レア物の買取にドキドキ? KOS-MOSを探しに行った思い出──「らしんばんラジオ」4月パーソナリティ・笠間淳さんインタビュー
中古アニメグッズの買取や販売で知られるアニメショップ「らしんばん」。現在、月替りのパーソナリティーが店内でのお買い物を彩る「らしんばんラジオ」が全店舗にて放送中です!
ラジオではパーソナリティーの自由なトークに加えて、らしんばんにちなんだバラエティ豊かなコーナーや買い取りについてわかりやすく解説するコーナーをお届け!
2022年4月のパーソナリティーは、『ガンダムビルドダイバーズ』クジョウ・キョウヤ役や『アイドルマスター SideM』葛之葉雨彦役、『あんさんぶるスターズ!』HiMERU役などで知られる笠間淳さんが担当します。
今回、ラジオ収録を終えた笠間さんにインタビューを実施! ラジオ収録を終えた感想やらしんばんの思い出をお話いただきました。
レア物の買取相場にドキドキ?KOS-MOSを探しに行った思い出も
──収録を終えた感想を教えてください。
笠間淳さん(以下、笠間):本編でもお話したんですけど、スタッフさんの中に同年代の方がたくさんいらっしゃったのですごくやりやすく感じました。そもそもらしんばんさんには絶版のフィギュアなどのグッズを探しに行ったりしているので、今回お仕事をさせていただいたことがとても嬉しくて。そういう流れもあり、本当に自然体で録らせていただきました。
──らしんばんを利用されたことがあるんですね。なにか思い出はありますか?
笠間:『ゼノサーガシリーズ』のKOS-MOSというキャラクターが好きなんですけど、そのフィギュアを探しに秋葉原のらしんばんさんに行った思い出があります。
──「はじめてのなっとく買取」では『頭文字D』『新世紀エヴァンゲリオン』『スラムダンク』のグッズの買取価格を調べられていました。
笠間:そうですね。実は今回価格を調べた『頭文字D』の「インテグラ DC2」(フィギュア頭文字D ホンダインテグラDC2 タイプR)と同じシリーズの「FD3S」の高橋啓介仕様と、(岩瀬)恭子ちゃんという啓介のことが好きなFD乗りがいるんですけど、その恭子ちゃん仕様も持っていて。今回らしんばんさんでの買取相場を見させてもらいましたが、内心では「絶対うちのFDのほうが高くあれ」と(笑)。
──(笑)
笠間:でも値段を調べて、『エヴァ』の複製原画(新世紀エヴァンゲリオン 貞本義行 原画 式波・アスカ・ラングレー)はちょっと欲しいと思いました。あのくらいの値段ならまだ手が届くので。『スラムダンク』(テレビアニメスラムダンク 集英社LIMITED スーパーファミコン用ソフト)は手が出ないですけど(笑)。
──ということは『スラムダンク』はプレミア価格だったんですね。
笠間:そうですね。しかも、あのソフトは集英社さんの応募企画のプレゼントで、全部で300本しか出回っていないらしいんです。
──それはレアですね。
笠間:買取価格は結構高かったですね。箱あり、箱なしで結構値段が変わるみたいですが。
──ネットから簡単に買取価格を調べられるシステムになっていたかと思いますが、実際に体験されていかがでしたか?
笠間:査定をするタイミングによって相場が変わることは中古グッズ界隈ではよくあることですけど、「なっとく買取」なら値段を調べて「この価格だったら良い」と思ったらその日の買取価格を保証してもらえて。そこは良いシステムだと思いました。もちろん、ネットで手軽にできる部分も良いですし、自分が持っているグッズが思った以上に高く売れるんだとびっくりしたので、調べるだけでもエンタメとして面白いと思いました。実際に売るかは別として、自分の持っているグッズが高かったら「大事にしよう」と思ったり。コレクションのモチベーションが高まりそうだなと。
──わかります。
笠間:「値上がりしてる〜!」なんて喜びながらも、「絶対売らない!」みたいな(笑)。
──ちょっとだけ優越感みたいなものに浸れますよね。
笠間:そうですね。僕は車が好きなので中古車情報サイトを見ながら「(自分の車が)先月よりちょっと上がってる!」なんて思ったりするんですけど、それと近い感覚かもしれません。
声優にとっての4月はどんな時期?
──今回のラジオは4月放送ということで、「笠間淳の日常!」のコーナーでは「新生活」についてお話されたかと思います。
笠間:新生活というよりも役者をするために東京に出てきた時のことを喋らせてもらいました。その時を思い出すと初心に返ることができますし、その人生の転機に抱いていた思いとかって結構覚えているんですよ。自分の転機を新生活として覚えているのはこれからの人生にも役立つところがあると思っていて。そういったところを含めて、僕自身、東京に出てきた時を改めて思い出せたので、すごく良い時間でした。
──ちなみに、声優さんにとっての4月はどんな時期なんでしょうか?
笠間:新しいクールのアニメの収録が始まる時期でもあります。前の年の12月から2月くらいまでにオーディションがあったりはするんですけど、一般的な社会の流れとそんなに変わらないと思います。今はこんなご時世なので新しい座組のみんなと仲良く飲みに行くことはできませんけど、でも新しい出会いがある時期であったりして。あとは、「来月ゴールデンウィークだからイベントがたくさんあるんだろうな」と思ったり(笑)。そんな時期でもあります。
──それは声優さんならではかもしれませんね(笑)。
笠間:ほかには、僕を含めて声優さんの中にも花粉症が多いので「大変だなこれから」という(笑)。
──一般的な新生活に近いところが多いんですね。お次に、「勝手に新アニメオーディション!」はどんな内容になりましたか?
笠間:あれはもう、今までのみんながよくやってきたなと思います(笑)。
──バックナンバーを聴いて予習をされたのでしょうか?
笠間:聴いたんですけど、みなさん苦戦されているなと(笑)。僕の直前は礒部(花凜)さんでしたけど、彼女ならグダグダになっても大丈夫じゃないですか? でも僕がグダグダするのは……だめだと思うんです(笑)。
──(笑)
笠間:若い声優さんなら「かわいい」「かっこいい」となりますけど、僕だとどうにもならないんじゃない?と思ったので、それはもう気合いを入れました(笑)。
──では結果に期待できそうですね!
笠間:まあまあ……?(笑)
──ちなみに、どんな組み合わせの役柄に挑戦されたのでしょうか?
笠間:最初に引いたのが一番わけがわからない組み合わせでしたね。不良系の作品がテーマで、侍の役どころになりました(笑)。
──そんな作品があったような、なかったような。
笠間:でも、どうしようかなと悩みましたね。現代の人間だけど侍に憧れていて、侍の喋り方をする変な人にするのか、タイムスリップして不良たちの抗争に巻き込まれた侍にするのか。
──それはそれで面白そうです。どこかに原案を持ち込めばアニメ化するかもですね(笑)。
笠間:なろう系的な(笑)。でもこのお題が一番ハードでしたね。