声優・アーティスト・蒼井翔太さんライブツアー「蒼井翔太 LIVE 2021-2022 WONDER lab. coRe」ツアーファイナル東京公演レポート|“変わらず変わる”自身の核とファンとの絆を再確認した約3年ぶりのライブツアー
声優・アーティスト・俳優とマルチに活躍する蒼井翔太さんが、2021年12月25日(土)~2022年2月12日(土)にかけて、全国5都市を巡ったツアー「蒼井翔太 LIVE 2021-2022 WONDER lab. coRe」。
進化し続けるボーカル&ダンスでお客さんを魅了すると同時に、久しぶりにライブで顔を合わせることができた喜びと感謝を噛みしめながら、約3年ぶりのライブツアーを駆け抜けました。
本稿では、東京ガーデンシアターにて行われたツアーファイナル東京公演の模様を、アニメイトタイムズ独占写真とともにお届けします!
赤、青、紫……クールからキュートまで多彩な“色”で魅了
軽快なイントロに合わせお客さんがクラップする中、背後の3段のLEDスクリーンに過去のミュージックビデオが映し出される演出でライブがスタート。オレンジのラインが目を引くジャケットスタイルの蒼井さんと6人のダンサーが現れ、オープニングナンバー「Tone」を伸びやかに歌い出します。
ステージ2階からの登場となった蒼井さんは、時おり客席を指さしながら手を振ったり、アリーナ2,3,4階席を眺めたりと、多くのお客さんが来てくれたことを噛みしめるようにしながらパフォーマンス。《全力で奏でましょう》で客席を指さすなど、ライブをお客さんとともに作り上げる意思が感じられる振付も交え、爽やかに歌い上げました。
続く2曲目はデビュー曲「ブルーバード」。階段を降り、より客席に近い位置でダンサーとともにしなやかかつキレのあるダンスを披露します。
青いライトから一転、赤いライトに包まれて歌うのは「Eclipse」。力強い歌声に鋭い目線など、それまでと雰囲気がガラリと変わり、多彩な表現力を見せつけます。
《切なさのKiss》ではカメラに向かいキスを飛ばすファンサービスも披露。ラスサビ前の力強いシャウトから、ラスサビの転調で美しいハイトーンボイスにつなげ、ラストは圧巻のロングトーンで締めました。
3曲を歌い終え、最初のMCに。「ファイナルにかけてきた全ての想いを伝えられるように」と改めて決意を表明するとともに、ファンとスタッフへ、ツアーを開催できたことへの感謝を、じっくりと言葉をひとつひとつ紡ぎながら伝えます。
MC明けは、「絶世スターゲイト」でスタート。《感じちゃいましょTOKIMEKIを》でハートを描く振付をするなど、爽やかさの中に可愛さを見せ、続く「タッチ ツー テイク トリコ」でそのキュートな部分をさらに爆発させます。
自身もペンライトを持ち、サビでお客さんと一緒に踊って一体感を楽しみつつ、ラスサビ前では階段に座りあざとい表情を見せるなど、終始ポップな空間を作り上げました。
いったん蒼井さんがはけ、ダンスバトル形式のダンサー紹介がスタート。蒼井さんによるプロレスのリングコール風の掛け声とともに、各ダンサーがカッコいいものからバレエを取り入れた優雅なものまで、個性豊かかつハイレベルなパフォーマンスでお客さんを魅了しました。