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- omachi
- 東京都在住フリーライター/デザイナー。ADVゲームとニコニコしたゆるキャラが好き。
『ドンブラザーズ』のOP&EDは大人から子供まで、つい皆が口ずさんでしまうほど癖になる楽曲です!なんとオリコンダウンロードランキングでは、ウィークリー1位を獲得したりと話題沸騰。まずはそんな主題歌から『ドンブラザーズ』を知るのもオススメです。
OP主題歌「俺こそオンリーワン」は盛大なお祭りを彷彿させるような、非常に心弾む1曲!特に「ドンドンドン…」と、文字通りどんどんテンションが上がっていくようなリズムは、思わず身体がノッてしまうこと請け合いです。
気分の上がるメロディと前向きな歌詞で、唯一無二を感じさせるこの曲は、まさしくお祭りのような盛り上がりを見せる『ドンブラザーズ』らしいOPテーマと言えるでしょう。
また、ドンブラザーズたちが踊る「ドンブラダンス」もOPの魅力のひとつ。踊り方にもひとりひとりの個性が表れています。公式YouTubeでは、「ドンブラダンス」の踊ってみた動画が公開中!踊りやすいイージーモードも配信されているこのダンス、是非ドンブラザーズたちと一緒に踊ってみてはいかがでしょうか?
ED主題歌「Don't Boo!ドンブラザーズ」は、物語の終わりに「めでたしめでたし」と言わんばかりに流れ出す1曲。OPがオンリーワンだとすれば、EDは千差万別。人と違うことも「自分らしさ」として、全てを楽しんでしまうような心強い歌詞に胸を打たれます。
歌詞の「うっきうき(猿)」「ワンだふる(犬)」「トリッキー(雉)」といった、お供たちをイメージした言葉遊びもユニークで、こちらも『ドンブラザーズ』ならではの楽曲となっています。
みんなで踊ろう!ドンブラダンス!【公式】/OP主題歌
Don't Boo!ドンブラザーズ/ED主題歌
『ドンブラザーズ』の魅力といえば、主人公・桃井タロウ(変身後:ドンモモタロウ/レッド)の存在なくして語ることは難しいと言えるほど。心に残る台詞やあっと驚く行動の数々に、次はどんなタロウが見られるのかと毎週彼の登場が待ち望まれます。
桃井タロウは、配達員の青年(21歳)で、嘘をつけないまっすぐな人柄です。その正直さは、聞かれた質問なら何でも率直に返答したり、お世辞を口にすることができなかったり。時にはジャンケンで次に出す手を聞かれてそのまま答えてしまうほど…。
また、「どんな小さな縁でも、縁は縁」「俺を信じろ。縁にも色々あるが、俺との縁は超良縁だ!」と言うように、桃井タロウはとにかく人との「縁」を大切にしています。ストレートな物言いで、時にはトラブルを引き起こしてしまうこともありますが、いつだって繋いだ縁に対してタロウは真剣です。彼を見てどういった印象を受けるか。是非、その目で確かめて頂きたいです。
そんな桃井タロウですが、ひとたびドンモモタロウに変身すると、破天荒な暴れん坊に変貌してしまいます。天女が舞う中、神輿に担がれての登場シーンはあまりにも派手で衝撃的。豪快な笑い声が響き渡る中での、パワフルな戦闘シーンは一挙一動見逃せません!
普段と変身後の様子の違いなど、まだまだ謎が多い桃井タロウ。しかし、「もっと知りたい」と思わせるような桃井タロウという人物の奥深さに、いつのまにか夢中になってしまう人も多いのではないでしょうか?少しずつですが、彼の過去や人となりも明かされていきます。タロウの「これまで」も「これから」も刮目必至です!
さながら、桃太郎のお供の猿、犬、雉、そして鬼…?のように、桃井タロウの元に集まった4人の戦士たち。無職の俳人、女子高生、指名手配犯、男性会社員といった、見た目も中身もバラバラな個性的なメンバーの掛け合いも必見です。
ドンブラザーズになったその日から、戦いになると毎回少々強引に集められるお供たち。お互いが何者なのかも、目的の根幹も分からないまま5人集まって戦うというのも、「こんな戦隊見たことない!」要素の一つかもしれません。
そして、お互いに正体を知らなかった(知らない)彼らですが、偶然かはたまた運命か、次第に日々の中でも巡り会うようになります。戦士同士だと知らないまま、自分の抱える問題を打ち明けたり、5人で卓を囲んだり。そんなすれ違いドラマも『ドンブラザーズ』のみどころです。
また、桃井タロウとお供ひとりひとりの関係も大きなポイント!タロウのゴーイングマイウェイな部分に振り回される者もいれば、対抗意識が芽生える者、またはタロウのまっすぐさに影響される者も…。タロウとの関わり方は人それぞれです。
お供たちは桃井タロウとどう向き合っていくのか、タロウはお供の存在をどう感じているのか?お供同士の関係がどうなっていくのかも気になります。どんどん変化していくだろう彼らの人間模様は要注目です!
