春アニメ『アオアシ』青井葦人役・大鈴功起さん、冨樫慶司役・八代 拓さんインタビュー|Jユースでプロを目指す少年たちの熱い気持ち。アシトと登場人物たちとの間に生まれるドラマやアニメーションならではの息づかいに注目!
2022年4月9日(土)より放送がスタートするTVアニメ『アオアシ』(原作:小林有吾さん、小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載中)。
本作は、サッカーJリーグのユースチームを舞台に、プロを目指し奮闘する高校生たちの青春を描く物語です。
今回、アニメイトタイムズでは、主人公の青井葦人役・大鈴功起さんと冨樫慶司役・八代拓さんにインタビューを実施しました。
大鈴さんと八代さんは同じ事務所の先輩と後輩という関係性。そんな微笑ましいお二人のやり取りに取材陣は癒されました。作品の魅力はもちろん、アニメーションならではの見どころも語っていただきましたので、ぜひ最後までご覧ください。
初レギュラー作品出演の大鈴さんと『アオアシ』大ファンの八代さん
ーー最初に、本作への出演が決まったときのお気持ちをお聞かせください。
青井葦人役・大鈴功起さん(以下、大鈴):オーディションのお話をいただいて作品を読ませていただきましたが、“なんでこんな面白い作品を知らなかったんだろう!?”と思うぐらいハマりました。
熱を入れ込んでしまうと落ちたときのショックが大きくなるので、あまり熱を入れ込まずにオーディションを受けたほうがいいのかなと思っていましたが、オーディション原稿のチェックを忘れるぐらい夢中になってしまって気づいたら10巻、11巻まで読み進めていました(笑)
冨樫慶司役・八代拓さん(以下、八代):オーディションの範囲を超えていたんだね(笑)
大鈴:とっくに超えていました(笑)そのぐらい面白い作品だったので、出演できると聞いたときはとても嬉しかったです。
しかも、レギュラーとして出演するのが初めてで、その中でもアシトというやりがいのある役をやらせていただけるのは嬉しさと同時にすごく気が引き締まります。アフレコまでの間で、できる限りアシトに近づけられるように頑張ろうと思いました。
八代:すごいことだよ、本当に。初めてのレギュラーが『アオアシ』の主人公って、たぶん数年後にじわじわくるよ!
大鈴:実は、テープオーディションを受けたときは、まだ事務所に入ってから1年目でした。逆に、事務所に入るタイミングが遅かったらオーディションを受けられていなかったので、そういう意味ではすごく恵まれていて運が良かったなと思います。
八代:すごい強烈な縁を感じるよね。僕は、『アオアシ』の大ファンでしたので、出演が決まったときは声優をやっていて良かったなとすごく思いました。実は、そういう感覚になったのは初めてだったんです。
もちろん、どの役もすごく嬉しくてありがたいですし全力で演じることは同じですが、一読者であり大ファンである立ち位置から携わらせていただくのは初めてだったので新鮮な気持ちでしたし、飛び跳ねるほどとても嬉しかったです。
僕自身、サッカーというスポーツも大好きなので、この作品がアニメーションになるにあたってもっともっと多くの人に触れていただきたい、そしてその力にちょっとでもなれたら良いなと思いました。
あと、主人公を演じるのが事務所の後輩ということだったので、マネージャーから聞いたときはすごくびっくりしました。早く大鈴くんという人物に会いたい、アシトに会いたいという気持ちになったのも鮮明に覚えています。
ーーその頃はまだ面識はなかったのですね。
大鈴:はい。まだ八代さんとはお会いしていませんでした。他の役の方は誰が演じるのか聞いていませんでしたが、冨樫が八代さんということはマネージャーさんから教えていただいていました。
八代:あはははは(笑)
大鈴:八代さんも出演されると聞いて、すごく嬉しかったです。
ーー実際にお会いしたときは、いかがでしたか?
大鈴:最初にお会いしたときは、本当に一瞬でしたよね?
八代:そうそう。事務所のちょっとした場所で通りすがりに会って。
大鈴:そのとき、八代さんから「あ~!アシト!」と言われました(笑)
一同:(笑)
大鈴:すごく優しそうな方だなと思いましたし、アシトだと知ってくれていたことが嬉しかったです。
八代:何よりも事務所の後輩というのもありますが、大好きな作品の主人公なので、強烈な印象がありました。なので、つい「アシト」と口に出てしまったんでしょうね(笑)