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アニメ
春アニメ『SPY×FAMILY』アーニャ・フォージャー役:種﨑敦美さんインタビュー|超能力者&娘役を演じる上で大切にする人の心の動きと変化【連載第2回】
その瞬間の気持ちや感情や思いを最大値(MAX)で出す
ーーアーニャを演じる上で心がけているところや注意しているところはどちらですか。
種﨑:技術的なことでいうと、セリフがひらがなということもあって、例えば無声音までスパイ(SUPAI)のSUのUまでちゃんと音にする……とかでしょうか。ただ、ひらがなを表現しようと意識しすぎても違う気がするので、Uが音にならなくても、それはそれでという感じです。それがその時々で違うように、きっとアーニャだってそういう瞬間もあるだろう、というくらいの気持ちでいます。
あとは、その瞬間の気持ちや感情を最大値(MAX)でやるということ。例えば、「嬉しい」、「楽しい」という感情を「MAXで出す」とか、感情ではないですけど、イーデン校の試験を受けるシーンだったら、「試験受けますMAX」とか。言い方が難しいんですけど、「子どもならではのその瞬間の気持ちや感情」を素直にMAXで出すということを大事にしています。
ーー今作で共演する江口拓也さんと早見沙織さんの演技に対する印象をお聞かせください。
種﨑:ロイドさんとヨルさんに関しては、お二人の中でもスタッフの中でも、PVの時から方向性が固まっていたような感じがして、そこから二人ともブレることはないですね。
ロイドさんを演じている江口さんは、わりとその場で人と関わりながら作っていく人なのかなという印象を受けました。収録で人と掛け合いをする時に、江口さんが人のセリフに影響を受けて良い意味でブレる瞬間を何度か見たのですが、それもロイドさんっぽいなと思いました。
早見さんも人のセリフの影響は受けつつも、基本思い描いていた通りの「こういう声が聞きたい。ヨルさんのこんな瞬間が見たい」というものがそのまま聞こえてくる感じで…収録のたびに本当にすごいなと思っています。