抜擢されたことで注目されました。
岡村さんはその他に『ONE PIECE』のナミ役、『金色のガッシュベル!!』キッド役、『ふたりはプリキュア Splash Star』フープ、霧生薫役、『平穏世代の韋駄天達』リン役など多くのキャラを演じています。
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有名キャラクターである「ナミ」を演じるということ
岡村さんの代表的なキャラクターの1人として『ONE PIECE』のナミが挙げられます。ナミは国民的な大ヒット作品の主要なキャラクターですよね。岡村さんにとっても「ナミ」は非常に重要な存在であると語っています。
岡村さんが「ナミ」を演じて1番思い入れのあるシーンは「アーロンパーク編」でナミが初めて誰かに助けを求めるシーンだそうです。
オーディションの原稿もそのシーンであり、ナミという孤独なキャラクターが初めて信頼できる仲間を見つけた瞬間ではないか、と過去のインタビューなどで語っています。
完結の構想もできていると噂されている『ONE PIECE』。これからもナミの活躍に注目です!