音楽
小倉 唯4thアルバム『Tarte』発売記念インタビュー

小倉 唯さん4thアルバム『Tarte』自身初のセルフプロデュースアルバム&MVでも初監督に挑戦! 小倉 唯さんインタビュー!

小倉 唯さんの約3年ぶりのアルバム『Tarte』が2022年2月16日に発売! 11thシングル「I・LOVE・YOU!!」でセルフプロデュースを行なった小倉さんが、今度はアルバムのセルフプロデュースに挑戦! 

今作は1stアルバム『Strawberry JAM』、2nd『Cherry Passport』、3rd『ホップ・ステップ・アップル』を経て、現時点での集大成的と位置づけた1枚で、「Destiny」、「I・LOVE・YOU!!」、「ハピネス*センセーション」、「Clear Morning」、「Fightin★Pose」などのシングル表題曲に加え、自身作詞のリード曲「ta・ta・tarte♪」など新録6曲を含む全12曲入り。

また、「ta・ta・tarte♪」のMVでも監督に初挑戦! CD+BD盤にはMVやメイキング、過去のライブ映像で構成されたスペシャルライブ特番『Happy Cherry Step ~HighTouch☆Tomorrow~』も収録され、小倉さんいわく「このアルバムで私のアーティスト性を余すことなく楽しんでいただけるはず」という自信作です。

そんなバラエティに富んで、想い入れ深いアルバムについて、小倉さんにたっぷり語っていただきました。

『Tarte』は今までの3枚のアルバムの要素を全のせした1枚。リード曲「ta・ta・tarte♪」でアルバムコンセプトを網羅&表現!

――初めてアルバムをセルフプロデュースしようと思われた理由やアルバムのコンセプトをお聞かせください。

小倉 唯さん(以下、小倉):以前、「I・LOVE・YOU!!」というシングルでセルフプロデュースに初めて挑戦しましたが、いつかアルバムでも挑戦したいと思っていたんです。

アルバムの3枚目までのイチゴ(1st『Strawberry JAM』)、チェリー(2nd『Cherry Passport』)、アップル(3rd『ホップ・ステップ・アップル』)をのせた器としてのタルトのように、現時点までの集大成的な1枚にできればと思って、セルフプロデュースさせていただくことになりました。

コンセプトもイチゴやチェリー、アップルなどを全部のせたよくばりタルトをイメージしています。歌詞もサウンドもいろいろな要素がぎゅっと詰め込んだスイーツみたいに、様々な楽曲をおいしく楽しんでいただけたらいいなって。

――またタルトというスイーツは、ベースとなる生地が崩れやすいので、女の子は優しく大切にしないといけないんだよという意味も込められているのかなと思いました。

小倉:そこまで気付いていなかったけれど、そういうことにしようかな(笑)。リード曲の「ta・ta・tarte♪」に「脆いハート」と入っているし、無意識にタルトのイメージの1つとして出てきたのかもしれませんね。

――新録曲であり、リード曲の「ta・ta・tarte♪」はご自身で作詞されていますが、どんなテーマやイメージで歌詞を書かれたのでしょうか?

小倉:このアルバムのコンセプトやタイトルに込めた想いを表現している曲で、この曲を聴いただけでどんなアルバムなのか、わかっていただけるかなと思いますし、私からのメッセージにもなっています。メルヘンチックでもあり、現実的でもある、そんなバランスも意識して書きました。

――1Aの「もっとSmileを タルトにのせ お届けいたします♪」などで、アーティストやエンターテイナーとしての唯さんが目指しているものを表現しつつ、1Bの「ヘコタレモードな私隠した」などで、かよわさや頑張り屋さんな部分が感じられたり、唯さんの2つの面も見えてくるような。

小倉:この曲の主人公の女の子と、私自身の気持ちが交差するようなイメージで書いていたので、そう感じていただけたのかもしれませんね。

――歌声もサウンドもかわいくキュートかつポップで、テンポ感も急にではなく、徐々に気持ちが上がってくるのがいいですね。

小倉:ありがとうございます。実は数年前から温めていた曲で、初めて聴いた時から魅力を感じていて、このメロディラインに自分の歌詞をあてはめることができたらより素敵な曲をお届けできるんじゃないかなと思っていました。この曲に出会えたことに運命を感じるし、とても感謝しています。

