2度の中止を乗り越えた『上坂すみれのPROPAGANDA CITY 2021』LIVE Blu-rayリリース&ライブツアー開催決定! 上坂すみれさんインタビュー
上坂すみれさんのLIVE Blu-ray『上坂すみれのPROPAGANDA CITY 2021』が2022年2月9日にリリース!
『上坂すみれのPROPAGANDA CITY 2021』は、2020年1月発売の4thアルバム『NEO PROPAGANDA』を記念したツアーとして同年3月に開催予定でしたが、社会情勢のために中止になり、2021年4月に2DAYSライブとして行うことになるも再び中止。しかし、2021年10月30、31日に舞浜アンフィシアターにて開催され、上坂さんにとって約2年半ぶりのソロ&有観客ライブとなりました。
ステージでは初披露となる『NEO PROPAGANDA』収録曲や、「EASY LOVE」、「生活こんきゅーダメディネロ」などのシングル曲も加わり、パワーアップしたセットリストに。
また、幕間映像「ドラゴン菫」には親しい声優の鈴木愛奈さんと徳井青空さんも出演するなど、盛りだくさんの内容でした。
そんなライブが早くも映像化! 行われた3公演のラストの10月31日・夜公演の模様を収録。特典映像にはメイキング+「ドラゴン菫」のディレクターズカット版が収録されます。
上坂さんにライブを振り返っていただきつつ、LIVE Blu-rayの見どころ、そして2022年4月から始まるツアーへの意気込みを語っていただきました。
本番直前にツアー中止も諦めなかった有観客でのライブが実現。セットリストもパワーアップ!
――『上坂すみれのPROPAGANDA CITY 2021』は2年半ぶりのソロライブであり、2度に渡る中止を経てのステージとなりました。どんな想いで臨まれたのでしょうか?
上坂すみれさん(以下、上坂):『上坂すみれのPROPAGANDA CITY 2020』が中止になった時は、会場に行きゲネプロが終わり、あとは本番を待つばかりという段階だったので、残念ではありましたが、その時の情勢や皆さんの安全を考えると最善の選択だったと思います。
2021年4月に行う予定もできず、2度中止になりましたが、それでも無観客ではなく、お客さんが会場にいる形でやりたいという想いは私もスタッフさんも同じでした。特に私のライブはお客さんと一緒に作り上げていくものですから。
今回のライブが決まって、また皆さんと直接会えるのが楽しみでしたし、リハーサルも皆さんの笑顔を思い浮かべながら一生懸命取り組んできました。
――タイトルの由来やコンセプト、構成や選曲のポイントなどのご紹介をお願いします。
上坂:2020年の時はアルバム『NEO PROPAGANDA』の発売を記念したツアーだったので、アルバムに寄り添ったコンセプトでした。
2021年10月のライブも選曲の大枠は変わらず、当時から増えた新曲6曲を加えていますが、新曲はライブを意識して作っていたこともあり、盛り上がり度は増した気がします。
アルバムとシングル2枚の曲が入っているので、ずっと私のライブに来てくださっている方も、今回初めて参加された方も同じ新鮮な気持ちで楽しんでいただけるかなと思いました。
また、曲の雰囲気ごとにブロックを分け、衣装も3パターン+アンコールの4通り着ています。最初は導入として盛り上がる曲を集め、中盤はバンド演奏がカッコイイ曲ゾーン、最後は激しい曲ゾーンにしました。3着目の衣装は本編最後の「ネオ東京唱歌」をモチーフとしていますが、他の曲にもマッチしていたと思います。2着目とアンコールの衣装は元々、1ポーズでしたが、公演替わりにしていただきました。
――ライブが始まって、客席を見た瞬間、どんなことを思われましたか?
上坂:ポップアップでの登場だったので、待機中にモニターで客席を見たらおなじみの赤いペンライトをみんなが振ってくれていて。フルキャパシティではなかったけれど、「自分たちが盛り上げるぞ」という気合が感じられて嬉しかったです。
そして待ち望んでいたお客さんの表情も見られて、これまでもオンラインではお会いすることはできましたが、「やっぱり直接会うのが一番だな」と実感しました。
今回、初めてお客さんの前でパフォーマンスする曲が多い中、「皆さんならきっと大丈夫! 盛り上がってくれるはず」と信じていましたが、私の予想を遥かに超える盛り上がりをしてくれました。
声を出せない状況だったので、「もう少し寂しくなるのかな?」と思っていましたが、ペンライトやクラップで皆さんがノッている様子も感じられましたし、動きでも十分伝わってくるものだなと再確認できました。
お客さんも一緒に手振りをする曲をすごく練習してくれたみたいで。このライブをどれだけ楽しみにして下さっていたのか、そして、この時間を全力で楽しもうという想いが伝わってきました。