『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』 スピンオフ
『ドンブラザーズ』にはまだ明かされていない真相が盛り沢山。ここからは、そんな数々の謎の中からいくつかピックアップしておさらいします!
※以下は作品のエピソードのネタバレを含みますのでご注意ください。
ある日、突如としてドンブラザーズの一員に選ばれた戦士たち。第6話では猿原真一と鬼頭はるかが、桃井タロウに向かって、「何故自分たちが戦士になったのか?」「これから自分たちはどうなるのか?」など、次々に疑問をぶつけますが、タロウも「やるべきことが分かっている」というだけで、全てを知っているわけではない様子。
かつてタロウを育て、お供をタロウの元へと集めた桃井陣が言うには「桃井タロウに忠誠を誓えば、失ったものを取り戻せる」とのことですが、その真意も未だに掴むことができません。
訳も分からないまま、戦いになると集められ、日常でも不思議な縁が混ざり合うドンブラザーズ。彼らが桃井タロウの元に集う理由、そして全ての「答え」を知る日はやって来るのでしょうか?
現在、指名手配中の逃亡者、犬塚 翼。しかし犬塚は、自分は無実だと主張します。果たして彼はどんな罪に問われているのか?5話で猿原真一が犬塚に尋ねたところ、返ってきたのは「約束だから言えない」という答え。その約束は、「秘密を守り1年間逃げ通せば、犬塚が愛した女性「夏美」を返してもらえる」というもの。
無実だというのに、濡れ衣を着せられ、逃げ回りながら真犯人を探している犬塚。秘密にしなくてはならない罪の内容とは?そして一体、誰がこの罪に関わっているのか?謎は深まるばかりです。
犬塚 翼の愛した女性「夏美」と、現在、雉野つよしが一緒に暮らす妻の「みほ」はまさかの同じ顔の女性…!?と視聴者の間で波紋を呼んだ第5話。
8話では犬塚と雉野が、お互いの大切な女性について語り合いますが、明るくて優しい人柄やお互いに出会った町が同じであるなど、ついつい2人が意気投合してしまうほど、「夏美」と「みほ」はよく似ています。彼女が何者なのか明かされたその時、2人の関係はどうなってしまうのか。今から手に汗握る謎の一つです。
そして8話で、愛する妻を守るために…とはいえ、相手が誰でも、なにをしてでもと敵を見放した雉野つよし。彼はこれからどのように「ヒーロー」として過ごしてゆくのか、こちらも目が離せません。
お供たち自身も知らなかったドンブラザーズのポイント制度の存在が、第6話で明らかになりました。しかしまだ、このポイントが何をしたら貯まるのか、どうやって利用するのか、詳しい使用方法までは判明していません。6話で雉野つよしはポイントを利用したようですが…?
分かっていることは「ポイントを貯めればどんな願い事も叶う(ドンブラザーズを脱退することもできる)」「ただし、ポイントを下手に使えば不幸が訪れる可能性がある」ということ。このポイントの実態は「管理人」が知っていると言いますが、それもどこの誰なのか…。お供たちの疑問は山積みです。
ところが、鬼頭はるかのアルバイト先の喫茶店「どんぶら」のマスター・五色田介人は、雉野にポイントの利用を促したりと、どうやらポイントについて何か知っている素振りを見せました。
マスターの使うパソコンには、「KIBI-POINT」の文字とポイントが表示されていると思われる画面が。ミステリアスなマスターの今後の動向にも注目です。
毎週、一体どういうことなんだ…と放送が終わっても考え込んでしまうほど謎多き『ドンブラザーズ』。気づいた時には「早く続きが見たい!」と、見応え満載のストーリーに思わずのめり込んでしまっているはず!?
彼らの物語には、どんな衝撃的な事実が潜んでいるのか?全てが明かされる日まで、何度も観返してその時を待ち受けるのもいいかもしれません。
怒涛の展開に毎週驚かされますが、『ドンブラザーズ』はまだ始まったばかり!1年間を共にできるスーパー戦隊シリーズ、今こそ『ドンブラザーズ』イヤーに追いつける最高のタイミングかもしれません。この超良縁を是非お見逃しなく!
また、2022年7月22日には『劇場版 仮面ライダーリバイス/暴太郎戦隊ドンブラザーズ THE MOVIE』の公開が決定しています。GWに『ドンブラザーズ』を観たならば、きっと夏の楽しみも増えることでしょう。映画での『ドンブラザーズ』の活躍も要チェックです!
[文/omachi]
東京都在住フリーライター/デザイナー。ADVゲームとニコニコしたゆるキャラが好き。好きな作品は『遊戯王』、『カードファイト!! ヴァンガードG』、『from ARGONAVIS』、『仮面ライダー龍騎』、『アイドルマスター シャイニーカラーズ』、『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』、『すみっコぐらし』。