 

――サビ頭の「ta・ta・tarte♪ ta・ta・tarte♪」のフレーズはキャッチーで、一度聴いたら頭から抜けなくなって、気付いたら口ずさんでいる自分がいました(笑)。

小倉:2021年12月11日に行われたファンクラブイベント「Yui’s*Company.社員総会 2021 ~Twinkle Holy Day♪~」で、イベントの最後にサプライズで曲を流させていただきましたが、その後「1回聴いただけなのに、あのフレーズが頭から離れません」という感想をたくさんいただいて。

私としては攻めた歌詞にしたつもりでしたし、このフレーズが頭に残るだろうなとは思っていましたが、予想以上の反響で嬉しかったです。

――この曲を聴くと仕事や家事がはかどりそうです。

小倉:そうですね(笑)。テンポのいいメロディやリズムラインのおかげかも。このメロディの魅力を引き出したいと思って、「ta・ta・tarte♪」に「♪」マークを付けたりしていますし、お菓子作りしている時の楽しさも表現できたらと。

――他にこの曲の聴きどころを挙げるとすれば?

小倉:ラストサビの「タ・タ・タ・タ・タ・タ・タ・ta・ta・tarte♪」からの「タルト」のフレーズを畳みかけるところは、特に挑戦した部分で、皆さんの反応が気になっていましたが、逆に皆さんがこの部分をすごく楽しんでくださって。

「早く一緒に歌いたい」とか「ここが何度も聴きたくなる」という声をいただいて、一歩踏み込んだ歌詞にしてよかったなと思いますし、この曲の聴きどころの1つかなと思います。

――また「ta・ta・tarte♪」のMVでは監督にも初挑戦されていますが、挑戦しようと思った理由とは?

小倉:コロナ禍になって、YouTubeチャンネル(「YUI OGURA おぐらゆい」)を始め、メイク動画やASMRなどをアップしていて。最近はTikTokの更新もたまにしているんですけど、動画の編集作業を自分でするようになって、やりがいや楽しさを感じる瞬間がたくさんあったんです。

またアイドルの方のMVを見るのも好きで、ご自身で監督されている映像を見ることもあって、いつか私もMVの監督にも挑戦してみたいなという想いが強くなりました。そして今回せっかくのセルフプロデュースアルバムなのでということで挑戦させていただきました。

――でもご自身で出演しつつ、監督もするのは大変だったのでは?

小倉:大変さというよりも楽しさのほうが大きかったですね。自分で歌詞を書いていることもあって、歌詞を書いている間に浮かんでいたイメージを映像として形にさせていただいたことで、喜びと共に達成感もありました。だから早くみんなに見てほしかったし、反応が知りたくて。

――どういったコンセプトや撮影だったのかご紹介をお願いします。

小倉:おおまかに分けて、全部で3つのシチュエーションがあって、タルトをイメージした衣装を着た私と、パティシエになってタルトを作っている私、そして2コーラス目から登場するのは夢の中やメルヘンを意識して、ちょっとドキっとするようなテディベアちゃん達に囲まれた幻想的なシーン。3つのシーンを軸に提案させていただきました。

 

――イチゴやチェリー、アップルがあしらわれたスカートやチョコっぽいボディなどかわいい衣装を着ている唯さんのシーンでは髪飾りもフルーツがボリューミーで。

小倉:髪飾りは衣装さんが手作りしてくれました。全部のせタルトということで、衣装もぎゅっと凝縮されて、かわいい要素がてんこ盛りみたいな(笑)。

――幻想的なシーンでは、唯さんが小さなクマのぬいぐるみの布団に入っているみたいでした(笑)。でも表情は少し大人っぽいところが不思議に感じました。

小倉:ちょっとインパクトのあるメルヘンな世界を描きたくて、何がいいかなと考えた時に思い浮かびました。テディベアはマスコット的な存在として誰にでも愛されていて、そういうかわいいモチーフに囲まれるのは幻想的で、女の子の夢が詰まった世界観なのかなと。

そして、せっかくなら「私もクマになっちゃえ」みたいな発想になりました(笑)。いろいろな悩みを相談していたクマの人形の相棒と一緒に夢の中に落ちていって、自分もいつの間にかクマになっていた、みたいな。そんなイメージで撮影したシーンでした。

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