TVアニメ『ちびまる子ちゃん』萩本欽一さんが、5/1の放送1500回1時間スペシャルにゲスト出演決定! アフレコ後のコメントも公開
フジテレビ系列にて毎週日曜18時~放送中のTVアニメ『ちびまる子ちゃん』。1990年1月7日にアニメ第1回が放送され、2022年5月1日で放送1500回を迎えます。
その記念すべき回に萩本欽一さんが本人役でゲスト出演することが決定しました。
『ちびまる子ちゃん』に、萩本欽一さんがゲスト出演決定!
“欽ちゃん”の愛称で親しまれている萩本さんは、これまで『ちびまる子ちゃん』のストーリーには何度も登場していますが、本人役でゲスト出演するのは今回が初めて。
海外アニメ『ウォレスとグルミット』シリーズのアフレコ経験はあるものの、日本アニメ作品に声優として出演するのも初めてです。
放送1500回は、美しい桜の木をめぐる「まる子と山桜」、憧れの欽ちゃんへの思いがつまった「まる子、欽ちゃんに会いたい」の2本のお話を放送します。
萩本欽一役・萩本欽一さんコメント
オファーが来たときの感想は?
萩本:「信じられないよね。アニメーションに欽ちゃんがそのまま出てくると思わなかった。ありがたいことですよ。最初は“欽ちゃんのドーンとやってみよう”の声だけかなと思ったの。映像にあって、そんなにしてくれなくてもいいのにと思ってさ。恐縮しちゃってさ。でも、違う世界の中に実在の欽ちゃんがそのまま出てるって、さくらももこさんに会いたくなっちゃうよね。なんかありがとうございましたってお礼を言いたい気分よ」
アニメの中の欽ちゃんを演じてみていかがでしたか?
萩本:「台本持つと緊張しちゃうの。びっくりしちゃった。よく考えたら別に台本読むようなセリフじゃないんだよね。終わってから気付いたよ。相当緊張してたんでしょうね。間違えないように」
『ちびまる子ちゃん』のことはご存知でしたか?
萩本:「長いことやってるでしょ。ちょうど忙しい時だったからなかなか見ることはできなかったけど、この話が来たとき、何本かみたよ。周りにいろんなキャラクターがいて、そのままステージでやりたいようないい家族でしたね」
好きなキャラクターは?
萩本:「友蔵さん、おじいちゃん。ボクがやったらもうちょっとおかしくできるかも。割と真面目なおじいちゃんだもんね。まぁ、僕がおじいちゃんの役だとあんなに品良くできないけどね(笑)」
まる子は小学校3年生ですが、萩本さんが小3の時はどんな子どもでしたか?
萩本:「すごくいい子。お勉強するし、お母さんの言うこと聞くし、萩本家の御曹司と言われるくらい品のいい子でした。それが東京に越してきてからずんずん柄が悪くなりました。年を取る度にどんどん勉強をしなくなりました。コメディアンになって、初めて分かりました。お勉強しなきゃダメよね。それで70歳で気付いてそれから学校に行ったの。だからもっと早くに気付けばよかったなぁ」
『欽ちゃんのドンとやってみよう!』はみんなが楽しみにしていた人気番組ですが思い出は?
萩本:「『欽ちゃんのドンとやってみよう!』は欽ちゃんの時代を変えてくれた番組。私にとってもありがたい恩人というか、違う世界がそこからずっと開けた。有り難い番組でした。それがアニメとして残る。私の中で大事なものをしまっているんだけど、『ちびまる子ちゃん』もしまっておこうと思います」
放送を楽しみにしている視聴者へメッセージをお願いします。
萩本:「子どもの番組っていうけど、むしろ年を取った私と同世代のじいちゃん、ばあちゃんに。孫の言葉って笑えたり、にこやかにできる。私はどちらかというとみんなみてねというよりは“じいちゃん、ばあちゃん、欽ちゃん出てるからその時代にちょっと戻ってみようよ”といいたいかな。楽しみにしてて!」
『ちびまる子ちゃん』「ありがとう!みんなのおかげで放送1500回1時間スペシャル」情報
放送情報
5月1日(日)18時~19時放送
『まる子と山桜』の巻
【あらすじ】
ある日、まる子とたまちゃんが街はずれを歩いていると、富士山を背景に立つ1本の立派な桜の木を見つける。美しさに見とれた2人は、その桜の木の下でお弁当を食べるのであった。
会話に入ってくるかのような不思議な桜を、同じ“さくら”として友達のように思うまる子。たまちゃんは「まるちゃんの木」と呼び、教室でその桜の木の話をしていると、青葉の頃に、まる子と藤木の合同誕生会を開こうという話になる。
楽しい誕生会の後、まる子は落ちていた桜の木の枝につまづいてケガをしてしまう。樹齢300年以上の山桜。その桜にはある“予定”があるのだという。それを聞いたまる子は…。
『まる子、欽ちゃんに会いたい』の巻
【あらすじ】
面白いもの好きのまる子達は、昨日見たテレビ番組“欽ちゃんのドンとやってみよう!”の話でもちきり。クラスでも「欽ちゃん」は大人気なのである。一度で良いから欽ちゃんに会ってみたいなと話すまる子に、野口さんが観覧希望のハガキを出してみたらどうかと教えてくれる。
当選したら欽ちゃんに会える…! 思わぬチャンスに応募ハガキを書くにも大騒ぎ。ポストに願いを込め、期待を胸に待つまる子は、はたして、欽ちゃんに会いに行くことができるのであろうか?
TVアニメ『ちびまる子ちゃん』作品情報
放送日時
毎週(日)18時~18時30分放送
キャスト
まる子(声:TARAKO)
お父さん(声:屋良有作)
お母さん(声:一龍斎貞友)
おじいちゃん(声:島田 敏)
おばあちゃん(声:佐々木優子)
お姉ちゃん(声:豊嶋真千子)
ナレーター(声:きむらきょうや)
他
スタッフ
原作:さくらももこ
脚本・制作協力:多田弘子(さくらプロダクション)
プロデューサー:髙野 舞(フジテレビ)、田中伸明(日本アニメーション)
監督:高木 淳(日本アニメーション)
制作:フジテレビ、日本アニメーション
『ちびまる子ちゃん』とは
『ちびまる子ちゃん』は、静岡県清水市(現・静岡県静岡市清水区)を舞台に、そこに暮らす一家・さくら家の次女である小学3年生のまる子(さくら ももこ)と、家族や友だちとの日常を、楽しく面白く、時に切なく描いた心温まる作品です。
1986年に『りぼん』(集英社)で連載を開始し、2021年に原作35周年を迎えました。原作コミックスは全17巻が発売中。発行部数は累計3,250万部を突破(デジタル版を含む)、海外版はアジア各国でも出版されました。1990年からはテレビアニメ放送もスタートし、フジテレビ系列で毎週日曜日夕方6時より放送中。中華圏をはじめとする海外でも放送され、世界中の老若男女を魅了し、長きに亘り愛され続けています。